2026.06.23
築36年。
キッチンやお風呂、外壁などを少しずつリノベーションしながら、大切に住み継いでこられたM様。
2人のお子様も独立され、今は時々帰ってくるお孫さんを何よりの楽しみにされています。
一方で、親御さんの介護も少しずつ大変になり、暮らし方にも変化が出てきたそうです。
そんな中、60歳という節目を迎え、納戸になっていた子ども部屋を、
ご自身の趣味やお仕事のお部屋へ、
そしてご主人とは別々の寝室へと思い切ってリノベーションされました。
「部屋に風が通るようになり、身も心も風通しが良くなりました。」
そんな素敵なお言葉をいただきました。
「寒いから仕方ない」
「住みにくいのは当たり前」
と、長年諦めていたことを相談してみて本当に良かった、ともお話しくださいました。
M様はとても素敵な感性をお持ちで、やり過ぎず、飾り過ぎず、自然体で暮らしを楽しまれています。
住まいも同じで、必要なところを丁寧に整えながら、ご自身らしく暮らしていらっしゃる姿は、まさに私たちのお手本です。
私自身、いつもたくさんのことを学ばせていただきますし、お伺いしてお話しする時間がとても楽しみなお客様のお一人です。
住まいは、子育てのためだけでも、老後のためだけでもありません。
その時々の暮らしに合わせて少しずつ整えながら、人生をより豊かにしてくれるものなのだと、改めて感じさせていただきました。
2026.06.19
経営者のお仲間とご一緒に、愛媛県松山市へ研修視察に行ってまいりました。
せっかくの機会ですので、少しだけ観光も楽しませていただきました。
日本最古の温泉として知られる道後温泉。
松山の街並みを一望できる松山城。
そして名物の鯛めしやみかん。
どれも松山らしさにあふれ、とても魅力的でした。
特に印象的だったのは、街全体に漂う落ち着いた雰囲気です。
歴史や文化を大切にしながら、日々の暮らしを豊かに楽しむ。
そんな空気が街の至るところに息づいているようでした。
私が大好きな司馬遼太郎の『坂の上の雲』の舞台でもある松山。
秋山兄弟や正岡子規を育んだこの土地には、今もなお向上心や品格、文化を大切にする精神が残っているように感じます。
住まいづくりも同じですが、建物だけではなく、その地域が育んできた文化や風土、人々の暮らし方がとても大切です。
今回の研修では、大切な仲間と多くの学びをいただきましたが、それと同じくらい、松山という街の魅力に触れることができた素晴らしい時間となりました。
またゆっくり訪れてみたいと思います。
2026.06.11
梅雨入りの時期で天候が心配されましたが、お客様のお人柄を表すような爽やかな晴天に恵まれ、無事に上棟の日を迎えることができました。
早朝からお施主様ご家族にお越しいただき、生まれたばかりの赤ちゃんも一緒にご参加くださいました。
朝一番の朝礼では、お施主様から温かいご挨拶をいただき、職人一同、改めて住まいづくりへの責任と想いを胸に刻む貴重な時間となりました。
上棟は、これまで図面の中で描いてきた住まいが、実際に形となって立ち上がる特別な日です。お客様の笑顔を拝見しながら、私たちも大きな喜びを感じました。
その後はカーテンのお打ち合わせも行いました。
住まいの雰囲気にぴったりの素敵なコーディネートをお選びいただきました。
完成に向けて、ひとつひとつ楽しみが増えていきますね。
これからも職人・スタッフ一同、安全第一で心を込めて工事を進めてまいります。
完成の日まで、どうぞよろしくお願いいたします。
2026.06.05
新築から18年が経ち、外壁を中心としたメンテナンス工事をさせていただきました。
正面をジョリパット仕上げ、
両側面をガルバリウム鋼板、
ご両親がお住まいの二世帯部分は窯業系サイディングという構成でした。
今回、ジョリパットと窯業系サイディングは塗り替えを行い、美しさと耐久性を回復しました。
ガルバリウム鋼板は外部に面した部分はほとんど傷みがなく、その耐久性の高さを改めて実感しました。
一方で、雨の当たりにくい車庫内部ではわずかに錆が見られたため、塗装による保護を行いました。
また、2階テラスの防水工事も実施し、これで外部については今後20年以上安心してお住まいいただける状態になりました。
住まいは建てて終わりではありません。
適切な時期に必要なメンテナンスを行うことで、住まいの寿命は大きく伸びます。
18年経った今もご家族をしっかり守り続けている住まいを見ながら、改めて耐久性とメンテナンス計画の大切さを感じた一日でした。
2026.05.26
3年定期検査にお伺いしました。
久しぶりにご家族皆さまお揃いでお会いでき、
お子様たちの成長にも、とても嬉しくなりました。
やはり、桧の無垢フローリングの経年変化は素晴らしいですね。
新築当初の美しさとはまた違い、
3年という時間の中で、柔らかな艶と深みのある色合いが生まれ、
住まいそのものに風格が出てきたように感じました。
人も住まいも、
丁寧に時を重ねることで、本当の美しさが育っていくのだと思います。
ドイツ漆喰の壁もとても良い表情になっており、
自然素材ならではの心地よい空気感に包まれていました。
今回の点検では、
・ダイニング照明の高さ調整
・お隣の大きな木の落ち葉による玄関上の樋の詰まり
・リビングのトリプルサッシの調整
・庭木のメンテナンスのご相談
・壁に絵や時計を飾る際の方法
などを中心に確認させていただきました。
また、暮らしてみてのお話もたくさんお聞かせいただきました。
「トイレの手洗いは、すぐ出たところに洗面があるので必要なかったかも」
そんなリアルなお声も、
これからの住まいづくりにとても大切な学びになります。
そして何より印象的だったのが、
リビングの桧の無垢フローリングについてのお話でした。
夏はさらっと素足が気持ちよく、
冬はほんのりと温かい。
「やっぱり無垢の床は最高ですね」
そう言っていただけたことが、とても嬉しかったです。
観田創建では、
完成した瞬間だけではなく、
10年後、20年後に
「建てて良かった」と感じていただける住まいを目指しています。
メンテナンスをしながら、
ご家族と共に住まいも育っていく。
そんな時間をご一緒できることに、感謝の気持ちでいっぱいです。