2026.08.19

築29年の住まいから見える、変わらないものと進化したもの|石川県金沢市注文住宅

観田創建の創立当初、29年前に新築させていただいた金沢市の住まいへお伺いしました。

当時、3人の娘さんを育てるご家族5人のためにつくらせていただいた住まい。

その娘さんたちも成長されました。

29年という時間を経た住まいを拝見して、あらためて感じたことがあります。

それは、観田創建の家づくりには「変わらないもの」と「大きく進化したもの」があるということです。

29年前から変わらない、自然素材への想い

リビング・ダイニングには、無垢のナラフローリングと日本漆喰。

29年前から私たちは、できるだけ自然素材を使い、長く使えて、年月とともに美しくなっていく住まいを目指していました。

現在は日本漆喰からドイツ漆喰へ、無垢床の仕上げも蜜蝋ワックスからオスモカラーへ。

より耐久性やメンテナンス性の高いものを求めて少しずつ変化していますが、「本物の素材を使い、永く大切に暮らしていただきたい」という根本の考え方は、29年前から変わっていません。

実際、29年間使われてきたナラの無垢床や漆喰壁には、新品にはない深い味わいがあります。

古くなるのではなく、美しく歳を重ねていく。

これが私たちの考える「経年美」です。

そして、大きく進化した断熱と構造

一方、この30年で大きく変わったのが、住まいの断熱性能と耐震性能です。

29年前にも、その時代にできることを考えて設計していましたが、現在では断熱等級6やHEAT20 G2レベルの住まい、トリプルガラス、高性能な断熱材など、住環境の性能は大きく進化しました。

構造についても、耐震性能をより明確に数値で確認しながら、安全性を高める設計へと進化しています。

自然素材の心地よさに、科学的な性能を組み合わせる。

「感性と科学」の両方から、ご家族の健康と幸せを考える住まいづくりへ。

29年前の住まいを拝見すると、観田創建が大切にしてきたものと、これからさらに磨かなければならないものが、とてもよく見えてきます。

良いものは変えない。

そして、より良くできるものは進化させ続ける。

これから30年、さらにその先も、ご家族とともに美しく歳を重ね、次の世代へ受け継いでいただける住まいをつくり続けたいと思います。

それが、観田創建の「経年美修」という住まいづくりです。

2026.07.30

現場打合せ|住まいと赤ちゃんが一緒に育っていく家

お客様と現場にてお打ち合わせをさせていただきました。

図面だけでは分かりにくい部分も、実際の空間を歩きながら一つひとつ確認することで、より安心して完成の日を迎えていただけます。

暑い中でしたが、先日お生まれになったばかりの赤ちゃんも、ご家族と一緒に初めて新しい住まいへ。

もちろん、今はまだ記憶には残らないと思います。

それでも、これからこの家とともに成長し、たくさんの思い出を積み重ねていかれることを祈っております。

現場も羊毛断熱材が出来てきました

羊毛は暖かさを保つだけでなく、湿度が高いときには湿気を吸収し、乾燥すると放出する優れた調湿性能を備えています。

また、羊毛に含まれる成分には生活臭などを吸着する働きがあり、消臭効果も期待できます。

さらに、羊毛断熱材は長期間にわたり性能劣化が少ない天然の断熱材です。

住み始めた時だけでなく、何十年先も暖かさと涼しさを保ち、ご家族の健康で快適な暮らしを支え続けてくれます。

床には、さくらの無垢フローリングを、大工さんが一枚一枚丁寧に張り進めています。

天然木ならではのやさしい肌触りと温もりは、ご家族の暮らしとともに味わいを深め、年月を重ねるほどに美しく育っていきます。

2026.07.25

土地選びから始まる、子育ての住まい|石川県津幡町 新築注文住宅

住まいづくりは、建物ではなく土地選びから始まります。

今回のお客様も、津幡町で土地探しのご相談からスタートしました。

土地は一度購入すると簡単には変えられません。

そのため私たちは、建築基準法などの法規はもちろん、洪水や土砂災害などの自然災害のリスク、日当たりや風通し、周辺環境、将来の暮らしやすさまで、設計士の視点から一つひとつ確認しながらアドバイスさせていただきました。

これは、不動産会社とは少し違う、**「その土地でどんな暮らしが実現できるか」**という視点でのご提案です。

土地が決まった後は、じっくりとヒアリングを重ねました。

今のお住まいで感じている不便さ、ご家族が大切にしたい時間、そして「これからどんな暮らしをしたいのか」。

その想いを少しずつ形にしながら、今回の住まいが完成しました。

玄関から家族玄関へ。

そしてキッチンからパントリー、サンルーム、脱衣室へとつながる回遊動線。

家族みんなが自然と家事に参加できるよう計画し、毎日の負担を減らしながら、家族との時間を増やせる住まいになっています。

子育ては毎日が慌ただしく過ぎていきます。

だからこそ、住まいは家事を楽にするだけでなく、家族が自然と集まり、お子様がのびのびと成長し、ご夫婦の夢も少しずつ叶えていける場所であってほしいと私たちは考えています。

私たちは家を建てることが目的ではありません。

土地選びから始まり、ご家族が何十年先も「この家にしてよかった」と思える暮らしを、一緒につくっていくこと。

それが、観田創建の家づくりです。

2026.07.21

パーゴラがつくる、夏を心地よく暮らす寝室|石川県金沢市注文住宅

寝室の暑さ対策としてパーゴラを設置しました。

夏を快適に過ごすために大切なのは、室内を冷やすことだけではなく、強い日差しを窓の外で遮ることです。

パーゴラが直射日光をやわらげ、さらに植物の葉から水分が蒸発する気化熱によって、周囲の温度を2℃以上下げる効果も期待できます。

もちろん、植物ですから剪定など、お手入れは欠かせません。

それでも、木漏れ日が差し込む心地よい日陰や、葉の間を通り抜ける涼しい風は、エアコンや扇風機では味わえない、自然ならではの上質な心地よさがあります。

左側には、パーゴラの代表的な植物でもある、右側にはアケビです。

まだ、全体を覆いきっていませんが、アケビは季節になると実もなり、四季の移ろいを楽しませてくれます

観田創建では、機械の性能だけに頼るのではなく、軒や植栽、風や光など、自然の力を上手に取り入れる住まいを大切にしています。

夏の暑ささえも、少し楽しみに変えてくれる。

そんな暮らしも素敵ですよ

2026.07.14

受け継いだ住まいで、新しい暮らしが始まりました|かほく市リノベーション事例

先日ご紹介した、築40年のご両親から受け継がれた住まい。

リノベーションが完成し、ご相談いただいていたソファやベッドも納まり、いよいよ新しい暮らしが始まりました。先日お伺いすると、

「とても便利で涼しくて快適で、大型犬のけもの臭さがドイツ漆喰でなくなりました

という、とてもうれしいお言葉をいただくことができました。

寝室には、ご夫婦のベッドだけでなく、大切な大型犬の寝床やソファも置かれ、ご家族みんなが思い思いにくつろげる素敵な空間になっていました。

設計中に何度もお話ししていた、
「わんちゃんと一緒に、暖かく快適に暮らしたい。」

という夢が、形になったことを私たちもとてもうれしく感じています。

収納は適材適所に配置され、洗濯から収納までの動線もスムーズに。

床暖房や断熱改修、二重サッシによって、暑い夏も涼しく、冬はもちろん暖かく、一年を通して快適に過ごせる住まいになりました。

住まいは完成した瞬間ではなく、暮らし始めてから本当の価値が生まれます。

これからも、この住まいがご家族とわんちゃんにとって、笑顔あふれる場所となり、末永く愛される住まいであり続けることを願っています。