2026.08.28

豪雨災害|石川県注文住宅新築

今回の豪雨災害で、4年前に新築させていただいたお住まいが床下浸水の被害に遭われました。

基礎の換気部分から水が入り、床下は一時水浸しとなり、土台も約3cmほど水に浸かった状態だったとのことです。

翌日、私たちがお伺いした際には幸い水は引いていましたが、床下には泥が残り、防湿シートの上にはまだ多くの湿気が残っていました。

計測すると、
床下温度24℃、湿度89%。
床下の湿気をとらねばなりません

まずは床下の温湿度を確認し、大型除湿機とサーキュレーターを4台搬入。

まずは現場スタッフ5名で床下に入り、表面に残った泥を砂利とともに床下一面すべて撤去させていただきました。

これから除湿機と送風機を使い、しっかりと床下を乾燥させていきます。

来週には再度、
床下の温度・湿度、
そして土台など木材の含水率を計測し、乾燥状態を確認する予定です。

今回、床上まで浸水しなかったこと、そして下水などによる汚染の影響が比較的少なかったことは、本当に幸いでした。

家は、完成してお引き渡ししたら終わりではありません。

災害や予期せぬ出来事が起こった時にこそ、
「建てさせていただいた住まいを、これからも守っていく」
という私たちの役割があると思っています。

一日も早く安心して普段の暮らしに戻っていただけるよう、最後までしっかり確認してまいります。

2026.08.19

築29年の住まいから見える、変わらないものと進化したもの|石川県金沢市注文住宅

観田創建の創立当初、29年前に新築させていただいた金沢市の住まいへお伺いしました。

当時、3人の娘さんを育てるご家族5人のためにつくらせていただいた住まい。
その娘さんたちも成長されました。

29年という時間を経た住まいを拝見して、あらためて感じたことがあります。

それは、観田創建の家づくりには「変わらないもの」と「大きく進化したもの」があるということです。

29年前から変わらない、自然素材への想い

リビング・ダイニングには、無垢のナラフローリングと日本漆喰。

29年前から私たちは、できるだけ自然素材を使い、長く使えて、年月とともに美しくなっていく住まいを目指していました。

現在は日本漆喰からドイツ漆喰へ、無垢床の仕上げも蜜蝋ワックスからオスモカラーへ。

より耐久性やメンテナンス性の高いものを求めて少しずつ変化していますが、「本物の素材を使い、永く大切に暮らしていただきたい」という根本の考え方は、29年前から変わっていません。

実際、29年間使われてきたナラの無垢床や漆喰壁には、新品にはない深い味わいがあります。

古くなるのではなく、美しく歳を重ねていく。

これが私たちの考える「経年美」です。

そして、大きく進化した断熱と構造

一方、この30年で大きく変わったのが、住まいの断熱性能と耐震性能です。

現在では断熱等級6やHEAT20 G2レベルの住まい、トリプルガラス、高性能な断熱材など、住環境の性能は大きく進化しました。

構造についても、耐震性能をより明確に数値で確認しながら、安全性を高める設計へと進化しています。

自然素材の心地よさに、科学的な性能を組み合わせる。
「感性と科学」の両方から、ご家族の健康と幸せを考える住まいづくりへ。

29年前の住まいを拝見すると、観田創建が大切にしてきたものと、これからさらに磨かなければならないものが、とてもよく見えてきます。

良いものは変えない。

そして、より良くできるものは進化させ続ける。

これから30年、さらにその先も、ご家族とともに美しく歳を重ね、次の世代へ受け継いでいただける住まいをつくり続けたいと思います。

それが、観田創建の「経年美修」という住まいづくりです。

2026.08.10

おかげさまで創業30周年|感謝を胸に、次の30年へ

おかげさまで創業30周年を迎えることができました

平成8年8月8日に創業した観田創建は、令和8年8月8日をもちまして、創業30周年を迎えることができました。

振り返れば、本当にあっという間の30年でした。

今日まで歩んでくることができたのは、私たちを信頼し、大切な住まいづくりをご依頼くださったお客様、いつも現場を支えてくださる職人さんや協力業者の皆様、金融機関をはじめ多くの関係者の皆様、そして共に歩んできてくれたスタッフのおかげです。

あらためて、心より感謝申し上げます。

30年間、私たちがひたすら考え続けてきたのは、

「どうすれば、お客様とご家族に末永く幸せに暮らしていただけるのか」

ということでした。

「この家を建ててよかった」

「毎日、快適に暮らしています」

「子どもたちとの楽しい思い出が、この家にたくさん残っています」

そんなお言葉をいただくたびに、私たちがつくっているのは建物だけではなく、その先にあるご家族の暮らしや幸せなのだと教えていただいてきた30年でもありました。

そして、住まいは30年で終わるものではありません。

お子様が成長し、やがて次の世代へ。

50年、60年、その先まで大切に受け継いでいただける住まいをつくることが、これからますます大切になってくると感じています。

自然素材、環境工学、耐震・断熱性能、そして金沢の文化や美しい暮らし。

これまで積み重ねてきたものを大切にしながら、私たち自身も進化を続け、次の30年の観田創建をつくってまいります。

30年間、本当にありがとうございました。

そして、これからも末永くお付き合いいただけますよう、何卒よろしくお願い申し上げます。

自然と人が共に輝く暮らしを、次世代へ。

株式会社 観田創建
代表取締役 観田 康宏

2026.07.21

パーゴラがつくる、夏を心地よく暮らす寝室|石川県金沢市注文住宅

寝室の暑さ対策としてパーゴラを設置しました。

夏を快適に過ごすために大切なのは、室内を冷やすことだけではなく、強い日差しを窓の外で遮ることです。

パーゴラが直射日光をやわらげ、さらに植物の葉から水分が蒸発する気化熱によって、周囲の温度を2℃以上下げる効果も期待できます。

もちろん、植物ですから剪定など、お手入れは欠かせません。

それでも、木漏れ日が差し込む心地よい日陰や、葉の間を通り抜ける涼しい風は、エアコンや扇風機では味わえない、自然ならではの上質な心地よさがあります。

左側には、パーゴラの代表的な植物でもある藤、右側にはアケビです。

まだ、全体を覆いきっていませんが、アケビは季節になると実もなり、四季の移ろいを楽しませてくれます。

観田創建では、機械の性能だけに頼るのではなく、軒や植栽、風や光など、自然の力を上手に取り入れる住まいを大切にしています。

夏の暑ささえも、少し楽しみに変えてくれる。

そんな暮らしも素敵ですよ

2026.07.14

受け継いだ住まいで、新しい暮らしが始まりました|かほく市リノベーション事例

先日ご紹介した、築40年のご両親から受け継がれた住まい。

リノベーションが完成し、ご相談いただいていたソファやベッドも納まり、いよいよ新しい暮らしが始まりました。先日お伺いすると、

「とても便利で涼しくて快適で、大型犬のけもの臭さがドイツ漆喰でなくなりました」

という、とてもうれしいお言葉をいただくことができました。

寝室には、ご夫婦のベッドだけでなく、大切な大型犬の寝床やソファも置かれ、ご家族みんなが思い思いにくつろげる素敵な空間になっていました。

設計中に何度もお話ししていた、
「わんちゃんと一緒に、暖かく快適に暮らしたい。」

という夢が、形になったことを私たちもとてもうれしく感じています。

収納は適材適所に配置され、洗濯から収納までの動線もスムーズに。

床暖房や断熱改修、二重サッシによって、暑い夏も涼しく、冬はもちろん暖かく、一年を通して快適に過ごせる住まいになりました。

住まいは完成した瞬間ではなく、暮らし始めてから本当の価値が生まれます。

これからも、この住まいがご家族とわんちゃんにとって、笑顔あふれる場所となり、末永く愛される住まいであり続けることを願っています。