2026.05.16
旦那様が幼少期を過ごされたのは、観田創建で建てさせていただいたご実家。
その住まいで成長され、
今度は素敵な奥様と可愛いお子様との新しい暮らしを、再び観田創建にお任せいただきました。
設計者として、本当に嬉しく、ありがたいご縁です。
今回は、その新しい住まいの1年定期点検でお伺いしました。
クロスの切れや建具の調整、タイル目地の細かなひびなど、
数か所の手直しをさせていただきました。
住まいは、完成してから最初の1年が最も大きく動きます。
木材の乾燥や季節による伸縮などで、どうしても多少の変化が起こります。
ただ、多くの場合は1年を過ぎると落ち着いてきますので、
このタイミングでしっかり調整しておくことで、長く安心して暮らしていただけます。
点検とあわせて、実際に住まわれてからのアンケートもお伺いしました。
住み心地や光熱費、気になる不具合がないか。
収納の使いやすさや家事動線、漆喰壁の快適性など、
できる限り細かくお話をお聞きしています。
「家に帰るとホッとします」
「光熱費も思った以上に安くて助かっています」
そんなお言葉をいただき、
住まいがご家族の暮らしをしっかり支えていることを感じ、とても嬉しくなりました。
そして最後に、
「観田創建で建てて、本当に良かったと思っています」
というお言葉までいただき、
設計者として何よりありがたく、励みになる時間となりました。
住まいは完成がゴールではなく、
ご家族とともに時間を重ねていくもの。
これからも末永く、暮らしを見守っていきたいと思います。
2026.05.08
会社のご近所さんから、ハクチョウゲのお花をいただきました。
家の周りが素敵なお花で囲まれている方で、
どんどんと拡がってきたので、
おすそ分けしていただきました。
事務所の玄関にもぴったりで、
ご来社いただくお客様を、
やさしく迎えてくれています。
立夏を迎え、ガーデニングが楽しい季節になってきましたね。
前の花壇も少しずつ華やかになり、
植物たちの変化を見るのが楽しみな毎日です。
ただ、写真で見ると
ローズマリーの繁殖力はすごいですね
よく剪定しますが、それでもすぐにふさふさです(^_^;)
そして、以前からずっと悩んでいた
トイレ手洗い前のソヨゴの足元には、
「やまアジサイ」を植えることにしました。
派手すぎず、自然な美しさがあり、
ソヨゴとの相性もとても良い感じです。
これから花が咲き始める季節。
どんな表情を見せてくれるのか、
今から楽しみです。
住まいづくりも同じですが、
庭や植物は、
完成した瞬間ではなく、
季節とともに少しずつ育っていくところに
魅力があります。
毎年、咲き続けるお花
日当たりや風通しや水のあんばい
こうした日々の小さな変化を大切にしながら、
お客様にも
心地よい時間を感じていただける空間
をつくっていきたいと思います。
2026.05.01
20年前に新築していただいたお客様から、
「樋から水がぽたぽた落ちてくるのと、
シロアリが心配なので一度見てほしい」
とご連絡をいただき、お伺いしました。
床下を一通り点検させていただきましたが、
さすが樹齢300年以上の米ヒバ。
構造材は新築当初とほとんど変わらず、しっかりと住まいを支えていました。
しろありも蟻道も全く見られませんです。
樋については、今年の雪が凍結した影響で、
例年になく傷みや勾配のずれが見られるケースが多く、
今回もその影響で少し勾配が下がってしまったようでした。
点検をしながら、
以前は独身だった娘さんのことを心配されていたお話を思い出しましたが、
今ではお孫さんが2人とも小学生になられたとのこと。
時の流れの早さを感じるとともに、
ご家族がこうして穏やかに暮らされていることが、何より嬉しく感じられました。
私たちも年齢を重ねましたが、
お客様ご夫婦もお元気そうで、
こうして長くお付き合いさせていただけることに感謝の気持ちでいっぱいです。
メンテナンスファースト。
住まいは建てて終わりではなく、
ご家族の人生とともに歩み続けるもの。
これからも、こうした時間を大切にしながら、
住まいを見守っていきたいと思います。
2026.04.25
リビングとお庭をつなぐ、大きな開口と深い軒。
この空間には、光を整えるための工夫を込めています。
夏の強い日差しは、軒でしっかりと遮り、
春や秋のやわらかな光だけを室内に取り込む。
自然のリズムに合わせた設計です。
さらに、障子の和紙を通すことで、
光は一層やさしくなり、空間全体に穏やかに広がります。
光は強すぎず、弱すぎず、
その場の空気や人の心に寄り添う光。
家族が集まるときは、開放的に。
光と空間を大きく開き、にぎやかな時間を包み込む。
一人で読書をするときや、
少し静かに過ごしたいときには、障子を閉める。
光をやわらげ、心を落ち着かせる空間へ。
光は、ただ明るさをつくるものではなく、
人の気持ちを整えるものでもあります。
更にドイツ漆喰で光を柔らかく吸収して奥行を広げています。
四季に合わせて、
そして、その時々の心の状態に合わせて、
光をコントロールできる住まい。
そんな空間があれば、
暮らしはもっと豊かになるのではないでしょうか。
2026.04.20
春も深まり、遠州流のお茶のお稽古に参加してまいりました。
金沢真甫会という、遠州流お家元 小堀宗実 直門の会にて、
5月24日に開催される皐月茶会に向けたお稽古です。
なかなか参加できていない中でも、
温かく迎えていただき、心より感謝しております。
当日は、石川県知事 山野之義 氏もお越しくださり、お家元との対談を拝聴する貴重な機会にも恵まれました。
茶道の枠を超え、文化やこの地域の未来について考える、とても豊かな時間となりました。
金沢というまちが持つ文化の奥深さと、
これからの可能性に、
あらためて心が動かされました。
日々の住まいづくりにおいても、
こうした美意識や精神性を大切にしながら、
これからも丁寧に向き合ってまいります。
文化の中にある静かな美しさを、住まいの中にも。