2026.04.08
共働きで、小さなお子様が2人いらっしゃるご家族。
毎日の家事を少しでも楽に、そしてスムーズに行えるように、
水廻りの動線と収納を丁寧に計画しました。
脱衣室と洗濯室の間には、洗面室へとつながる開口を設け、
行き止まりのない回遊性のある動線に。
移動のストレスを減らし、家事の流れが自然につながるよう工夫しています。
また、洗濯室で乾燥したタオルを上部に置くと、
そのまま脱衣室側から引き出して使える収納を設けました。
日々の動作を一つでも減らすことで、
忙しい毎日の中でもゆとりが生まれるように考えています。
周囲には水廻りの収納をしっかりと確保し、
必要なものがすぐ手に取れる環境に整えました。
実はこの造作家具、
何度も試行錯誤を重ねてようやく完成したものです。
「すっごく便利です。大正解でした」
とお客様に言っていただけることが、
設計者として何より嬉しく、励みになります。
住まいづくりは、一つひとつの工夫の積み重ね。
日々の暮らしを支える小さなアイデアが、
大きな快適さにつながっていくのだと感じています。
住まいは完成がゴールではありません。
小さな便利が
やがて楽しい時間が積み重なり、
大きな幸せにつながっていく
と信じてこつこつです。
快適に暮して始めてよかったと言えるような住まいを提供したいですね。
2026.04.06
曇り空のやわらかな光。
影のある空間。
手仕事の質感。
経年とともに美しくなる素材。
金沢が育んできた住まいには、
こうした静かな美しさがあります。
築100年を超える町家には、
ただ古いだけではない、
暮らしの中で磨かれてきた美学が息づいています。
その価値を、これからの若い世代や子どもたちに
実際に暮らしながら受け継いでいくこと。
それがとても大切なことだと感じています。
しかし、ただ受け継ぐだけではいけません。
寒さを我慢する暮らしではなく、
エアコン一台で家全体が暖かく、涼しく。
そして、構造耐力、災害に強い。
家事がしやすい動線や、しっかりとした収納計画。
現代の暮らしに必要な快適性も、同時に実現することが求められます。
伝統と快適性。
美しさと機能性。
その両立は簡単ではありませんが、
だからこそ設計の意味があるのだと思います。
金沢の文化が持つ美しさを大切にしながら、
現代の暮らしに寄り添う住まいへ。
これからも、そのバランスを追求していきたいと思います。
2026.04.04
ご実家の隣にある限られた土地の中で、
自然光の加減を繊細に取り入れた住まいです。
南側には深い軒を設け、
朝のやわらかな光を
家の奥まで届けながら、
夏の強い日差しは
しっかりと遮る設計としました。
明るすぎず、暗すぎず。
ほどよい陰影のある空間は、
自然に逆らうのではなく、
金沢の気候や土地の
リズムに寄り添って生まれたものです。
曇り空さえ美しく感じられる、
やさしい光に包まれた暮らし。
それは、金沢らしい美しさを
住まいの中に丁寧に映した
「金沢スタイル」の住まいです。
石川県金沢市に建つ注文住宅です。
2026.03.26
金沢市の中心市街地に建つ、築14年の注文住宅。
その住まいをリノベーションさせていただきました。
今回のお施主様は、プロのコーディネーターでいらっしゃる奥様。
最初のご縁は、グラフテクトのキッチンとボッシュの食洗機をご検討され、
弊社のキッチンスタジオへお越しいただいたことでした。
お話を重ねる中で、とてもフィーリングが合い(私だけかもしれませんが)、
ぜひご一緒に「自分らしい住まい」を形にしたいと感じました。
日々のお仕事と子育てに向き合う中で、
「気分が上がる空間にしたい」という想いが伝わってきて、何とかお力になれればとのおもいです。
キッチン:グラフテクト+キッチンハウス
食洗器 :ボッシュ
キッチンパネル:アイカセラール
もともとは、ご両親との二世帯住宅として建てられた住まい。
今回、世代交代のタイミングでお引越しされることとなり、
既存の構造には手を加えず、限られた条件の中でのプランニングとゾーニングが求められました。
また、断熱性能を高めるために助成金を活用し、
二重サッシを採用するなど、住環境の質も大きく向上させています。
制約がある中でこそ生まれる工夫と、
プロの感性が重なり合うことで、
住まいはより豊かなものになると感じました。
金沢のまちなかに、またひとつ、
静かで心地よい空間が生まれました。
詳細は施工事例にて
https://k-souken.jp/results_cat/r-custum/