2026.03.04

断熱等級6 HEART20 G2の住まい

観田創建では、これまで断熱等級5、HEAT20 G1性能、ZEH基準の住まいを中心にご提案してきましたが、昨年からさらに上の HEAT20 G2基準の住まいを本格的にスタートしました。

おかげさまで、G2基準の住まいが次々と完成を迎えています。
実際にお住まいになったお客様からは、その快適さに驚きの声をいただいています。

例えば、44坪ほどある住まいでもエアコン1台で家全体が暖かい。
また、築100年の古民家再生でも、断熱改修によってエアコン1台で家全体が暖かく保たれる住まいが実現しています。

これまで私たちがG2基準の住まいのご提案を慎重に進めてきた理由があります。
それは、単に「高性能」であることだけでなく、その性能が長く続く住まいをつくることが非常に難しいからです。

これまで私たちがG2基準の住まいのご提案を慎重に進めてきた理由があります。
それは、単に「高性能」であることだけでなく、その性能が長く続く住まいをつくることが非常に難しいからです。

欧米では2000年頃から住宅の断熱性能の向上が進み、その結果として高齢者の医療費が大きく削減されたという研究があります。
現在では 世界保健機関(WHO) も、健康な住環境のためには室温を 最低15℃以上、理想は18℃以上 に保つことが望ましいとしています。
つまり、住まいの温度環境は、ヒートショックの防止だけでなく、
人の健康や快適性に大きく関係していることが明確になってきたのです。

健康は、住まいの温度や湿度環境に大きく影響されます。

実は、20年や30年の性能を持つ住宅をつくることは、技術的にもそれほど難しくありません。
しかし、本当にお客様が住み続ける 40年、50年先まで性能が続く住まい をつくることは、簡単ではありません。

材料、施工、耐久性、そして住まい全体の設計。
すべてが揃ってはじめて実現できるものです。

そしてようやく、観田創建でも
超高耐久で、長く性能が続く高性能住宅を自信をもってご提案できるようになりました。

これからも、お客様が長く健康で快適に暮らせる住まいを目指して、
一棟一棟、丁寧に取り組んでいきたいと思っています。

2026.02.27

社外研修会 注文住宅の断熱性能を高めるために

金沢市からお隣の富山県へ、新しい断熱材の研修会に参加してまいりました。

設計技術者と施工技術者がそろっての研修
日頃それぞれの立場で取り組んでいるメンバーが、同じテーマを共有できる大切な時間となりました。

せっかくの富山市ということで、
有名な設計士さんが手がけられたお店でランチもいただきました。

皆の感想を聞きながら、美味しいお料理と楽しい会話の時間

設計がかなり個性的で、普段と全く違うコンセプトのお店がとても参考になりました

一番は経年変化ですね

また、寒い日でしたので断熱や結露の話題で盛り上がりました

研修会はTOTOショールームの研修室にて開催され、
断熱材の性能や耐久性、そして住まいに与える影響について改めて学びを深めました。

これからの住まいづくりにおいて、
康で快適な暮らしを実現するためには、断熱材の役割はますます重要になります。

性能だけでなく、経年変化や耐久性までしっかりと理解することが欠かせません。

今回の学びを社内で共有し、
住んでいただくお客様に喜んでいただける住まいを、
そしてご家族が幸せに暮らせる住環境を実現できるよう、

これからの設計・施工に活かしてまいります。

2026.02.22

子育て世代が選んだ「住み継ぐ」古民家再生|金沢市 施工事例

築100年の町家を購入され、リノベーションによって永く住み継ぐ選択をされた若いご夫婦の住まいが完成しました。
お打合せの途中には第二子も誕生し、ご家族の新しい暮らしの節目に寄り添わせていただいた住まいです。

もともとはご実家のリノベーションのご相談でしたが、弊社で管理していた町家をご紹介したところ、その佇まいと可能性を気に入っていただき、計画はとんとん拍子に進みました。

今回の大きなテーマは、これから先50年以上、さらに住み継ぐための性能向上です。
築100年の建物でありながら、耐震性・断熱性ともに新築高性能住宅レベルまで引き上げるという、技術的にも難易度の高い工事となりました。

その結果、エアコン1台で快適に暮らせる住まいへと生まれ変わりました。

耐震設計は壁倍率が1.4倍でしたので、制震構法と併用して補強しています

断熱材は出来るだけ泥壁はそのままにして、耐震パネルと外張り断熱で高性能にしております。

内装はドイツ漆喰の壁と無垢フローリングによる自然素材仕上げ。
100年の時を刻んだ梁や柱、格子窓、障子はできる限り活かし、経年美を残しながらもストレスのない暮らしを実現しています。

玄関からは家族玄関へとつながり、広いパントリーを経由してキッチンへ。
キッチンにはボッシュの食器洗い乾燥機を採用し、家事効率にも配慮しました。

キッチンダイニングは2階まで伸びる吹抜け空間。
丸太の地松梁と大黒柱が象徴的な存在となり、古民家ならではの力強さと安心感を感じさせてくれます。

また、水廻りには大きな造作洗面を設け、タオルや脱衣かごの収納を脱衣室と共有。
どちらからも取り出せる動線により、日々の家事負担を軽減しています。

古民家の魅力を残しながら、現代の快適さで暮らす。
ストレスなく古民家に住まう、新しい選択肢となる住まいが完成しました。

2026.02.20

現場巡回の中で感じること

築100年の古民家再生では、構造耐力をしっかりと強化しながら、
若い世代の方が暖かく便利に暮らせる住まいへとリノベーションを進めています。

毎日のように想定内外の納まりや課題に向き合う難しさはありますが、
その分、完成した空間が金沢の町家らしい魅力と若い感性が融合した住まいとなり、大きなやりがいを感じる現場です。

古き良き金沢を大切にしながら、現在のストレスがない暮らしのかたちができました

築14年の町中のリノベーション
ご両親のお住まいを将来を見据えて2世帯住宅に改修されています。
お風呂やキッチン、リビングダイニングまで大きく見直し、築14年のお住まいも助成金を活用して、さらに暖かく快適な空間へと生まれ変わります。

プロのお客様との対話の中で商品選定や納まりを一緒に考えられることも、
とても楽しく刺激のある時間です。

また、お子様が独立され、ご自宅で過ごす時間が増える中で、
わんちゃんと暖かく快適に暮らしたいという想いからの大改修も進んでいます。

築40年の住まいは、おじさんが大工さんだったとのことで、しっかりと建てていらっしゃります

その中で、サッシの断熱改修はもちろん、古い家なので床暖房の設置して、暖かく生活されることになりました

水廻りの一新など、暮らしの質を高める工事と回遊性導線の家事楽になりますので、お客様の暮らしの感想が楽しみです

外壁のモルタル壁をすべて撤去し、築30年以上のお住まいを耐震補強とともに改修する現場もあります。
金沢市既存建築物耐震改修工事費等補助金制度
を活用して、将来も安心安全で快適に暮せるよう窓もほとんどやり替えて暖かく涼しい住まいに改修です

既設の住まいは窓からの熱損出が50%~60%ありますので、窓の改修工事が一番喜ばれます
窓も助成金を頂けることになりました

生活を続けながらの工事のため、寒さやトイレの問題など、
できる限りご負担が少なくなるよう配慮しながら、
一つひとつ課題を解決して進めています。

そして金沢市のS様の新築注文住宅
ご両親のお住まいのお隣に、新たな暮らしの拠点がもうすぐ完成します。
おじいちゃん、おばあちゃんと程よい距離で支え合いながら暮らせる住まい。
自然素材でつくるGX志向型の高性能住宅として、完成がとても楽しみです。

現場は一つとして同じものはありません。
だからこそ学びがあり、やりがいがあります。

これからも一つひとつの現場に真摯に向き合いながら、

暮らしを支える住まいづくりに取り組んでまいります。

2026.02.16

床の間の一輪に学ぶこと

久しぶりに茶道のお稽古へ。

お点前はなかなか思うように通えず、
お恥ずかしい限りですが、
素晴らしいお道具やお家元のお話
そしてお茶仲間との刺激ある時間は
いつも多くの学びをいただきます。

中でも、私が毎回楽しみにしているのが床の間の花です。

今回は、椿に雪柳。
凛とした椿の佇まいと、
やわらかく枝を広げる雪柳の取り合わせが、
静かな空間に美しい余白をつくっていました。

決して華美ではなく、
けれども強く印象に残る設え。
「引き算の美しさ」をあらためて感じる時間でした。

今年は雪害も多く、
現場対応やメンテナンスに追われる日々が続いております。
チームで手分けしながら、
一つひとつ丁寧に対応させていただいております。

現場が重なり慌ただしい毎日ですが、
床の間の一輪のように、
静かで芯のある仕事を心がけたいと感じました

少しでも皆さまのお役に立てるよう、
チーム力で、これからも努めてまいります。