2025.11.06

秋風と重なり合う想い

スタッフの森岡です。11月に入り、現場の空気がぐっと引き締まってきました。
朝の冷え込みに、職人さんたちの装いも少しずつ冬支度。
足元には落ち葉が舞い、季節の移ろいを感じながらの作業が続いています。
この時期は、日が傾くのも早く、時間の感覚が変わってきます。
だからこそ、段取りと声かけのタイミングがより大切になります。
「今、何を優先すべきか」――現場全体で共有する意識が、仕事の質を左右します。
観田創建では、日々の現場の中で「小さな改善」を積み重ねています。
たとえば、資材の置き方を少し変えるだけで動線がスムーズになったり、
朝の一言でチームの空気が和らいだり。
そうした些細な変化が、結果として大きな信頼につながると感じています。
また、設計段階から「未来の視点からの家づくり」を大切にしています。
今だけでなく、10年後、20年後も快適に暮らせるように。
断熱性、可変性、メンテナンス性――目に見えにくい部分こそ丁寧に考えます。
現場は、図面が形になる場所であり、人の思いが交差する場所でもあります。
職人さんの手仕事、設計者の意図、お客様の期待。
それぞれの想いが重なり合って、ひとつの「暮らし」が生まれていきます。
秋の風が吹く中、今日もまた、未来の暮らしをつくっています。
その一歩一歩が、誰かの「ただいま」を支える力になりますように。

2025.11.04

🎍新しい年を迎える準備、しめ飾りに込める想い

こんにちは。今回、観田創建にてしめ飾りづくりのイベントを開催いたします!
年末が近づくと、街のあちこちにしめ飾りが並び始めますね。皆さんは、しめ飾りを飾る意味をご存じでしょうか?

しめ飾りは、古くから「年神様を迎えるための神聖な目印」として、家を清め、災いを遠ざける役割を担ってきました。特に玄関は神様の入り口とされ、しめ飾りを飾ることで「この家は準備が整っていますよ」と伝えるのです。

最近では、インテリアに馴染むモダンなしめ飾りも人気です。リース型やドライフラワーを使ったもの、くすみカラーでまとめた北欧風など、暮らしに寄り添うデザインが増えています。素材も稲わらだけでなく、水引や布、フェイクグリーンなど多様化し、手作りキットで気軽にDIYできるのも魅力です。

私たち観田創建では、「住まいは心を整える場所」と考えています。だからこそ、こうした季節のしつらえも大切にしたい。しめ飾りを飾ることは、ただの年末行事ではなく、「新しい年を迎える心の準備」そのもの。家族のつながりや感謝の気持ちを再確認する、素敵なきっかけになるのではないでしょうか。

そして今回のしめ飾りワークショップでは、特別講師として花あしらいセレソの北原サクラさんをお迎えします。
北原さんは、いつも私たち観田創建のウェルカムアレンジメントを手がけてくださっている、感性豊かなお花のプロフェッショナル。季節の移ろいや空間の空気感を大切にしたアレンジメントが、私たちの玄関をやさしく彩ってくれています。

そんな北原さんと一緒に作るしめ飾りは、きっと特別なひとときになるはず。

ワークショップは、どなたでもご参加いただけます。年末の慌ただしさの中で、ほっと心が整う時間を、皆さんと一緒に過ごせたら嬉しいです

スタッフ一同も、このワークショップをとても楽しみにしています!

2025.10.31

A様邸の社内検査を行いました!〜お引渡し前の大切な時間〜

こんにちは 
観田創建の宮崎です😊

10月28日(火)、お引渡しを間近に控えたA様邸にて、スタッフ全員で社内検査を行いました。


■ スタッフ全員で真剣チェック!

この日は、設計・現場スタッフみんなで現地へ!
LDKや玄関など、家のすみずみまでしっかりと確認しました。

キズや汚れがないか、扉や窓の動きはスムーズか…。
図面では見えない“実際の使いやすさ”もスタッフ同士で話し合いながらチェックします。

「この収納の高さ、いい感じですね!」
「玄関の明るさもすごく気持ちいいです!」
と、自然に会話が弾む場面もありました✨

写真は、LDKと玄関を念入りに確認しているスタッフの様子です。


■ お客様へのお引渡しに向けて

A様には、後日あらためて完成したお住まいをご案内させていただく予定です。
お引渡しの瞬間に「お願いしてよかった」と感じていただけるよう、最後まで丁寧に仕上げてまいります。


■ 観田創建の家づくり

観田創建では、「安心して永く暮らせる家づくり」を大切にしています。
デザインはもちろん、使い勝手や施工の丁寧さまでしっかりこだわり、
お客様の“これからの暮らし”をスタッフ全員でサポートしています。

石川県で注文住宅をご検討中の方は、ぜひお気軽にご相談ください。
お問い合わせはこちら

2025.10.28

築100年の改修工事②

こんにちは!観田創建の竹内です。

前回から投稿している築100年の改修工事①の続きになります!
今回は実際に解体した現場について書いていきたいと思います。

100年前の構造が教えてくれたこと

こちらは解体中の写真になるのですが、初めてこの景色を見た時に、職人さんの技が今も生きているという事・そして100年という年月を支えてきた昔の技術の凄さにとても感動しました。

また元々隠れていた部分を解体した時に、柱に書かれていた文字も発見したりする事ができ、こちらの建物の建築中の様子を想像する事が出来ました😊

実際に解体する事で初めて確認出来る構造部分の写真になります。
住宅がどのようにして建てられているかの勉強にもなり、とても参考にさせていただいています!

「住宅の改修」=「新たな人の歴史をつなぐ」事だと考えています。


次は実際に施工する様子について書いていきたいと思います!

それでは。

2025.10.24

暮らしの中で植物を楽しむ

事務の日景です。

季節の光が少しずつやわらかくなり庭の緑が秋色に染まりはじめるこの頃。
観田創建のまわりでも、外構の植栽が日に日に表情を変えています。
日差しの中で輝く葉の色、風にそよぐ枝の影――それだけで、なんだか心が落ち着く瞬間があります。

先日、新築のお引き渡しを終えたお客様のおうちでも、植栽工事が完了し
植物が加わることで一気に“暮らしのある家”になったように感じました。

家は完成した瞬間がゴールではなく、暮らしの中で少しずつ育っていくもの。
植物の変化を感じながら、日々の暮らしが豊かになっていく——そんな時間を積み重ねていけたら素敵ですね。


観田創建のエントランスを彩るウェルカムアレンジメントも、秋の装いに変わりました。

夏の鮮やかなグリーンから一転して、落ち着いた色合いの枝物や実物が季節の移ろいを感じさせてくれます。
ご来社いただくお客様を、ふんわりと包み込むようなやさしい雰囲気です。

ぜひご来社の際には、秋の彩りを感じてみてください。
季節の変化とともに、観田創建の空間も少しずつ表情を変えています。