2021.05.22
こんにちは、設計チームの近川です。
先日、お客様との打ち合わせの中で「陰影の美しさを楽しみたい」というご要望を伺いました。
その方は、谷崎潤一郎の『陰翳礼讃』をお読みになり、感銘を受けたそうです。
どんなことが書いてあるのか気になり、私も読んでみました👐
この作品では陰影にまつわる日本人の芸術的な感性について語られていて、
建築にかかわる部分でいうと、筆者が家を建てる際にこだわった部分または予算の関係であきらめた部分を、筆者の価値観を交えながら論じています。
特に厠(今でいうトイレですね)については、ある程度薄暗く、清潔で静かなものがいいと書かれています。
こちら、弊社の女性用お手洗いです。
天井にある照明のほか、ペーパーホルダーの下側にも照明が設置してあるので、手元や足元が優しく照らされます。
ある程度の薄暗さがあり、光と影が調和していますね!笑
私も、ここに来ると不思議と気持ちが落ち着くので、とても好きな場所です。
観田創建にお越しの際は、ぜひお手洗いにもご注目ください☺
2021.05.18
こんにちは、井村です❗
いよいよ梅雨に差し掛かり
じめじめと嫌な暑さの日が増えてきましたね💧
今回は、そんな季節でもお部屋を快適な環境に保ってくれる
「自然素材」に関してのご紹介です。
皆さんは、自然素材と聞いて何を思い浮かべるでしょうか??
観田創建では主に3つの自然素材を使用しております。
①無垢のフローリング
➁サーモウール(羊毛断熱材)
③漆喰(天然塗壁材)
以上の3つです❗
本日は、梅雨の時期にこそ感じて欲しい特徴2つをご紹介します。
1つは自然素材ならではの「調湿性」です。
化学繊維や人口塗料、ビニルクロスなどと違い、自然素材はそのものに
湿気を吸ったり吐いたりする特性があり、壁内や室内の湿度を一定に保とうとします❗
湿気の多い石川の気候には特にピッタリですよね。
2つめに「匂いの吸着性」です。
最近はステイホーム期間が長くなり、おうちでお料理をしたり
少し贅沢に焼き肉をしたりする方も増えてきたかと思います。
翌朝、リビングに匂いがついていて気になるなあ・・・と
感じたことがある方は少なくないかと思います。
自然素材にはそういった嫌な臭いを吸着する力もあり、今まで気になっていた匂いが
気にならなくなった、とお客様からお声を頂くこともあります👏
湿気や嫌な空気が気になりがちなこの季節にこそ知って頂きたい
自然素材の魅力をお伝えしましたが、いかがでしたか??
お伝えできない魅力がまだまだあるので
興味のある方は以下のリンクも覗いてみて下さいね❗
サーモウールに関して↓
https://www.cosmo-project.co.jp/
漆喰に関して↓
https://www.planetjapan.co.jp/wall/index.html
ではでは。
2021.05.06
こんにちは、井村です❗
GWが明け、いよいよ気温も上がって参りましたが
皆様いかがお過ごしでしょうか??
本日は、無垢のフローリングのメンテナンスのご紹介です👏
☚お料理の際に油をこぼしてしまったようで、染みができてしまっています。(左)
☚まずは、染みの部分とその周りをやすりでムラがない様に削っていきます。削った部分は少し白っぽくなってます。(右)
☚その後自然塗料を使用して塗装を行うと…
・染みもしっかり消え、隣りのフローリングとの色の違いもまったく気になりません👏
ちなみに、無垢材の塗装には主に二種類あることをご存じでしょうか??
無垢材の表面をコーティングするウレタン塗装と、自然塗料を浸透させる塗装の二種類です。
観田創建では、自然塗料での塗装を推奨しております。
その理由として
①木本来の温かみのある肌ざわりや質感を保てること。
➁今回の様に部分的なメンテナンスが可能なこと。
が挙げられます。
表面をコーティングするウレタン塗装では、木の質感や調湿作用が失われてしまい
無垢材の良さが薄れてしまったり、その後のメンテナンスが困難になり傷や汚れなどを
修復できないといった欠点があります。
無垢のフローリングをご検討中の方は是非参考にしてみて下さいね👏
ではでは❗
2021.04.30
こんばんは、阿澄です🍀
2日連続の投稿になります!
皆様ゴールデンウィークはいかがお過ごしでしょうか??
さて、コロナの影響もあり以前よりもおうちご飯の方が増えてるのではないでしょうか。
下の写真は少し前に一年検査に伺ったお宅のキッチンからの排水がつながった外のおすいマスの蓋を開けたところです。
(※きれいな場所ではないため、画像を一部修正しております。)
開けるのが怖くならないでください笑
市区町村によって異なりますが、下水に流れる前に油が沈澱して溜まる仕組みになっています。
(能美市などは油も流せるようでこのようなマスを使いません。)
これを放っておくと排水の詰まりや、汚水がマスから溢れ出すなど大変なことに😱
もちろんご家庭によって溜まり方の差はあると思いますが、中々普段から手をつけるのは大変という方も半年に一回はゴム手袋など万全の装備で除去をお勧めします。
以前、改修工事の現場でマスから水が溢れる場面に出会すことがありました。
何十年で1回も開けたことがないと仰っていました⚡️
それだけ知らない方が多いということですね🤔
お引き渡し時のご説明も忘れないよう心がけております!
それでは失礼します🙇♂️
2021.04.29
こんにちは、阿澄です🍀
今回の投稿は収納についてです!
基本的に収納の棚を作る際、床から2mの高さで固定の棚を設置し、その下は写真のような4本の梯子レールに受け金具を引っ掛けて棚板を乗せた可動棚にしています。
棚板の高さを変えられるため、収納の仕方が変わっても変化に対応できます。
やはり生活してみて、ここにもう一段棚があったらな🤔などお困りも出てくるかと思います。
家族が増えたり、生活が変わると家の中での動きも変わってくると思います。その動きの中に片付けられる場所を持ってくることが賢い収納じゃないかと思うので、収納場所や仕方が変わるのはごく自然なことですよね😆
一枚からでも棚板の追加を承っておりますので、お気軽にご相談ください!!!
それでは失礼します🙇♂️