2022.10.17
観田創建のHPをいつも見て下さりありがとうございます!
事務の観田です。
先日、しいのき迎賓館芝生広場で開催された「サケマルシェ」~石川の地酒と美食の祭典~に行ってまいりました。
実に3年ぶりの開催だそうです。石川県内約30の蔵元が各ブースで自慢の地酒を振る舞い、飲み比べができるようになっています。そのブースを囲むように県内35のお寿司、和食、イタリアン、フレンチ、スペイン料理、ジェラート等のお店が出店されていました。ですが、そっちの楽しみは後にして、
せっかく来たのなら「しいのき迎賓館」の中を改めて見てくることにしました。
今でこそ「しいのき迎賓館」として知られるようになりましたが、元々は石川県庁舎で大正13年(1924年)に竣工した鉄筋コンクリート造4階建ての建物です。設計は国会議事堂などの設計に携わった大蔵省大臣官房臨時建設部技士の矢橋賢吉氏が行い、施工は日本土木株式会社(現:大成建設株式会社)により建設されたそうです。
新県庁舎移転に伴って平成14年(2002年)12月27日に閉庁するまで約78年間石川県庁として使用してきたそうですが、実際に私は利用したことがなく、移転前の建物や景色を見る事ができなかった一人です……😢
⇐1924年竣工時
2010年保存再生後⇒
館内に入る扉のノブや手摺を見てもたくさんの方が行き来されていたんだなと感じるほど色が剥げ落ちていました。
「しいのき迎賓館」は石川県政記念として1924年に竣工した旧県庁舎の前面部分と、国の天然記念物である樹齢約300年の「堂形のしいのき」との一体的な外観や歴史的な意匠が残る玄関ホール・中央階段等を活かして平成22年(2010年)に保存再生されたとの事です。
正面は大正建築の拡張ある意匠を残す一方、金沢城公園側は現代的なガラス張り構造で、正面とは反対の現代風の建物となっており、ライトアップやプロジェクションマッピング、イベントや交流の場や観光案内として、金沢観光の拠点となっています。
紅葉を見ながら広坂通りを歩くと、現代から大正へとスリップしたかのような街並みが楽しめて散策も良いものだなと感じられました(ほろ酔いも相まってですかね…)
今月末は金沢マラソンですね。私は走りませんが、飽きることなく景色を楽しむ良いコースとなっていますね。秋晴れの良いお天気になりますように。
2022.08.11
残暑お見舞い申し上げます☀
事務の観田です。
先週の大雨で被害に遭われた方、大変な思いをされていると思います。改めてお見舞い申し上げます。 我が社も海が近い事もあり犀川河口から水が近くまで押し寄せてきました。水位としては「くるぶし」程でしたが会社の手前まで押し寄せあと一歩の所で引いていきました💦 自然災害はなすすべがなく、早い判断が必要だと思い知らされました。
さて、話は変わるのですが翌日はこちら金石地区の行事の一つ、大野湊神社夏季大祭がありました。春に一度春祭りとして投稿させていただきましたが、実に3年ぶりに賑わいのあるお祭りが8/5~7日にかけて開催されました。前日からうって変わって夏空の暑い日でしたね。
2年前のブログで由来をアップしていましたね⇒ https://k-souken.jp/sblog/大野湊神社夏季大祭/ 2年前は行列がなく各町会の神輿も悪魔払いも獅子舞も子供奴も中止され、神様のみ海の近くの仮御殿お帰しされましたが、今回はコロナ禍前と同様に町神輿など参加して神様を無事に仮御殿へ運ぶことができました。
神様が大野湊神社を出発!! 中学生が神様の前後で大旗を持ってお守りします。
←社長を発見!!
仮御殿に到着!!
出店も3年ぶりでした!
悪魔払い↑ 獅子舞→
金石を1軒1軒まわります。
3日間、暑い中で社長も含めて金石の方々が携わり、お祭りに参加する事は金沢でも珍しい地域ではないかと思います。知り合いのお子さんが手を振ってくれたり、みんなが労いの言葉をかけ合ったり、そうして金石の町を皆で支え合っている事で、お祭りは成り立っていると改めて感じられた3日間でした。
是非一度見にいらして下さいね!皆様、お疲れさまでした。
2022.05.23
こんにちは☀ 事務の観田です。
ここ、事務所のある金石という所は本当にお祭りの多い町です。
以前のブログでご紹介したのは夏祭りですが、春のお祭りの大野湊神社例祭が2年振りに5月15・16日にが斎行されました。8月にある祭礼とは全く違った神事能、寺中の杜芸能祭として大変歴史のあるお祭りです。
子供が小さい時は出店を楽しみにしていたので、一緒に観る機会もありましたが、大きくなると一緒に行くことも無くなり、お参りして帰るという少し寂しくなってきておりますが、今回は賑やかな雰囲気を少しですが観ることができました。ただ、本当にたくさんの人!人!人!で2年前よりも賑わいが増しているように感じました。
大野湊神社様紹介より抜粋しますが、神事能の始まりが書かれています。以下抜粋
~大野湊神社境内の能舞台で演能されているのが、金沢市無形民俗文化財に指定されている「寺中の神事能」です。
金沢市は加賀藩城下町として栄え、藩政期ごろより宝生流の能が盛んとなり、現在に伝えられています。
大野湊神社の神事能の歴史は古く、天正11年(1583)金沢に入部した前田利家公が、戦乱(一向一揆の乱など)で荒廃した当社の様子を嘆き、同14年(1586)大野湊神社再興のため田地2町を寄進し宮腰村(現在の金石町)など15ケ村を氏子と定めました。これにより荒廃していた舞楽も神事能として復活しました。~
前田利家公が深く関わっていたことがわかりますね。
神事能が終わると寺中の杜芸能祭が始まります。
5月15日・16日両日ともプログラムは同じですが、ご覧の通り神事能とは全く違うYOSAKOIなどの賑やか催しが18:30から始まります。開演から終演までのこの時間は特に若い方がたくさん来ていらっしゃいました。
大野湊神社様とはご縁があって、大変お世話になっておりますが、地域ぐるみで我が社も関わっていける事があると思うので、この地域にもっと貢献していければと感じる2日間でした。
次は8月最初の金・土・日に行われる夏季大祭です。神輿行列では曳山と太鼓台が登場するほか、悪魔払い・獅子舞・子供奴・米上げ、加賀鳶梯子登りなどの民俗芸能が披露されます。神事能と同様、金沢市無形民俗文化財に指定されているので、是非迫力ある演舞を観に来て下さいね。
2021.12.16
設計チームの幸野です.
今年も もう12月ですね.
コロナ禍にウッドショックも重なり先の見通しが立たない中スタッフ一同 頑張って参りましたが、この時期になると1年って早いなぁ、と改めて思います.
こんなご時世ですが1年の慰労を兼ねて先週「御料理、鈴おき」にて忘年会がありました.
普段はなかなか行く機会のない高級なお店で、静かに品よく(?)語らいながらの忘年会でした.
住宅の設計に携わるスタッフにとって、このようなお店で食事をすることは良い勉強にもなります.
お店の佇まい、部屋のしつらえ、美味しいお料理、を充分堪能させて頂きました.
↓こちら、楽しみにしていた香箱蟹!お吸い物の彩もキレイです.
こちらは聖護院かぶら.料理と器の取り合わせがハッとするほど美しいです↑
床の間のしつらえにもおもてなしの心が感じられます.
会社の方は年末に向けて慌ただしい日が続いておりますが、この日は一息ついて心豊かな夜を過ごさせて頂きました.
今年は12月28日が仕事納めになります.
2020.11.09
設計チームの幸野です.
先日、石川県ハウジングスクールの「金澤町屋の再生と活用」講座に参加してきました.市内の活用例をいくつか見学してきたのですが、一件目は芳斉の「インカナザワハウス」です.
築90年の染物屋さんをオリジナルに近い形で改修して地域のイベントスペースや、料理教室として活用しています.
中はこんな感じ!
観光客の方たちと近江町市場(歩いて10分位)で買物をしてきてここで調理することもあるとのことです.
楽しそう!
蔵は地元の作家さんの展示スペースとして活用しています.
金沢発の作品には金沢の空間が合うのかも.
インカナザワハウス主宰 株式会社こはく の山田さんは他にも様々なイベントを通して金澤町屋の魅力を発信し続けています.
2件目は材木町.「夜の図書館もーり」です.
昭和40年頃の元・診療所を町内の人たちが気軽に寄れる図書館に!
近所の人たちと一緒に本棚を作り、本を譲ってもらってできた手作り図書館です.
この居心地の良さはなんでしょう!?
例えていうなら 友達の家に遊びに来て、そこにあった本を手に取りながら時間がゆるゆると過ぎていった、という感じでしょうか.
下駄箱も本棚に.
この生活感と蚊取り豚のカワイさ、見てください!
奥の座敷で寝そべりながら本を読むのもいいですね.
実は観田創建でも「町屋の再生と活用」をしているんですよ.
こちらは当社で改修させていただいた野町の「かよう」さん.
美味しいてんぷら料理が自慢です.
是非一度行ってみてくださいね!
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