2022.05.23

大野湊神社春季例祭

こんにちは☀ 事務の観田です。

ここ、事務所のある金石という所は本当にお祭りの多い町です。

以前のブログでご紹介したのは夏祭りですが、春のお祭りの大野湊神社例祭が2年振りに5月15・16日にが斎行されました。8月にある祭礼とは全く違った神事能、寺中の杜芸能祭として大変歴史のあるお祭りです。

子供が小さい時は出店を楽しみにしていたので、一緒に観る機会もありましたが、大きくなると一緒に行くことも無くなり、お参りして帰るという少し寂しくなってきておりますが、今回は賑やかな雰囲気を少しですが観ることができました。ただ、本当にたくさんの人!人!人!で2年前よりも賑わいが増しているように感じました。

大野湊神社様紹介より抜粋しますが、神事能の始まりが書かれています。以下抜粋

~大野湊神社境内の能舞台で演能されているのが、金沢市無形民俗文化財に指定されている「寺中の神事能」です。
金沢市は加賀藩城下町として栄え、藩政期ごろより宝生流の能が盛んとなり、現在に伝えられています。
大野湊神社の神事能の歴史は古く、天正11年(1583)金沢に入部した前田利家公が、戦乱(一向一揆の乱など)で荒廃した当社の様子を嘆き、同14年(1586)大野湊神社再興のため田地2町を寄進し宮腰村(現在の金石町)など15ケ村を氏子と定めました。これにより荒廃していた舞楽も神事能として復活しました。~

前田利家公が深く関わっていたことがわかりますね。

神事能が終わると寺中の杜芸能祭が始まります。  

5月15日・16日両日ともプログラムは同じですが、ご覧の通り神事能とは全く違うYOSAKOIなどの賑やか催しが18:30から始まります。開演から終演までのこの時間は特に若い方がたくさん来ていらっしゃいました。

大野湊神社様とはご縁があって、大変お世話になっておりますが、地域ぐるみで我が社も関わっていける事があると思うので、この地域にもっと貢献していければと感じる2日間でした。

次は8月最初の金・土・日に行われる夏季大祭です。神輿行列では曳山と太鼓台が登場するほか、悪魔払い・獅子舞・子供奴・米上げ、加賀鳶梯子登りなどの民俗芸能が披露されます。神事能と同様、金沢市無形民俗文化財に指定されているので、是非迫力ある演舞を観に来て下さいね。