2026.04.20

文化に触れ、金沢の未来を想う時間

春も深まり、遠州流のお茶のお稽古に参加してまいりました。

金沢真甫会という、遠州流お家元 小堀宗実 直門の会にて、
5月24日に開催される皐月茶会に向けたお稽古です。

なかなか参加できていない中でも、
温かく迎えていただき、心より感謝しております。

当日は、石川県知事 山野之義 氏もお越しくださり、お家元との対談を拝聴する貴重な機会にも恵まれました。
茶道の枠を超え、文化やこの地域の未来について考える、とても豊かな時間となりました。

金沢というまちが持つ文化の奥深さと、
これからの可能性に
あらためて心が動かされました。

日々の住まいづくりにおいても、
こうした美意識や精神性を大切にしながら、

これからも丁寧に向き合ってまいります。

文化の中にある静かな美しさを、住まいの中にも。

2026.04.17

3年点検で感じる、暮らしと住まいの成長|金沢市注文住宅新築

金沢市注文住宅のS様の
平屋のように暮らせる子育ての住まい」も、
早いもので

3年の定期点検の時期を迎えました。

広いお庭には、ご主人様が防草シートを敷き、

人工芝を施工されており、

新築後に生まれたお子様のために

尽力されているご様子を、

ほほえましくお聞きしました。

お住まいの中も、

お子様がいらっしゃるとは思えないほど
整理整頓されており、

もともと素敵だった空間に、
暮らしの彩りがさらに加わり、

より魅力的な住まいへと
育っていることを感じました。

特に印象的だったのは、
南側の大きな窓際の空間です。

お子様のための大きなゲートが設けられ、
安心して過ごせる場所となっています。

この季節、この時間帯は、
大きな庇からやわらかな春の日差しが

室内に差し込み、

とても心地よい空間が広がっていました。

そして夏になると、その庇が直射日光をしっかりと遮り、

室内環境を守ってくれます。

設計時に考えていたことが、
実際の暮らしの中
しっかりと機能している様子を見ると、
とても嬉しく感じます。

今回の点検では、

建具や水栓レバーの微調整、
能登地震の影響と思われるタイルの一部の割れや花壇のずれの確認など、
大きな問題もなく、安心いたしました。

住まいは完成して終わりではなく

ご家族とともに成長し、時間を重ねていくもの

これからも、S様ご家族の暮らしを支える住まいとして、

しっかりと見守っていきたいと思います。

2026.04.06

金沢スタイルという暮らしの美学

曇り空のやわらかな光。

影のある空間。

手仕事の質感。

経年とともに美しくなる素材。

金沢が育んできた住まいには、
こうした静かな美しさがあります。

築100年を超える町家には、
ただ古いだけではない、
暮らしの中で磨かれてきた美学が息づいています。

その価値を、これからの若い世代や子どもたちに
実際に暮らしながら受け継いでいくこと

それがとても大切なことだと感じています。

しかし、ただ受け継ぐだけではいけません。

寒さを我慢する暮らしではなく、
エアコン一台で家全体が暖かく、涼しく

そして、構造耐力、災害に強い

家事がしやすい動線や、しっかりとした収納計画

現代の暮らしに必要な快適性も、同時に実現することが求められます。

伝統と快適性。
美しさと機能性。

その両立は簡単ではありませんが、
だからこそ設計の意味があるのだと思います。

金沢の文化が持つ美しさを大切にしながら、
現代の暮らしに寄り添う住まいへ。

これからも、そのバランスを追求していきたいと思います。

2026.04.04

金沢スタイル|曇り空のやわらかな光を楽しむ家

ご実家の隣にある限られた土地の中で、
自然光の加減を繊細に取り入れた住まいです。

南側には深い軒を設け、

朝のやわらかな光を

家の奥まで届けながら、

夏の強い日差しは

しっかりと遮る設計としました。

明るすぎず、暗すぎず。

ほどよい陰影のある空間は、

自然に逆らうのではなく、

金沢の気候や土地

リズムに寄り添って生まれたものです。

曇り空さえ美しく感じられる

やさしい光に包まれた暮らし。

それは、金沢らしい美しさ

住まいの中に丁寧に映した

「金沢スタイル」の住まいです。

石川県金沢市に建つ注文住宅です。

2026.03.26

感性が重なり合う、金沢のリノベーション プロとつくる、自分らしい住まい

金沢市の中心市街地に建つ、築14年の注文住宅。
その住まいをリノベーションさせていただきました。

今回のお施主様は、プロのコーディネーターでいらっしゃる奥様。

最初のご縁は、グラフテクトのキッチンとボッシュの食洗機をご検討され、
弊社のキッチンスタジオへお越しいただいたことでした。

お話を重ねる中で、とてもフィーリングが合い(私だけかもしれませんが)、

ぜひご一緒に「自分らしい住まい」を形にしたいと感じました。

日々のお仕事と子育てに向き合う中で、
気分が上がる空間にしたい」という想いが伝わってきて、何とかお力になれればとのおもいです。


  キッチン:グラフテクト+キッチンハウス
  食洗器 :ボッシュ

  キッチンパネル:アイカセラール
  

もともとは、ご両親との二世帯住宅として建てられた住まい。

今回、世代交代のタイミングでお引越しされることとなり、
既存の構造には手を加えず、限られた条件の中でのプランニングとゾーニングが求められました。

また、断熱性能を高めるために助成金を活用し、
二重サッシを採用するなど、住環境の質も大きく向上させています。

制約がある中でこそ生まれる工夫と、
プロの感性が重なり合うことで、
住まいはより豊かなもの
になると感じました。

金沢のまちなかに、またひとつ、
静かで心地よい空間が生まれました。


詳細は施工事例にて
https://k-souken.jp/results_cat/r-custum/