2026.06.19
経営者のお仲間とご一緒に、愛媛県松山市へ研修視察に行ってまいりました。
せっかくの機会ですので、少しだけ観光も楽しませていただきました。
日本最古の温泉として知られる道後温泉。
松山の街並みを一望できる松山城。
そして名物の鯛めしやみかん。
どれも松山らしさにあふれ、とても魅力的でした。
特に印象的だったのは、街全体に漂う落ち着いた雰囲気です。
歴史や文化を大切にしながら、日々の暮らしを豊かに楽しむ。
そんな空気が街の至るところに息づいているようでした。
私が大好きな司馬遼太郎の『坂の上の雲』の舞台でもある松山。
秋山兄弟や正岡子規を育んだこの土地には、今もなお向上心や品格、文化を大切にする精神が残っているように感じます。
住まいづくりも同じですが、建物だけではなく、その地域が育んできた文化や風土、人々の暮らし方がとても大切です。
今回の研修では、大切な仲間と多くの学びをいただきましたが、それと同じくらい、松山という街の魅力に触れることができた素晴らしい時間となりました。
またゆっくり訪れてみたいと思います。
2026.05.26
3年定期検査にお伺いしました。
久しぶりにご家族皆さまお揃いでお会いでき、
お子様たちの成長にも、とても嬉しくなりました。
やはり、桧の無垢フローリングの経年変化は素晴らしいですね。
新築当初の美しさとはまた違い、
3年という時間の中で、柔らかな艶と深みのある色合いが生まれ、
住まいそのものに風格が出てきたように感じました。
人も住まいも、
丁寧に時を重ねることで、本当の美しさが育っていくのだと思います。
ドイツ漆喰の壁もとても良い表情になっており、
自然素材ならではの心地よい空気感に包まれていました。
今回の点検では、
・ダイニング照明の高さ調整
・お隣の大きな木の落ち葉による玄関上の樋の詰まり
・リビングのトリプルサッシの調整
・庭木のメンテナンスのご相談
・壁に絵や時計を飾る際の方法
などを中心に確認させていただきました。
また、暮らしてみてのお話もたくさんお聞かせいただきました。
「トイレの手洗いは、すぐ出たところに洗面があるので必要なかったかも」
そんなリアルなお声も、
これからの住まいづくりにとても大切な学びになります。
そして何より印象的だったのが、
リビングの桧の無垢フローリングについてのお話でした。
夏はさらっと素足が気持ちよく、
冬はほんのりと温かい。
「やっぱり無垢の床は最高ですね」
そう言っていただけたことが、とても嬉しかったです。
観田創建では、
完成した瞬間だけではなく、
10年後、20年後に
「建てて良かった」と感じていただける住まいを目指しています。
メンテナンスをしながら、
ご家族と共に住まいも育っていく。
そんな時間をご一緒できることに、感謝の気持ちでいっぱいです。
2026.05.19
築100年の金沢町家。
再生リノベーションが完成し、
家具も入り、暮らしが始まったお住まいを
撮影させていただきました。
今は8か月の第二子のお子様と、
“散らかし屋さん”の元気なお兄ちゃんに囲まれ、
なかなか片付かない毎日とのこと。
それでも、その生活感がとても自然で、
この町家に新しい命が吹き込まれているように感じました。
一冬を過ごされて、
「とても暖かく快適です」と嬉しいお言葉もいただきました。
一方で、最近は暖かくなり、
少し暑さを感じることもあるそうです。
高気密・高断熱の住まいは、
冬の快適性だけでなく、
春や秋など中間期の温度調整がとても大切になります。
そのため、2階ホールに設置したエアコンを弱く運転することで、
空気をゆるやかに循環させ、より快適に過ごせることなどもアドバイスさせていただきました。
造作のオーダーソファーも入り、
チークのダイニングテーブルも空間によく馴染み、
町家の落ち着きと現代の暮らしが心地よく調和した、とても素敵な空間になっていました。
古いものをただ残すのではなく、
今の暮らしに合わせて再生し、
次の世代へつないでいくこと。
小さなお子様たちの
笑い声が響く町家を見ながら、
金沢の暮らしの文化が、
こうして受け継がれていくことの嬉しさを
感じる一日となりました。
我々はこのように地域に合った
自然体で暮らせる住まいをを
金沢スタイルと呼んでいます
2026.05.08
会社のご近所さんから、ハクチョウゲのお花をいただきました。
家の周りが素敵なお花で囲まれている方で、
どんどんと拡がってきたので、
おすそ分けしていただきました。
事務所の玄関にもぴったりで、
ご来社いただくお客様を、
やさしく迎えてくれています。
立夏を迎え、ガーデニングが楽しい季節になってきましたね。
前の花壇も少しずつ華やかになり、
植物たちの変化を見るのが楽しみな毎日です。
ただ、写真で見ると
ローズマリーの繁殖力はすごいですね
よく剪定しますが、それでもすぐにふさふさです(^_^;)
そして、以前からずっと悩んでいた
トイレ手洗い前のソヨゴの足元には、
「やまアジサイ」を植えることにしました。
派手すぎず、自然な美しさがあり、
ソヨゴとの相性もとても良い感じです。
これから花が咲き始める季節。
どんな表情を見せてくれるのか、
今から楽しみです。
住まいづくりも同じですが、
庭や植物は、
完成した瞬間ではなく、
季節とともに少しずつ育っていくところに
魅力があります。
毎年、咲き続けるお花
日当たりや風通しや水のあんばい
こうした日々の小さな変化を大切にしながら、
お客様にも
心地よい時間を感じていただける空間
をつくっていきたいと思います。
2026.04.25
リビングとお庭をつなぐ、大きな開口と深い軒。
この空間には、光を整えるための工夫を込めています。
夏の強い日差しは、軒でしっかりと遮り、
春や秋のやわらかな光だけを室内に取り込む。
自然のリズムに合わせた設計です。
さらに、障子の和紙を通すことで、
光は一層やさしくなり、空間全体に穏やかに広がります。
光は強すぎず、弱すぎず、
その場の空気や人の心に寄り添う光。
家族が集まるときは、開放的に。
光と空間を大きく開き、にぎやかな時間を包み込む。
一人で読書をするときや、
少し静かに過ごしたいときには、障子を閉める。
光をやわらげ、心を落ち着かせる空間へ。
光は、ただ明るさをつくるものではなく、
人の気持ちを整えるものでもあります。
更にドイツ漆喰で光を柔らかく吸収して奥行を広げています。
四季に合わせて、
そして、その時々の心の状態に合わせて、
光をコントロールできる住まい。
そんな空間があれば、
暮らしはもっと豊かになるのではないでしょうか。