2017.10.24
OM HAIR coming soon
カテゴリー: まちづくり日常が美しい金沢観田創建からのお知らせ
Blog
弊社代表の観田の住まいづくりにかける想いをご覧いただけます。
2017.10.24
カテゴリー: まちづくり日常が美しい金沢観田創建からのお知らせ
2017.10.20
野町のお住まいが完成しました!
金沢市中心部の国道沿いのお住まいです。
街中のお住まいなので、1階が駐車場
2階が生活の中心になります。
キッチンハウスさんの台所がLDKのセンターに来ています。
採光や通風が設計の課題点でしたが、明るくとても涼しいLDKになりました。お部屋の広さより広がりが感じられる空間を目指しました。
2階のLDKなので、屋根つきのデッキで程よい光と涼しい風を呼び込み、お部屋の居住性をよくする工夫をしています。
床はあえて、ウエスタンレッドシダーの無垢のデッキです。35mmの厚みですので通常より1.5倍ほどの厚みがあります。
方角は南側なので、夏の強い日差しの照り返しがやさしくなるように無垢にこだわりました。
寝室です。
造り付けの洋服箪笥と化粧コーナーです。奥にはウォークインクローゼットです。
Staff
統括 1級建築士 観田康宏
設計デザイン 1級建築士 幸野宏
構造・積算担当 2級建築士 紙丸司
現場担当 山本真平
許認可申請 2級建築士 田村美季
3DCAD 図面 2級建築士 田村美季
2017.10.17
先日の研修旅行で、ついに念願の桂離宮を見学することが出来ました。
高校時代から憧れていた桂離宮
ブルーノ・タウトが絶賛した桂離宮
コルビジエ、ライト、ミースなど世界の巨匠たちに影響を与えたといわれている桂離宮
御殿群の中が見れかなったのはとっても残
念でしたが、黄金比で構成された高床のスタイルには感動でした。
有名な青の市松襖は加賀藩の前田家が献上したと伝えられる建具です。
色はかなり褪せているそうですが、斬新な意匠が垣間見れます。
これもまた有名な岬灯篭です。
カテゴリー: 社長のひとり言
2017.10.05
本との出会いは、15年前でしたでしょうか。
永く快適な住まいには自然との共生以外にはないことに気づき、様々な住まいを研究していた時でした。
そのようなときに昭和3年 約90年前にたてられた住まい 自然との共生にこだわった実験住宅があることをこの本で知りました。
まさに、私が目指していた住まいの理想の形がありました。
これまでも、寸法の入った図面をどれだけ参考にさせていただいたかわかりません。
(竹中工務店設計部編 「彰国社」)
今でも私の理想の住まいです。
先日、研修旅行で念願だった見学に社員さんみんなと一緒に、「住むラボ」研究で勉強さ
せていただきました。
京都大学の藤井厚二先生が自宅を実験住宅として、5件目の集大成だそうです。
外観は軒が深く、日差しを遮り、軒下で増やされた空気が、家の中に取り入れる工夫に
なっています。
また、屋根の勾配を緩くして、周辺の環境をできるだけ壊さない工夫がされています。
しかし、見えない部分は屋根を2段にして、屋根裏の空気を利用して、換気や通風を考えられています。まさに自然科学を最大限利用しています。
壁は漆喰だそうで、この地の自然の土と同色になっています。
リビングから畳コーナーを見た写真です。
松のフローリングにすでに畳コーナーがあり、お茶の間につながっています。
壁と天井は和紙貼りになっております。
収納される神棚
マッキントッシュ風の時計
畳コーナーには仏壇があります。
畳コーナーの下は風洞になっており、この土地の風通りを計算して、家の中に涼しい風が入るようになっています。
リビングには以前はソファーが配されており、ご家族のだんらんの場所になっていたようです。
天井は直接光が入らないので、和紙の明るい色を使っており、それにより、空間が明るくなる効果と部屋の高さが協調されています。
天井にデザインされた照明は、大きさを微妙に変えて、遠近感で空間の広がりを見せています。
リビング南側にはテラスがあり、鴨川が一望できます。
テラスには柱が1本もなく、てこの原理で屋根を支えています。すごい技術で、伊勢神宮の名工が造ったそうです。
ガラスはドイツからの輸入ガラスです。
透明度がとても高く、ただ、大きさに制限があり、このデザインになっています。
床の下窓は風が抜けて、軒が深く何時間でもたたずむことができます。
ダイニングは東側で朝日が燦々と入り、家族が団らんする姿が思い浮かびます。
家具も照明もすべてデザインされています。
照明の横から漏れる電気が箔張りの天井を薄らと照らし、とてもきれいだったとのことです。
手前には小窓があり、キッチンからの料理がカウンター越しに配膳できるように工夫されています。
キッチンやお風呂、水廻りは白を基調に清潔にまとめられていて、生ごみのダストボックスやコンプレッサーむき出しの冷蔵庫まであり、当時としては最新式の画期的なキッチンです。
収納もたくさんあります。
2人のお嬢様の子ども部屋は造作でつくられており、障子をあけると南側の景色がテラス越しに広がります。
玄関横の客間は椅子の和室で、床の間も椅子
用に少し高さを上げています。
床の間の上にある照明もお部屋と床の間を照らし、革新的な照明になっています。
藤井先生がつくった電気ストーブです。
上にお湯を沸かせるようになっており、その蒸気で部屋の乾燥を防ぐ役割をもっています
2017.09.28
2014年2月に完成したS様のお宅に床のワックスをお届けしました。
小学生と幼稚園の男の子3人なので、植物性オイルのみでつくったドイツのリボス社のグラノスを床や木部のワックスでお勧めしています。
お値段は少し高いですが、お手入れもとても簡単ですし、何より安全なワックスです。
普通の食洗機の3倍入るとのうわさ通り、とても便利でワイングラスもらくらくだとのことでした。
もう少しお安いともっといいんですけどね
その他に不具合がないかお聞きしたところ、建具の部品が外れたことで、至急お直しさせていただきます。
また、玄関の電子錠の反応が遅くなっているそうです。メーカーに確認中して、ご連絡させていただきます。
カテゴリー: 住まいのメンテナンスのお話住み心地・・・住環境ラボのお話