2023.09.10

築100年の町屋のリノベーション

築100年の町家のリノベーションがまた始まりました。
この100年の間に何度もリフォームを重ね、直近がお客様ご夫婦が結婚した40年ほど前だそうです。

折角のおえの梁を天井で隠してしまい、100年の大黒柱には痛々しくべニアの化粧板が貼ってあります。

時代を感じますが、折角のおえの丸太をデザインの中心にしようということになりました。

100年経たないとできない丸太 素晴らしい知識と技術によって、長年月、家族の安全を支えてくれた大きな梁と柱

このリノベーションのシンボルとしていきます。

心配していた天井高が高くとれそうです

こればっかりは壊してみないとわからず、ドキドキでした。

柱もほとんどが40年前のリフォーム時に設置された柱でした。

今度は必要のない柱を抜いて、基礎をして、筋交いをかけて耐震補強していきます。

基礎が全くなかったのがすごい。

これでよく100年持つのかわからない古い技術がたくさんあります。
本当に勉強になります。