2026.03.14
新築から早いもので10年。
久しぶりにお伺いしたお住まいです。
当時まだ小さかったお兄ちゃんは、今年高校受験とのこと。
小さくて愛らしかった妹さんも、今ではバレエを一生懸命頑張っているそうです。
ご家族の時間の流れを感じ、なんだか嬉しくなりました。
今回はテレビを壁掛けにしたいとのご相談でお伺いしました。
建物の様子も拝見させていただきましたが、
メンテナンス性を大切にして建てた住まいだけあり、
外壁のガルバリウム鋼板もほとんど劣化が見られませんでした。
ドイツ漆喰の壁もとてもきれいで、無垢の床板や天井板も年月とともに味わいを増し、とても良い経年美を刻んでいました。
住まいは完成した瞬間が一番美しいのではなく、
10年、20年と時間を重ねるほどに良さが深まっていくことが大切だと、私たちは考えています。
そのため観田創建では、
素材の耐久性やメンテナンス性を重視し、
長く安心して住み続けられる住まいづくりを大切にしています。
住まいがご家族とともに時間を重ね、
暮らしの器としてしっかり役割を果たしている姿を見ることは、
設計者として本当に嬉しい瞬間です。
また、このあたりの金沢の街並みも、
10年前とはずいぶん雰囲気が変わり、
より素敵な環境になってきたましたね。
住まいと街、そして家族。
それぞれが時間とともに育っていくことを、あらためて感じる一日となりました。
2026.03.11
石川県金沢市注文住宅新築|老後に備えた回遊性動線の住まい
朝日が差し込むダイニングの大切さ
石川県金沢市で新築させていただいたH様邸の施工事例です。
老後の暮らしも見据えながら、毎日の生活が快適になるよう回遊性のある動線計画を大切にした住まいとなっています。
今回ご紹介する写真は、観田創建が設計したダイニングキッチンに、
AIを使って「朝の食卓の風景」を重ねて表現してみたものです。
朝日が差し込むダイニングで、ご家族が楽しく食事をする時間。
その空間の大切さをお伝えできればと思い作成しました。
環境工学の視点では、朝日は紫外線が多い特徴があります。
そのため、朝日がキッチンに差し込むことで、空間を清潔に保ち、
自然の力で軽い殺菌効果が期待できるとも言われています。
一方で、西側にキッチンがある場合は、夕方の赤外線の影響を受けやすくなります。
赤外線は「命の光」とも呼ばれ、細胞を活性化させる働きがありますが、
夕方の強い西日は室温を上げ、夏場の調理の負担を大きくすることもあります。
また命の光は雑菌を増殖させ、食材の傷みが早くなる原因になります。
だからこそ、ダイニングやキッチンの位置はとても大切です。
朝日が差し込むダイニングキッチンは、
家族にとって一日の始まりを気持ちよく迎える場所。
明るい光の中での朝食は、
ご家族の健康と活力を育む時間になるのではないでしょうか。
住まいづくりは、間取りだけでなく、
光や風、温度環境まで含めて考えることが大切です。
毎日の暮らしの中で、自然の力を上手に取り入れる住まい。
そんな環境づくりをこれからも大切にしていきたいと思います。
2026.03.09
金沢にある ファクトリーズーマー。
ガラス作家 辻和美 さんのギャラリーに
お客様からのご紹介で初めてお伺いしました。
ちょうど開催されていたのは 中西なちお展。
作品を拝見した瞬間、
「これは弊社のインテリアにぴったりだ」と感じ、
思わずその場で購入させていただきました。
また、辻和美さんの作品でもある
美しいガラスの水つぎも手に入れることができ、とても嬉しい出会いとなりました
https://factory-zoomer.com/
手仕事から生まれる作品には、
どこか住まいづくりにも通じる魅力があります。
素材を大切にし、時間をかけて形にしていくこと。
その積み重ねが、空間に深みを与えてくれるのだと思います。
素敵な作品に出会えたことで、
今日もまた気持ちが高まり、
新しい住まいづくりへの意欲をいただきました。
こうした出会いを大切にしながら、
これからも暮らしに寄り添う住まいをつくっていきたいと思います。
中西なちおさん
「トラネコボンボン」を主宰する料理人であり、作画家としても幅広く活躍されているアーティストです。
主な活動
移住と暮らし:
かつては沖縄に住んでいましたが、
現在は高知県を拠点に活動しており、
自然豊かな土地での暮らしぶりも注目されています
トラネコボンボン(旅するレストラン):
特定の店舗を持たず、各地のイベントや展覧会で料理を提供するスタイルで活動しています。
作画・執筆:
独特で愛らしい猫のイラストなどを得意とし、絵本や作品集の出版、雑貨のデザインなども手がけています。
是非、弊社に展示してございますので、新しい出会いに!
2026.03.04
観田創建では、これまで断熱等級5、HEAT20 G1性能、ZEH基準の住まいを中心にご提案してきましたが、昨年からさらに上の HEAT20 G2基準の住まいを本格的にスタートしました。
おかげさまで、G2基準の住まいが次々と完成を迎えています。
実際にお住まいになったお客様からは、その快適さに驚きの声をいただいています。
例えば、44坪ほどある住まいでもエアコン1台で家全体が暖かい。
また、築100年の古民家再生でも、断熱改修によってエアコン1台で家全体が暖かく保たれる住まいが実現しています。
これまで私たちがG2基準の住まいのご提案を慎重に進めてきた理由があります。
それは、単に「高性能」であることだけでなく、その性能が長く続く住まいをつくることが非常に難しいからです。
これまで私たちがG2基準の住まいのご提案を慎重に進めてきた理由があります。
それは、単に「高性能」であることだけでなく、その性能が長く続く住まいをつくることが非常に難しいからです。
欧米では2000年頃から住宅の断熱性能の向上が進み、その結果として高齢者の医療費が大きく削減されたという研究があります。
現在では 世界保健機関(WHO) も、健康な住環境のためには室温を 最低15℃以上、理想は18℃以上 に保つことが望ましいとしています。
つまり、住まいの温度環境は、ヒートショックの防止だけでなく、
人の健康や快適性に大きく関係していることが明確になってきたのです。
健康は、住まいの温度や湿度環境に大きく影響されます。
実は、20年や30年の性能を持つ住宅をつくることは、技術的にもそれほど難しくありません。
しかし、本当にお客様が住み続ける 40年、50年先まで性能が続く住まい をつくることは、簡単ではありません。
材料、施工、耐久性、そして住まい全体の設計。
すべてが揃ってはじめて実現できるものです。
そしてようやく、観田創建でも
超高耐久で、長く性能が続く高性能住宅を自信をもってご提案できるようになりました。
これからも、お客様が長く健康で快適に暮らせる住まいを目指して、
一棟一棟、丁寧に取り組んでいきたいと思っています。
2026.02.27
金沢市からお隣の富山県へ、新しい断熱材の研修会に参加してまいりました。
設計技術者と施工技術者がそろっての研修。
日頃それぞれの立場で取り組んでいるメンバーが、同じテーマを共有できる大切な時間となりました。
せっかくの富山市ということで、
有名な設計士さんが手がけられたお店でランチもいただきました。
皆の感想を聞きながら、美味しいお料理と楽しい会話の時間。
設計がかなり個性的で、普段と全く違うコンセプトのお店がとても参考になりました
一番は経年変化ですね
また、寒い日でしたので断熱や結露の話題で盛り上がりました
研修会はTOTOショールームの研修室にて開催され、
断熱材の性能や耐久性、そして住まいに与える影響について改めて学びを深めました。
これからの住まいづくりにおいて、
健康で快適な暮らしを実現するためには、断熱材の役割はますます重要になります。
性能だけでなく、経年変化や耐久性までしっかりと理解することが欠かせません。
今回の学びを社内で共有し、
住んでいただくお客様に喜んでいただける住まいを、
そしてご家族が幸せに暮らせる住環境を実現できるよう、
これからの設計・施工に活かしてまいります。