2026.02.20
築100年の古民家再生では、構造耐力をしっかりと強化しながら、
若い世代の方が暖かく便利に暮らせる住まいへとリノベーションを進めています。
毎日のように想定内外の納まりや課題に向き合う難しさはありますが、
その分、完成した空間が金沢の町家らしい魅力と若い感性が融合した住まいとなり、大きなやりがいを感じる現場です。
古き良き金沢を大切にしながら、現在のストレスがない暮らしのかたちができました
築14年の町中のリノベーション
ご両親のお住まいを将来を見据えて2世帯住宅に改修されています。
お風呂やキッチン、リビングダイニングまで大きく見直し、築14年のお住まいも助成金を活用して、さらに暖かく快適な空間へと生まれ変わります。
プロのお客様との対話の中で商品選定や納まりを一緒に考えられることも、
とても楽しく刺激のある時間です。
また、お子様が独立され、ご自宅で過ごす時間が増える中で、
わんちゃんと暖かく快適に暮らしたいという想いからの大改修も進んでいます。
築40年の住まいは、おじさんが大工さんだったとのことで、しっかりと建てていらっしゃります
その中で、サッシの断熱改修はもちろん、古い家なので床暖房の設置して、暖かく生活されることになりました
水廻りの一新など、暮らしの質を高める工事と回遊性導線の家事楽になりますので、お客様の暮らしの感想が楽しみです
外壁のモルタル壁をすべて撤去し、築30年以上のお住まいを耐震補強とともに改修する現場もあります。
金沢市既存建築物耐震改修工事費等補助金制度
を活用して、将来も安心安全で快適に暮せるよう窓もほとんどやり替えて暖かく涼しい住まいに改修です
既設の住まいは窓からの熱損出が50%~60%ありますので、窓の改修工事が一番喜ばれます
窓も助成金を頂けることになりました
生活を続けながらの工事のため、寒さやトイレの問題など、
できる限りご負担が少なくなるよう配慮しながら、
一つひとつ課題を解決して進めています。
そして金沢市のS様の新築注文住宅。
ご両親のお住まいのお隣に、新たな暮らしの拠点がもうすぐ完成します。
おじいちゃん、おばあちゃんと程よい距離で支え合いながら暮らせる住まい。
自然素材でつくるGX志向型の高性能住宅として、完成がとても楽しみです。
現場は一つとして同じものはありません。
だからこそ学びがあり、やりがいがあります。
これからも一つひとつの現場に真摯に向き合いながら、
暮らしを支える住まいづくりに取り組んでまいります。
2026.02.11
新築注文住宅を建築されたHさま。【自然素材でZEH高性能住宅】
いつお伺いしても、驚くほどすっきりと片付いています。
共働きでお忙しく、ワンちゃんもいる暮らし。
それでも慌ただしさを感じさせない空間には、理由があります。
設計の段階から
「何を、どこに、どうしまうか」
を具体的にイメージしながら計画されました。
引き出しを開けると、まさに“シンデレラフィット”。
パントリーの活用や、ミーレの食洗機を上手に使いこなし、
家事の負担をぐっと軽くされています。
キッチンはトクラスBB
食器棚はウッドワンのスイージーです
奥には大きなパントリーです
玄関を開けると家族収納
段ボールや傘などの一時置きスペース。
段ボール入れの山崎工業さんのラックも便利です
防寒着はもちろん、スリッパなども収納できるし、雪で濡れた靴を乾かすのも扉なし収納なので臭くなりません
靴は60足ほど置けますが、家族が増えても大丈夫そうですね
梅雨など、においがこもるときは換気用の窓が留守でも空かせて、大活躍です
サンルームにはアイロン台と衣類収納を一体化。
洗剤からストック品までしっかり収納
今はドラム式洗濯機ですが、変わったときにも対応可能に可動棚を設置しています
サーキュレータで冬でも結構乾燥するそうですし、写真にはありませんが、ルンバもサンルームに基地を設置してあるそうです
テレビ背面には任天堂スイッチをさりげなく収納。
見えない工夫が、暮らしを整えています。
ただ、テレビが前に出しっぱなしだったので、能登地震の時に落ちたテレビがあったとのことです
使っていない時はできるだけ、テレビを壁に寄せることをアドバイスさせていただきました
テレビ背面のドイツ漆喰のスタッコ調も素敵です
ワンちゃんのゲージもベストポジションに計画され、
家族の気配を感じながら安心して過ごせる場所に。
やぱり、ダイニングに置くとキッチンに近くて拭いたり洗ったりもしやすいとのことです
収納が整うことで、
お気に入りのソファや置物が生きてくる。
余白があるからこそ、暮らしは楽しくなるのだと感じました。
楽しい暮らしとは、
特別なものを足すことではなく、
「整えること」から始まるのかもしれません。
本当に参考になる、素敵な住まいです。
住まいはしっかりとした計画で建築することをお勧めしています
それが、楽しい暮らしの第1歩ですね
一緒に楽しい暮らしを実現しましょう
2026.02.05
瀬田に佇む指定有形文化財 旧小坂邸。
そして、白洲次郎が暮らした 武相荘。
いずれも昭和の時代に建てられた住まいですが、
その空間に足を踏み入れた瞬間、
「古い」という言葉では語れない、
凛とした空気
を感じました。
決して主張しすぎることなく、
しかし揺るがない軸を持った佇まい。
そこには、今も色褪せることのない
思想と美意識が、
静かに、確かに息づいていました。
流行ではなく、本質を。
豪華さではなく、潔さを。
装飾で語るのではなく、
構えや間(ま)、
素材の選び方で語る。
住まいは、住む人の生き方そのものなのだと、
言葉ではなく、
建物そのものが語りかけてくるようでした
時代を超えて残る住宅には、必ず理由があります。
そして、その理由の奥には、
「何を選び、何を選ばなかったか」
という覚悟があります。
便利さや効率だけを追いかけていたら、
この佇まいには辿り着けなかったはずです。
その空間に身を置きながら、
これから自分は、どんな住まいをつくっていきたいのか。
何を大切にし、何を削ぎ落とすべきなのか。
設計者としての原点を、静かに問い直す時間となりました。
また、お仲間である建築会社の社長の皆さまのconcepthouseも拝見しました。
それぞれの住まいには、その会社、その人ならではの思想があり、
住まいづくりに向き合う姿勢が、空間に表れていました。
同じ「住宅」であっても、
どこに価値を置くかで、これほどまでに表情が変わる。
大きな刺激と、学びをいただきました。
この感動を、次の設計へ。
流行に流されることなく、
住む人の人生に、静かに寄り添い続ける住まいを。
時代を超えて残る住宅に共通する
“芯”を、
これからの一棟一棟に、確かに込めていきたいと思います。
2026.02.03
ホームページをご覧になり、
「夏は涼しく、冬は暖かく暮らせる住まい」を求めて家づくりを考え始められたO様。
中でも、自然素材である羊毛ウールの断熱材に関心を持たれ、ご相談いただきました。
いくつかの住宅会社を検討される中で、
最初のプレゼンテーションにおいて、ご自身のご要望に加え、
想像以上の提案が多く、デザインにも惹かれたことが、
家づくりを進めるきっかけになったそうです。
実際に住まわれてからは、
深い軒と雪見障子のおかげで、夏の暑さがやわらぎ、
今年の寒い冬も、室内は快適に過ごせているとのこと。
また、帰宅後に洗濯から収納までが一連で完結する動線も、
日々の暮らしの中で「助かっている」と感じておられる点のひとつです。
能美市の街並みの中で、
ふと目に留まる外観についても「素敵だと感じる」と、
たくさんのうれしいお言葉をいただきました。
暮らしを重ねるほどに、心地よさを実感していただいている住まいです。