2015.01.21

木の話 適材適所

 150120 尾山邸外壁板Oさまの新築工事も月末のお引渡しに向けて急ピッチで進められています。

外壁の下見板を張っています。 杉の下見板はきれいですね 。
更に上から木の桟で押さえていきます。 木には腐りやすい白太と腐りにくい赤身がありますので、外部にはできるだけ木の赤身の部分を使用します。
 

150120 尾山邸リビング天井リビングの天井は杉板張りです。 内装の天井で腐ることがないので、きれいな木のシラタ部分使っています。 昔から適材適所ということばは、木の特性をしる ことにより、腐らせることも生かすことも出来ると言う例えが生まれたそうです。

 

 

 

 

2015.01.07

新年のご挨拶

150107 年賀新年あけましておめでとうございます。
皆様方のお蔭で、新しい年を無事に迎えることが出来ました。
厚く御礼申し上げます。
本年も
「一人でも多くの方に少しでも多くのことでお役にたてるように。」
その思いで、取り組んで参りますので何卒よろしくお願い申し上げます。

住宅も以前のようにただ雨風をしのげればよいというものから、仕事や生活の活力の源として癒しや使いやすさ、心地よさなど、より豊かな家族生活を求めるために大切なものとしてとらえ、そのような観点から住まいづくりにこだわる方がとても増えてきました。
日本人にも家族における「暮らし」というものが、しっかりと文化として成熟してきたように感じます。

そのような中で、消費税率引上げの延期や資材の値上げ、省エネなど環境問題、高齢化に伴う介護や世代間の関係、住宅ローンなどの金利などなど、住まいづくりも大変に難しく多岐にわたり様々なことを検討しなければならなくなってきたのではないでしょうか。

我々も劇的に変化する環境や状況をしっかりと学びとらえ、お客様それぞれに本当にあったものを的確にアドバイスできるとともに、お客様にご満足いただける住まいや建物を提供できるように、決意を新たに取り組んで参りますので、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

2014.12.27

戸上工業社屋および工場建替え工事

141226 戸上工業

141226 戸上工業玄関

 141226 戸上工業 玄関2 戸上工業様の新社屋と本社工場です。

社長は私の尊敬する先輩の1人であり、経営者としてもとても素晴らしく、素晴らしく頭が切れる上にすごい行動力です。
しかし、それでいてとても温厚で優しく人を引き付ける魅力があります。
このような素晴らしいつながりを大切にできるように、戸上工業様にとって、今まで以上にお役にたてるように研鑽を重ねたいと思います。

ちなみに玄関正面にかかっている額は加賀友禅作家の毎田仁嗣さんの作品です。

ブドウのつると身でたくさんの房がなるブドウは世界的に見ても、とても繁栄を象徴するそうです。

2014.12.25

日常が美しい金沢 住宅のアプローチ

141226 福田邸

6年ほど前に新築させていただいた住宅にメンテナンスでお伺いしました。
門扉をくぐると玄関までのアプローチの灯篭にこもがかけられていました。
さすがに金沢ですね。
住んでいる方の文化度がとても高い街のような気がします。
私自身ととても刺激になり、研鑽あるのみですね。

2014.12.21

19年前から、親子2代のお付き合い 金沢市

141221 梶邸キッチン

141221 梶邸キッチン2金沢市の集落になる築80年の立派な民家です。

平成7年からお父さんお母さんに、ずっとリフォームをさせていただいて追う大きな住宅です。
お二人ともお亡くなりになり、その娘さんが住みよくなるようにリフォームしていただきました。
耐震
床暖房や断熱材、2重サッシや断熱サッシで暖か
洗濯ものなど使い勝手良く
高齢化に対応などなど
これらのテーマで大リフォームしていただきました。

141221 梶邸ダイニング蔵を壊し、建物の2/3を大胆にやり返しました。
2間続きの和室も1間にしてお座敷を寝室に変えています。

お世話になったお父さんお母さんに娘さんのことを任されているような気にいつもなります。

口数がきわめて少ないですか、材木屋に勤めていて材料に頑固にうるさかったお父さんのことがとても懐かしく思い出します。

このようなあったかい住まいで住んでほしかったです。