2016.12.01

住むラボ 寝室

081225 男の空間寝室は仕事でも、勉強でも、遊ぶうえでも一日の活力の源です。

寝苦しい、乾燥する、だるい 
それらの原因が住まいの計画や素材、風通しの悪さからきていることもあります。

寝室は人生の役3分の1ほど過ごすわけです。
すべてにおいて、細心の注意が必要です。
一番は健康ですね

その1 換気
寝るときに、一番注意すべきは新鮮空161213 谷田邸寝室気であり、酸素濃度です。
密閉された空間では、朝起きると酸素濃度が21%から19、18%に下がっているといわれています。
酸素は血液とても大切な働きがあります。
酸素が不足している中で何十年もと思うとぞっとします。

161213 番匠邸その2 素材
人生の多くの時間を過ごすうえで、無垢の木材をよく使います。
床のフローリングはもちろんですが、それだけでは調湿しきれないので、天井や壁の一部を板張りをお勧めしています。

 木材の長所である調湿機能で、過乾燥を防いでします。
また、有害な物質を含まず、安心です。
もちろん、塗料はリボスカラーや柿渋など、植物性オイルの自然塗料です。

その他、音や光を和らげてくれたり、無垢の木材は自然の恩恵は無限です。

F邸2007年完成 T邸2013年完成 B邸2014年完成

2016.10.19

リビングの役割 2 住むラボから

151117 清水邸住まいは疲れた心や体を癒してくれるだけでなく、さまざまや役割を持っています。

住むラボ・・・ご家族で幸せに暮らせる住まいの研究所

リビングの役割

IMG_94311.家族の憩いの場 明るく風通しがよくて、新鮮な空気があふる。 自然とのつながりがあり、四季や刻々とした変化に心が感じる。

静かで、ここら安らぐ空気感。 飽きない彩。

生活が程よく溶け込み、すべてを抱擁するデザイン。 プライバシーが程よく守られ、安心平和な暮らし

夏は涼しく、冬は暖かく 適度な湿度が、体の健康を守ってくれる。

無垢の木のぬくもりや肌さわりが、あったかい。

ViA00709広すぎずにほどよく家族の距離も守られる。

光は強すぎず、優しく、そして明るさが心地よい。

2.家族のだんらんの場

つづく

2016.09.07

住まいの環境ラボ 家族が集まる場

 141230 土居邸家族が集まる場
 140823 谷田邸夜景 リビングなのかダイニングなのかお茶の間なのか?

そのご家族それぞれが家族が集まる場があります。

家族の集まる場。

居心地がよく

お父さん、お母さん、お子さん、おばあちゃん、おじいちゃん
それぞれに居場所があり、

家族のつながりが深まる場

遠慮や配慮、気遣い、やさしさ、きづきの生まれる場。

家族の将来の幸せを育む場

心地よいそよ風がとおり、

優しい日差しがふりそそぐ。

緑が癒し、自然とのつながりが心を育む。

家族の集まる場はどんなばしょがよい140725 谷田邸リビングのでしょう。

 140725 谷田邸リビング2 140618 古河邸キッチン IMG_1803 IMG_1828 IMG_0384 IMG_9828 IMG_9949

2016.05.02

完成して2年のメンテンナンスです。

160430 番匠邸外観

 

160430 番匠邸寝室
日本海の夕日が最高のBさま邸
ちょうど完成から2年が経ちました。

今日は2階ホールの柿渋のムラとユニットバスの建付けのメンテナンスに参りました。
柿渋の経年変化もとっても素敵な色に変わりました。
この天井の色は人口の塗料では出せない風合いです。

さくらの無垢フローリングもとっても良い感じになってきました。
もちろん、くりの無垢フローリングの艶も最高です。

160430 番匠邸2階ホールクロスのちりきれや建具の調整はユニットバスだけです。

  160430 番匠邸LD

2016.04.15

無垢の木と住まい (住まい環境ラボより)

160415 大西邸寝室160415 岡部邸寝室 子ども部屋や寝室に一面でも無垢の木材を使用することをお勧めしています。 160415 谷田邸子供部屋 160415 正元邸寝室

無垢の木の魅力
1、調質効果がある・・・周りがメンテナンスしやすいビニールクロスでも一面のみ木材を張ると湿度を調湿してくれます。

オール電化の住まいは乾燥しがちです。
健康湿度は45%から60%と言われています。

乾燥しすぎは免疫力が低下します。
アレルギーや花粉症はもちろん、抵抗力の低下は健康にとても大きな影響があります。

結露がないように乾燥しすぎている室内環境にしていることは、本末転倒かもしれません。
伝統的家屋はストーブにやかんをかけて湿気を出していました。
それは、健康のために湿度を大切にしていたそうです。

2.近視眼率
木の内装で過ごす子供は近視の率が低いというデータがあります。

3.音がまろやか
反響音がまろやかで、耳や心に優しい。
ビニールクロスは反響しすぎます

4.木材とビニールクロスとコンクリート、金属の箱のマウスの成長実験において木材の箱で育ったマウスは明らかに健全な心と体を育まれるという結果が出たそうです。

  森林浴ではありませんが、自然の材料は不思議と心がやすまりますし、その良さを科学的ではなく本能で感じる方も多いのではないでしょうか

コンクリートや金属で成長したマウスは、生存に不必要な行動(壁に突然激突したり)が非常に多くなる・・ストレスからか

5.日々愛着を持て飽きない素材
時間が経つごとにだんだんと味わいや艶が出てきて、日が経つごとに良い色合いになってきます。
新築した時に一番新しくて、翌日から古くなっていく素材とは違いますね。

尚、これらは建築学にはそのようなことは学びません。
このような健康やストレスなき環境、住み心地は環境工学です。
住宅は多岐にわたる学びがとても必要になります。

是非、すまい環境ラボで一緒に学びましょう。

※4つの完成事例はすべて天井と床に無垢の木が使われており、塗装は植物性でお子様がなめても大丈夫な塗料を使用しています。