2022.07.08

2002年の新築させていただき20年 無垢のナラが素敵です



築20年のOさまから外壁のメンテナンスの相談とタカラスタンダードのキッチン乾燥機交換のご相談をいただきました。

大変ご無沙汰をしており、娘さんのお話と私も20歳の長男が生まれたばかりで、赤ちゃんを抱いて現場に来ていたことなど、懐かしいお話をさせていただきました。

外壁が少しメンテナンス時期を超えているので、お見積のご依頼をいただきました。


廊下のナラ無垢のフローリング

経年変化がとても素敵です。

塗装ではでない風合いです。

20年間で生まれる本物の美しさです。

我々が創りだしたいもののひとつです。




流石にタカラスタンダードのキッチンです。

ステンレスの天板、ホーローの扉、とってもきれいです。

乾燥器が前に壊れてしまい、今回交換のご相談をいただきましたが、機械ものはどうしようもないですね

2022.06.17

新築から8年メンテナンス訪問



築8年でダウンライトが一つつかなくなったとのことで、メンテナンスにお伺いしました。

2010年ごろから、LED照明に切り替わって、当初はメーカーも40000時間持ちますので、毎日使っても10年以上は持ちますとのお話ですが、今はLEDは持ちますが、照明機器は8年から10年で配線や機械が劣化しますとの回答で、交換をお勧めしますとのことでした。

最近は海外製の商品のほうが耐久性が高く、一般消費者の目線やニーズに寄り添っているものが多くなってきたように感じます。
是非、国産メーカーさんには頑張ってほしいです。


さて、お伺いして、自然素材中心のお住まいは経年美が美しいですね。

無垢に植物オイルからつくった塗装や柿渋は、経年変化が美しく、住むほどに味わいが増してきます。

少し手がかかるウッドデッキやフェンスも、落ち着いた色合いで緑が映える心癒されるお庭に進化しておりました。



ホールのスタッキングシェルフも、奥様のお好きなものが並べられており、とてもかわいいです。



旦那様のセルフビルドされたミシン机がかっこいいです。
現場の廃材やいらなくなった積み木の箱をリサイクルしてつくっています。

我々にはできない風合いです(^^♪



素敵なフラッグ

各お部屋の入り口に飾ってあります。

住むほどに、それぞれのご家族のくらしがかたちになってつくられてきます。

生活なので芸術やデザインとは少し違うかもしれませんが、我々が意図して作り上げた造形より、暮らしから生まれたものがとても美しく、かわいく、いとおしい。

2022.06.11

建物の外観と植栽



R311Easyhouse の植栽が完成して、住まいのたたずまいもさらに上品で素敵な感じになりました。

デザインはメンテナンス性を重視して、後々にメンテナンスコストを少しでもかからないように、軒を深くしたり、屋根は瓦を使用しています。

外観もシンプルで、飽きの来ないデザインを心がけています。

その中で植栽が入ると、家が上品に引き立ってきますね



2022.05.26

R212S Easyhouseさまの外観

新築して1年半のR212SEasyhouseにお伺いしてびっくり!!

青々と芝生がきれいに生えそろっていてとってもきれいでした。
畑もあり、とっても楽しそうです。
昨年から、相当にお手入れされてこられたのが本当によくわかります。


プライバシーが確保されながら、お子様たちの楽しい時間を過ごされているのが、目に浮かびます。

お住まいもそのように大切にお使いいただき、行くたびに本当にうれしくなります。

2022.05.15

27年のメンテナンス依頼

地元の有名な住宅会社さんで新築27年経過の住宅のメンテナンス見積りをご依頼いただきました。

まずは外壁はラスモルタルの上からリシン吹付してありました。

全面防水または、既設外壁の上から新しい外壁を張るかで次のメンテナンス時期が大きく変わってきますし、金額を比較しながら2種類でお見積させていただきます。

屋根はコロニアルです。
瓦だったから更に20年ほどは大丈夫だと思われますが、コロニアルは劣化が激しく、上からもう一度屋根を設置します。


軒裏の珪酸カルシュウム板は、部分的に割れているので、全面張り替えです。

樋は塩ビ製ですので、これも全面取替になります。

破風や鼻隠しは無垢材ですので、塗装塗り替えだけで大丈夫です。

ただ、バルコニーとトップライトも防水のやり直しになり、費用が加算される大きな要因ですね。

アルミ製の玄関戸も交換してほしいそうです。


玄関のタモの薄い合板にウレタンを塗った造作家具はシミだらけでカウンターもやり替えですね。

花瓶などで塗れるところや日差しが強く当たる場所は天板だけでも集成材や無垢材が本当は良いかもしれませんね。

本物の素材でないもの、シート貼りやはり物で工業製品として出来上がったものは20年から30年が限界なんでしょうね。


一番ひどいのは合板のフローリングです。

べらべらと次から次へとめくれていきます

うすい表面のペラペラの板が剥離しており、本来であれば床の全面張り替えが必要ですが、ここのメンテナンスが一番難題です。

とげが刺さり危険ですので、とりあえずテープで止めることをお勧めしました。


張替え、または上から6mm圧の同じような材料を張る方法しか方法がありませんが、キッチンからすべてやり替えになります。

やっぱり床は絶対に無垢がお勧めです。

無垢のフローリングはこんなことになりません。

ただ、無垢材だとしてもウレタン塗装が塗ってあったら台無しですので、是非ご注意を。



お風呂などの水廻りもも交換時期ですね。

27年ぐらいのメンテナンスはやりだしたらきりがありませんが、見積で一つひとつご検討していただきます。

観田創建では、新築時に30年後のメンテナンスが如何に費用がかからないかを真剣に検討して、新築を建築するお客様にフィードバックしております。

その為のキーワードは無垢材などの自然素材や構造材料や建て方の計画ですね。

一軒一軒参考になりますよ。