2024.04.24
メンテナンスをデザインした住まい
シンプルで正面以外はガルバニュウム鋼板で囲まれた住まい
これは、耐久性の高いガルバニュウムも軒を深くしてしまうと、錆が進行してしまうというデメリットで、軒をなくしたデザインになっています
但し、正面は吹付の壁と杉の板張りになっていますので、その部分を軒をつくり、雨があまり当たらないように工夫されたデザインになっています
このようなデザインが多いのは、耐久性を第一優先にした結果です
若いご夫婦は、60年は安心安全で快適に暮らしたい
その為には、後のメンテナンスコスパを最大限に抑えたいデザインにしました。
リビングの床板は
無垢のさくらフローリングです
塗装はもちろん、植物由来のオスモカラーワックスです
壁はドイツ漆喰
健康で快適でメンテナンスコスパを考えたら、この素材やデザインが最適ということになりました。
将来を考えながら、しっかりとした目的と目標を明確にして建てる住まいが、住んでよかったと思っていただける住まいになっていくのではないでしょうか
そこに、本当に美しさが数十年後に待っている気がします
トイレやお風呂にはしっかりと窓があり、太陽からの紫外線が、しっかりと殺菌してくれます
最近のトリプルガラスはかなり紫外線をカットしてしまうので、殺菌効果が薄れてしまってもいますので、要注意です
紫外線は朝日にたくさん含まれているそうです
キッチンやダイニングに明るい朝日があたると、自然の力で清潔に殺菌してくれるそうです
自然の力は我々のちっぽけな力とは比較にならないパワーを持っています。
私たちはその力を、恩恵を分けていただいています
カテゴリー: 住まいづくり