2007.01.22
2007.01.19
竣工写真撮影
2007.01.17
オール電化住宅
昨年までは殆どの新築のお宅がオール電化住宅でした。確かにIHは掃除が容易で油煙がたたないので、キッチンの汚れ自体も少ないようですし、非常に良い鍋を使い適した調理法で作った料理は美味しいです。(焼き魚はイマイチ)また、蓄熱式暖房機は非常に便利ですし、魅力ある暖房機だと思います。
しかし、最近は半々ほどになってきました。その原因として、お客様の疑問として良く仰るのは
1.コンロはIHかガスコンロか?
2.エコ給湯は電気代は約1/3ですが、機械の耐久性が未知数でイニシャルコスト(最初の設備投資)をペイできるか?
3.電気暖房では室内の過乾燥をどう対処するか?(過乾燥は免疫力の低下する。)
4.本当にランニングコスト(月々の光熱費)は安いのか?
5.本当にガスより安全か?(最近、蓄熱式暖房機の施工不良による火災はあったがガスコンロからの火災はあるのか? 電磁波は問題ないか?)
6.環境にやさしいのか?(電気の発電はメインは火力発電と原子力)
7.原油高は今後どうなるのか?
最近、様々なところで議論されています。小生もこれらをふまえ研究を進めたいと思います。
北陸電力 電化TV HP:https://www.denka.tv/
2007.01.15
自然素材
我々はお客様に居室を中心に自然素材をよくお奨めします。
その理由はシックハウス対策ではありません。
シックハウスは、使う素材よりも通風や換気計画のほうが大切ですし、
水廻りなどはビニール等のメンテナンスし易い物の方が良いと思います。
やはり自然素材のデメリットもあります。
我々がよく使用する自然素材は
無垢板(床、壁、天井、押入内部)、漆喰、自然塗料(リボス・オスモカラー等)、柿渋、越前和紙、土、羊毛、石等など。
メリットは
1.耐用性・・・・使っている内に味や艶が出て来たり飽きない。
2.耐久性・・・・床、外壁などに無垢材はメンテナンス次第でかなり長持ちする。
3.調湿性・・・・木や土は余分な湿気を吸収し、乾燥したときに掃き出し、室内環境を整えます。
4.心身の健康・・・精神的に落ち着く空間にし易いし、化学物質の未知なる危険にさらされない。
デメリット
1.価格が比較的高いものが多い。
2.メンテナンスを要するので面倒だ
3.施工に技術と経験を要する
4.工期が長い
5.自然素材でもアレルギーに反応する方もいるので、注意が必要
全ては適材適所ですので、それぞれお客様にあったものやその使う場所にあったものを選ぶのが良いと思います。
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写真:MM邸新築工事 平成14年1月竣工
2007.01.09
バリアフリー
今週MH邸改修工事に着工します。
88歳のおばあちゃんが足を悪くし、自宅介護のため介護保険を使い、バリアフリー住宅にします。
全く、車椅子でしか移動出来ず、また右半身付随の為、医療療養士と念密な打合せのうえ、段差の解消及び手摺の設置等を検討の上、工事にかかります。
本当にバリアフリーは障害の程度や箇所により工事内容が変わってくるので本当に難しいです。
一方、昨年のHS邸新築工事では、2世帯住宅の2階部分をあえて、親世帯にしました。
階段の手摺や勾配に配慮すれば、日当り、風通しや眺望のよい2階で、しかも元気なうちはあえて足腰の若干の負担は脳への刺激になる、という理由です。
一時期、何でもバリアフリーみたいな風潮(何時も何かの風潮がありますが・・・・)がありましたが、最近は漸く、各々の人生観よって選択されるようになってきたのかもしれません。
しかし、金沢の方は風潮に流されやすい地域性なのかな?