2010.04.02

春ですね

 少し春めいてきたかと思えば、また急に寒くなってしまい、

 今年は春を感じられることが少ないなーと思っていました。

  しかし  これはつくしの群生です。

 ちょっと気持ち悪いぐらい生えまくっていました。

 今年は春の気配を感じることなく春になっていた
 のかもしれません。

 でも、最近ではつくしを取る人がいないので、こんなに
 群生するのかな? なんか不自然でした

 さて、民家の工事も順調に進んでいます。

 外部のサッシも付き、大工さんが内部の下地工事に
 かかっています。

 サッシは断熱サッシのペアガラスですので、エコポイント
 ゲットです
 
 どうしても古い家は多少はゆがんでいるのが
 当たりまえなので、それをゆがんだように見せないように
 するのが上手な大工さんです。

 最近ではレーザーがあるので結構便利です

2010.03.31

住まいの木造り 米ヒバの土台

 KC邸の構造材の木造りをしています。

 住宅の土台で、材料は米ヒバです。

 米ヒバは硬くてしかも白蟻や腐敗菌に非常に強いため、

 土台にもっとも適した材料です。

 下の写真は、金沢市の史跡案内板を設置するための屋根

 付きフレームです。

 よく組ませていただいていますが、それも全て米ヒバで

 造っています。

 ただ、金沢の気候は大変多湿なため、日本の他の地域と

 違って昔から、木の防腐、防虫に対して注意して材料

 選定されてきた歴史があります。

 その為に、青森からわざわざ青森ヒバを仕入れて柱など

 に使ってきました。

 ただ、土台には青森ヒバは少し柔らかいため、米ヒバの

 ほうが向いていると思います。

 しかい、最近では中国の影響で材料が入りにくくなり

 つつあり、価格も高くなってきました。 

 能登ヒバもやはり考えていかねば・・・≪続く≫

2010.03.25

スウェーデン式サウンディング試験

 今日は大安ですが、あいにくの雨で大変寒い中で地鎮祭を
 行いました。

 ところが、30分前に職人さんからトラックが故障して、
 との電話です。

 冷や汗をかきながら現場で待っていると20分前に到着
 しました。

 何とか総出でテントや足場板の設営して、間に合いました

 職人さんは気を使ってくれて、お客さんみんなに
 「私が悪いんです。すみません」と必死に謝っています。

 私も正直、びっくりです。

 そこまでしていただかなくても とも思いましたが、
 とても責める気になりません。

 その姿をみて、思いもかけない出来事もその後の対応次第だと
 あらためて痛感しました。

 Cテントさんありがとう

 とにかく、お客様にご迷惑をおかけすることなく無事にお払いできよかったです

 その後、午後からは地盤調査です。

 写真はスウェーデン式サウンディング試験機です。解体して整地後なので湖の中で作業していました。

 本当に皆様お疲れさまでした。

2010.03.24

LED電球ってどうですか?

ついに東芝も白熱電球の生産を中止しましたし、パナソニック電工は今春に1100種類の照明機器を発売予定です。

住まいづくりをお手伝いしている我々もお客様にどの様にご提案していくか研究していかねばなりません。

その為に我が家の白熱電球を少しずつ、LEDに交換してみています。

今回は我が家のトイレの電球を替えてみました。

トイレは小さい空間のためもともと照明機器は少し小型のものを選んだ関係で、電球は白色電球の40Wタイプで小さい口径の17mmです。


それをSHAPの4.5WタイプLEDに交換です。

価格は量販店で4000円ほどと価格では20倍ですが、耐久性は12.5倍で消費電力は約1/10です。

費用対効果からは納得できないわけではありませんが、もう少しお得感があるとよいかもしれません 

ただ、私にとっては大きな問題点が2つあります 


第1に明るさが元の電球の410ルーメンに対して250ルーメンしかありませんので実際には30W程度しかないように感じます。

しかも、小型の17口径タイプにはもう一つ明るいタイプがないために取り換えるとかなり部屋が暗くなったように感じます。

老眼が進んでいる私には少し厳しいかもしれません。

第2に色合いです。

以前使用してみた白色タイプはあまりにも人工的な色合いで、温かみや優しさといったものがなくて、全く癒された感じがしません。

その為に今期回は電球色にチャレンジしてみましたが、白色よりましな程度です。

住まいに癒しを求めている方のリビングやダイニングにはお勧め出来ないかもしれません。

2010.03.19

またまた解体です

 入母屋の住まいの改装工事も本格的な解体に入りました。

 どうしても春先から解体工事が多くなります。

 KC邸も解体が進んでいますが、解体工事はなぜか心がえぐ

 られる様な気持になり、何回経験しても好きになれません

 改装工事は建て替えと違って、壊すときに他の部分を傷めない

 ように養生と順序が大変重要になってきますので、解体職人と

 大工と電気屋さん、時には水道屋さんと進めいていきます。

 もちろん、弊社も何人もで養生しながら進めていきます。

 また、新築のように最初の計画を推し進めていくのではなく

 解体してみて臨機応変に対応していかねばなりません。

 解体は好きではありませんが、古い立派な住まいは職人の仕事や想いが伝わり、壊していて大変勉強になりますね