2007.03.20
基礎内部の埋め戻しも終わりました。
観田創建では7号砕石といって砕石を埋め戻した後、最後に豆砂利を
敷き詰めています。湿気対策と床下の生態系の維持が目的です。
後は玄関などの土間コンクリートを打設すれば基礎完成です。
生態系の確保の為には綺麗な砂が一番だと思いますが、それですと湿気の
問題があり、砕石をお奨めしています。
手間はかかりますが、住まいと生活する人の健康を考えるとベターです。
床下の換気窓です。ステンレス性の開閉窓です。昆虫やゴミが入るのを防止
するために、ステンレスのメッシュが付いています。
2007.03.15
基礎からのボルトは木造ラーメンと基礎と固定するアンカーです。
建物全体は3階建の木造伝統構法ですが、1階に2台分の車庫があるため、
その部分だけは、ラーメン構法で施工になります。
ラーメン構法とは、スジカイがなくても耐力が取れる構法です。重量鉄骨の
構法がこれにあたります。
伝統構法も本来スジカイを取らなくても出来る構法です。ただ、実際に
耐力が高いことは何百年も経っている歴史的建築物で証明済ですが、
技術が複雑すぎて耐力を計算で求めることが難しい構法です。
2007.03.14
今日は建物の外周の埋設配管です。
上棟は4月5日に決まりました。
それまでに、内部の土間コンクリートや給水、排水などの配管を
土の中に埋設して設置します
天気にも大変恵まれたので、上棟まで出来る限り進めたいです。
2007.03.12
基礎立上りの型枠を撤去しました。
ジャンカ等もなく、綺麗に仕上がりました。
一番重要なのはコンクリートの天端(一番上)がいかに水平かです。
普通は6mmですが観田創建では3mmです。
どれだけ大工が正確でも、基礎の水平が違うとガタガタな家になります。
注文住宅は、すべてがオーダーです。既製品で使えるものはもちろん使いますが、職人との密な打合せと確認が必要です。
2007.03.09
木造伝統構法の国産地松の丸太です
最近は絶妙に曲がっているものがなくなってきました。
デザイン的にも強度的にもあえて、曲がっている材料を選びました。
木造伝統構法の強度が防災科学技術研究所で実証されたので、
観田創建としてより一層、木造伝統構法を促進していきます。