2009.01.29

3階建て混構造のUT邸の基礎工事

UT邸の地盤改良から本格的な掘削工事に入っています。

3階建てで、1階部分が鉄筋コンクリートの打放し仕上げで2階及び3階が木造ですので基礎工事も地中梁といって非常に大きなコンクリートの梁を築造します。

そのために地面も1m以上掘り下げて型枠や鉄筋を組んでいきます。

今回、鉄筋コンクリート(RC造)と木造の混構造になった理由は1階が特殊な事務所であり、音やプライバシーの観点からRC造、

2、3階は室内環境や居心地を優先し木造を選ばれました。

今回も非常に難しい仕事ですが、同時にものすごくやりがいを感じます。

でも、最近は難しい仕事が本当に多くなったような気がしますが、これって良いことなんでしょうね

2009.01.28

YK邸外部の防水フェルト張り


YK邸の外壁はラスモルタルに弾性リシン仕上げです。

メンテナンスの経済性と重視してサイディングを選ばなかったようです。

しかし、サイディングと違って下地は能登ヒバの15mmの板を約13センチ間隔に横に打ち付け、防水シートを張っていきます。

写真は防水シートのアスファルトフェルトを張っています。モルタルの場合は出来るだけ湿気を通しやすいフェルトが適しています。

今後の工程は金網であるメタルラスを止めてモルタルの付をよくします。

次はいよいよモルタルの下塗りです。

下塗りがある程度乾くと誘発目地を作るために木製の目地棒を設置します。

さらに中塗りです。中塗りは仕上げを左右しますので、左官屋さんの腕の見せ所です。

中塗りが乾くと目地棒を外し、シーリング材を充てんし防水と収縮のクッションを作ります。

そしていよいよ弾性リシンを吹き付けて完成です。

薄くふくときれいですが、耐久性を考慮して少し厚めに拭いてもらいます。

このように非常に期間と手間がかかり、天気にも左右されるのが欠点ですが、なかなか良いものでよ。

2009.01.26

A保育園さまの耐震

 週末の子供さんの少ない時に2部屋空けていただき、地震の安全対策工事をしていました。

 収納家具や押入れの建具を取替、耐震ラッチなどを取付たり、
 テレビが落ちないようにワイヤーで固定したりしています。

 やはり、阪神大震災クラスになるとTVでも落ちるのではなく、
 飛んでくるので非常に危険です。

 大切な子供たちをお預かりされているので様々な配慮が必要らしく、
 大変です。

 当然、材料も無垢材とはいきませんが、すべて集成材でつくっ
 ています。

 無垢材と同じように傷がついても補修が簡単で耐久性も高く、

 色もよい感じで焼けて飴いろにつやが出てくるので保育園など
 には特にお勧めしています。

 最近はこのタイプの耐震ラッチを使用しています。

 以前の開けにくいタイプではなく、建物が傾くと瞬時にロック
 がかかるというものです。

 普段、大変な保母さんに少しでも使い勝手が良いようにご提案
 しています。

2009.01.17

CT邸のキッチンはトーヨーキッチンです

 C様のキッチンはトーヨーキッチンのベイです。

 デザイン的に非常に人気があり、使い勝手も損なわ

 ないようにかなり吟味して選ばれました。

 このデザインに一目ぼれしていて、住まいを新築する

 際は決めていたそうです。

 サイドにはカウンターを設置して、パソコンやちょっとした

 調べ物などするために使用します。

2008.12.23

NM邸が完成しました

 MN邸新築工事が外構工事を残して完成しました。

 お施主様は女性の方で、インテリアも女性らしさが出ています。

 家具や装飾を季節や時代に合わせたいとのことで、

 白い画用紙のように住宅の存在感や素材感を出来るだけ
 なくすような空間を心がけました。

 最近は「男の隠れ家」的な雑誌が結構出ていますが、
 男の住まい造りと女の住まい造りは視点が全く違います。

 ご夫婦でも、ご主人がイニシアティブをとるか奥さまが
 イニシアティブをとるかでも全く違います。

 住まいに対するとらえ方が違うので当然かもしれません。

 女性は水廻りや収納など家事の使い勝手

 男性は構造や素材など耐久性や居心地などに
 こだわるかたが多いようです。

 どちらも非常に大切なことで、そのバランスがうまく
 とれるようにサポートできればと思います。