2009.03.06

UK邸新築工事現場にて

 UK邸の基礎工事と埋め戻しも終わり1階のコンクリート
 躯体工事まで来ました。

 現在、柱型から鉄筋を組んでいます。

 打放しの壁は補修がしにくいので、工事に入る前に図面で
 細かい部分まで検討が必要です。

 窓や軒、2階の取合い部はもちろんのこと、コンクリート
 型枠をどのように組んでいくか割り付け、セパレーターの穴の
 位置さえも図面にて指定します。

 現在は工事も天気に恵まれて、かなり順調に進んでいます。

2009.03.04

外観の検討

このお客様は1階が事務所で2階と3階がご自宅なので、道路から玄関が見えない方が良いというご要望です。

20年も設計の仕事に携わっていると、平面だけでどのような形に見えるかほぼわかるようになりますが、その様な繊細なご要望のときなどは実際にどのように見えるか模型をつくってみます。

場合によってはいくつもパターンをつくってみます。

お客様がイメージしている完成模型ではなく、白いパネルでボリューム模型と言われているものです。

つくりだすと結構楽しいものです。

2009.02.23

地中梁のコンクリート

 UK邸の地中梁です。

 鉄筋コンクリート造と木造の混構造になってくると基礎が
 全然違ってきます。

 天気が悪いのでコンクリートの試験体をつぶし、強度が
 出ていることを確認し型枠を撤去しました。

 ジャンカやあばたも全く見られず、完璧に近い状態です。

 これまでは土に中に埋まりますが、これからは打ち放しでそのまま見えてきますので、型枠の割りやセパレータ(丸ちょぼ)の割りの施工図面を検討作成中です。

 緊張感が高まってきますね

2009.02.12

UT邸の地中梁コンクリート打設

最近はほんとに天気に恵まれています。

今日も最高の条件の中で、地中梁のコンクリートを打設できました。

しかし、この現場は場内にも予備のスペースがなく、その上に前面道路も狭いので道路使用許可をとり、車両の通行を規制しました。

それでも、お急ぎの方などにご迷惑をおかけすることもあり、対応をもう少しうまく出来ればと反省ばかりです。

さて、2月中にコンクリートを打設する場合、大変なところは温度です。

今はその心配はありませんが、氷点下に気温が達しコンクリートが凍結したり、または大雨の日の打設は水がコンクリートに入りすぎると強度が低下してしまいます。

ちなみにコンクリートの強度は設計強度21N/mm²ですが、予備強度+3N/mm²と2月の温度補正を+6N/mm²で合わせて30N/mm²の生コンを打設しました。

もちろん、試験体をとり強度検査は欠かせません。

コンクリートの打設も高周波バイブレーターを使い満遍なく行いましたが、後はコンクリート面にジャンカやあばたが出ないことを祈るばかりです。

2009.02.05

店舗工事です

 今日から本格的に店舗改修工事に入りました。

 3月にオープンするために、時間との戦いです。

 150坪の内部は店舗と事務所、倉庫につくりかえ、また
 外部は看板やファザード(正面の見栄え)などを改修します。

 昨日までは、そのまま使用する部分は養生と言って傷や汚れ
 がつかないようにシートと養生板で囲います。

 それと墨出は基準の水平ラインや壁の付く位置、器具の付く
 位置を記します。それを元に職人さんが工事を進めます。

 今日はいよいよ、解体工事でした。細かい部分や境目は自分で
 壊します。

 途中、材料を調達しに現場から離れた時、ふとあまりの天気の
 よさとほこりまみれの現場からの解放感で心動かされ、思わず
 シャッターを押してみました。 (下の写真)

 なんか、金沢の冬らしくないかも… でも最近の冬の金沢はこのような日も珍しくないような気がします。