2009.04.30
UK邸はスジカイの取付中です。
1階が鉄筋コンクリート造(RC造)で2階、3階が木造の場合はバランスの関係でスジカイだらけになってしまいました。
混構造は1階の揺れ方と2階、3階の揺れ方が違うので1階のRC造に合わせて剛性を高めなければいけません。
そのため、90mm×90mmのスジカイが結構入りました。
また、ときどきお客様からスジカイはたくさん入れた方がよいと思っている方もいますが、多すぎてもだめでしかもバランスよく入れないと逆効果になることもあります。
しかも、後から家族構成の変化によってリフォームされるときも入れ過ぎると融通がききません。
ですから、きっちりした強度を確保しながらバランスよく配置し、何よりも後々の自由度を考えるとできるだけ少ない方がベストです。
2009.04.23
久々にYK邸の登場です。
工事も順調で現在和紙クロスを施工中です。
福井の越前和紙で壁紙を製作している和思工房さんと共同で
開発した和紙をお客様に選んで頂きました。
越前和紙で代表されるモミ柄で色は無垢材を引き立たせる
色合いを出していただきました。
もともと襖紙が多かったそうで、深く落ち着いた色合いを出すのに苦労したそうです。
2009.04.03
今日は以前お引き渡しをしたH様と打ち合わせです。
温かくなったら、お庭の手入れをしたいので、肥料やごみ入れなどの外に簡単な収納を作ることができないかのご相談でした。
H邸も丸3年たち、植栽もほぼ生えそろい一段と調和とバランスがとれてきました。
シンボルツリーなどからは新芽が吹き、外壁とのコントラストが大変美しかったので、ついつい見とれてしまいました。
住まいは引き渡し時に完璧な形にするのも1つですが、植栽などが生えそろうことにより、徐々に良くなっていくのも良いものです。
愛着も強くなるしね
ただ、メンテナンスにやっぱり時間がとられるのでなかなかできないのも現実ですが、ライフスタイルの大切な時間として考えていただく方が増えると良いですね。
2009.03.31
UT様の1階事務所部分のコンクリート打放しの打設です。
1階の柱、梁、壁と2階の床を同時に打設しました。
ほとんどが打放しになるので、人数も多めでバイブレーターや木づちでたたくなど、念入りに施工です。
幸い天気にも恵まれました。
本当にこの現場は、主要なときは天気にばっちり恵まれます。
北陸でこの季節にしては奇跡的かもしれません。
お客様の日ごろの行いがよっぽどよいのだと思います。
予定より早く終わり、後は1週間後の型枠撤去できれいに仕上がっているのを祈るばかりです。
それと同時に、上棟の準備もあわただしくなってきました。
2009.03.28
MT邸の大工工事も大詰めを迎えました。
難しい仕事もほとんど終わり、後は石膏ボードを残す
のみです。
MT邸は観田創建の設計ではなく、東京の笹本建築設計
事務所さんの設計です。
特に気候風土の違いから普段使用している材料、特に
木材の寸法などが大きく違い、納まりもかなり普段とは違うものを要求されたので、大変でした。
後は仕上げですので、難しいものはありませんが、最後まで気を抜かずに仕上げたいと思います。