2009.06.19

MS邸も早1年

MS邸の1年検査でした

Mさんご夫婦とも久しぶりにお話ができて大変楽しい時を過ごしました。

やはり、お客様にも施工前に説明させていただいたとおり、クロスの入り隅のボンドコークが切れていたり、建具の調整など来週に少し直させていただきます。

しかし、驚いたのは車庫の中とアプローチに2センチほどの水返しのために段差をつけましたが、それにつまずく人が多くて段差をなくしてほしいという依頼です。

ほんとに 思ってもいませんでした。

設計は難しいです

1年たってお住まいの使い勝手などを聞くのは大変楽しみですし、思いもかけないようなことがあったりして、大変勉強になります。

でも、非常にきれいに使っていただきありがたいです。

お庭もほぼ完成しており、家のたたずまいも更に落ち着いた感じでグッドでした。

2009.06.18

UK邸の工事状況

 UT邸の2階、3階部分の外部は防水紙をはりその上にラス

 を張り、これで来週から下塗りを施工していきます。

 黒い防水紙と梁や柱の白木が引き立って大変きれいです

 1階のコンクリート部分は内装工事に入りました。

 まずは発泡ウレタンを外部に面する外壁とそこから1m入った
 ところまで吹付けしました。

 墨出しもすべて終了して、こちらは来週から軽量鉄骨の下地を

 施工していきます。

 内部は9月完成を目指し、着々と工事が進んでいきます。

2009.06.10

UT邸の造作材加工中

 広瀧大工と現場監督の中井でUT様の造作材加工です。

 午前中に大工から連絡が入り、和室の長押が板目の材料が
 納品されているがそれでよいか確認してほしいとのことでした。

 長押とは和室の鴨居の上に水平方向に付いている板のような
 もので、本来は構造を補強するために付いていたものが今では
 装飾的に使われます。

 寸法や材種、木目、色は柱に合わせバランスをとり、長押だけ

 で和室の空間がまったく違うものになるほど大切なものです。
 今回は和室の柱が杉の面皮といって柱の角に丸太部分が残っ
 ている杉の柱なので、柾目に取替えてもらいました。

 杉の面皮の柱は4つ角に丸太部分が残っているため、鴨居や
 敷居など取付が大変難しいのですが、出来あがった空間は
 優しい空間に見えると同時に、自然な風合いも色濃くでて
 大変素敵な空間になります。


 今はそれを求められることは少なくなり施工もたまにですが
 老舗のお料理屋さんなどや東山のお茶屋さんに一部残ってい
 ますので、是非その空間の良さを味わっていただければいいな
 と思います。

2009.06.05

MT邸の引き渡し

 MTさまのお宅も検査が終わり、明日にお引渡予定です。

 浄土真宗の道場のため正面の床の間のようなところに
 お仏壇が入ります。

 お隣にはピアノを入れて、教室やミニコンサートもするそう
 です。

 自宅にこのようなものがあり、大変うらやましい限りです。

私たちの世代ははたして、老後に好きなことをして生活できるのか心配です。

年金はあてにならないし、今より良い社会になっているか疑問に思ってしまいます。

国の借金は膨らみ放題だし、環境は悪化の一途です。

もう一度、先のことを考えながら今、何をすべきか、またどのような住まいを提供しなければならないかを考えなければなりませんね。

2009.05.31

YK邸新築工事のお引渡

YK邸の御引き渡しが今、終わりました。

ほっと一安心ですが、少しさびしい感じもします。

しかし、まだまだお客様とメンテナンスの仕方や使い方、または表札や絵をつけてほしい、など長いおつきあいの始まりでもあります。

住まいは当たり前ですが、住んで初めて住まいになります。

意外とお客様によって使い方や住み方が全くと言ってよいほど違うものです。

より、健康で安全に住んでいただくために、コミュニケーションを取りながらアドバイスできればと思いますし、私自身も大変勉強になるものです。

今日は引渡と同時に器具の説明も一緒にさせていただきました。

最近の器具は便利ですが、使い方を覚えるのも大変です。

特に今回はオール電化住宅ですので、使い方がちょっと難しいところもあります。

手前の左側は観田創建の現場監督の中井です。

まだ、見習い中ですがまじめで明るいことが取り柄ですのでまた、みなさんよろしくお願いします。