2008.12.06
今日は上棟でしたが、
明け方は北陸の真冬並みの大荒れの天気でした。
今日の上棟が心配でほとんど眠ることができませんでした。
しかし、時折みぞれが降りましたが、何とか事故もなく無事終わることができました。
上棟(建て方)で怖いのは風と雷です。
風はレッカーで吊った材料が振り回されて事故の原因になります。
いつ中止してもよいように現場に張り付いていましたが、
何事もなく、ほっとしています。
いつもは身内でお疲れさん会をするのですが、今日は
さすがに大工さんも疲れたし、小生もほとんど寝ていないので
事務所に帰って残務整理です。
写真ではちょっと変わった軸組みをしています。なぜかは出来てくるとわかりますので、また紹介したいと思います
2008.11.12
築30数年のRC造の外壁防水工事で優れモノです。
3度目となる外壁の吹き付けで古くなった塗膜が見る見るうち
に剥がれていきます。
ネオリバー泥パックBを塗布して数時間置くと手で簡単に塗膜
がはがれていきます。
これはなかなか素晴らしい。
剥離剤の価格は少し高いけど、これだけの面積になると人件
費を考えるとかなり効果的でした。
いろんな商品が出てきますね。びっくりです
常に新しい商品や製品が出てきますが、実際にグッドなもの
はごく一部です。
ヒットはしたが、10年ほどで劣化が著しくて消滅していった
ものや24時間風呂などはどこへいってしまったのか?
お客様が後あと困らないよう我々が厳選しなければいけません。
2008.10.18
最近では大手メーカー製の建具が主流ですが、写真は地元の
建具屋さんでオーダーで製作しています。
特にメーカー品にはないデザインや、使い勝手の場合に
必要になります。
やはり、価格は多少高くなりますが、耐久性を考えると
長い目で見るとお得なのかもしれません
写真の溝は手かけです。上から下までどこで手をかけても良いようになっています。
下の3枚戸は収納の引き戸です。
大手メーカーの既製品がよいか、オーダーがよいか
使う場所、価格、デザインなどを考えながら、選んでいくと
よいかもしれませんね
2008.09.29
このところ金沢ではめっきり涼しくなり、夏からいっきに秋に
なった感じです。
10月は衣替えですが、昨日は実家の簾戸をすべて障子戸に
しました。
衣替えの習慣は今の住宅では全く見られなくなりました。
でも、改めて考えるとすごいよい風習ですよね
今の住宅は収納場所や予算の関係で難しくなっています
が、機会があればお客様にご提案したいです。
さて、写真は実家の萩戸です。簾戸はヨシや竹が多いですが、
これはハギで作った建具です。
また、下の写真では書院、、欄間、雪見障子の場所が簾戸で
手前には座敷簾が4枚かかっていました。
ちなみに実家の和室は金沢特有の朱壁で、杉の面皮の柱には
拭き漆で仕上げています。
形状もかなり、金沢のお座敷文化が色濃く出ていて、床も
かなり変形でカジュアルです。
2008.08.05
坂本邸のリビングです。
畳敷きの上の籐の敷物を敷いています。
框は解体した家の欅の梁を使っています。
天井は杉の無垢、羽目板です。
また、縁側にはパーゴラを設置しその上にヨシズをかけて日よけにしています。