2010.10.09

神楽のしょうゆラーメンは噂どおりです

 内のスタッフからお勧めされていた「神楽」のラーメンを

 念願がかないようやく食べることが出来ました。

 自然の食材にこだわった素朴な味だということで、

 なんか我々の住まいづくりと共通するような気がして、

 かなり前から気になっていました。

 食してみると、素朴どころかしっかり素材の強さが味に

 出ていてすっかりお気に入りになってしまいました。

 来週から近くで現場が始まりますので、また利用させて

 いただきま−す。

 多分、神楽さんもいろんな素材を組み合わせて何千回と

 試作してみて今のスープを創っているかと思います。

 ラーメンと同じように、住まいづくりも無限の素材の組み

 合わせです。

 住まいされる方が、心地よく快適に生活できるように自然

 素材を中心にそれぞれの材料の良さを引き出せればと思い

 ました

2010.10.06

さくらの無垢フローリング

Kさまのお住まいはさくらのフローリングです。

さくらはすこし赤味がかった色で木目の優しいフローリングです。

木も固めでメンテナンスし易いフローリングです。

特にこの部屋は寝室ですので、暖色系がお勧めです。

最近は寒色の内装が食欲がなくなり、ダイエット効果がある 

そうですが、健康から考えるとあまりおすすめできません。

さて、無垢に塗装をかけています。

もちろん、リボスカラーワックスで色は無職のクリアです 

2010.09.25

地松の床板

 KC邸はクリーニングしています。

 工事中の床の養生板やシートをはがすと白木の無垢板が

 でてきます。

 KC邸の玄関ホールは地松の板です。

 巾が45センチあり、木目が非常にきれいです。

 一品モノなので材料を探すのが大変ですが、

 良い材料と出会い、それが想像する空間にぴったり合うと

 幸せです。

 私も師匠から、木は適材適所だから生かして使わないと

 かわいそうだとお教えていただきました。

 最近よくその教えを思い返します 

2010.09.15

K,C邸のダイニングキッチンは大正ロマン?

 仕上げ工事に入っています。

 K様のお住まいは外観や玄関から縁側を通っての和室は
 純和ですが、生活スペースは洋風です。

 しかも、ただの洋風ではなく大正時代の西洋館のような
 雰囲気がご要望でした。

 和とも調和のとれる洋を目指しデザインを考えてみました。

 少し、F.L.ライトっぽさを意識しています。

 とにかく、完成を楽しみにしていまーす 

 和室はジュラク壁の下塗りが終わりました。

 和室はすべて無垢材なのでなんと、下塗りをしたときに

 書院のはば45センチの板が膨れてしまいました。

 やっぱり、無垢材は何が起こるかわかりません。でも、しっかりと出来れば、張ったものと違い無垢はものすごく長持ちします

2010.09.13

伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験のシンポジウム

 昨日は伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験検討委員会のシンポジウムに行ってきました。

 難しい名前ですが、要は明治の西洋化によって検証もされずに否定された従来の伝統的構法をもう一度しっかり検証して、よいところを見直し、悪いところは直しましょうというシンポジウムです。

 なぜ、そんなことがおこなわれているかというと

1.国宝は別として、現法では歴史資産の維持修復が困難なこと
  
何百年とたった資産をコンクリや鉄骨で補強して今後も大切な資産を残していけないのではということ

2.多湿な日本の住環境にあった伝統的構法しっかり検証しようということ

最近の在来工法は明治25年に佐藤為吉氏がスジカイと金物の必要性や柱を土台に乗せる必要性を発表して、それが現在の建築基準法の根幹となっているそうです。

そのため現在の法律では伝統的構法が非常に建てにくく、しいては多湿な住環境に適応した住まいを建築しにくい状況になっています。

それらをしっかり検証していこうという委員会です。

本当に良い方向になってくれたとうれしい限りですが  同時に100年以上もみんなの生活や財産に密接に関係している大切な事柄を検証されなかったことに憤りを感じるのは私だけでしょうか   

何はともあれ、結果が楽しみです