2010.11.22

紅葉の辻家庭園

 ついに長年念願だった辻邸のお庭を拝見できました。

 旧前田家の横山男爵が明治に造った庭園の一部が残っています。

 無鄰庵などを造った小川治兵衛の設計のイングリッシュガーデンで自然の造形に近い近代庭園です。

 無造作にたき石など名石がふんだんに積まれ、人口の瀧は富士山の熔岩石で造られているそうです。今は非公開ですが、金沢の宝物です

2010.11.12

2重サッシ

以前増築工事していただいたときにリビングを2重サッシにしたお客様から、客間や廊下、洗面脱衣場も2重サッシにしてほしいとのことでした。

やはり、2重サッシは部屋が暖かくなり音も静かになります。

部屋の中の暖かさはもちろん断熱も大事ですが、一番熱が逃げているのは窓です。

窓を2重サッシにすると効果はかなりあります。

更に、ガラスの種類を検討することにより、夏場の西日を和らげたり様々な工夫も可能になります。

工事の期間もほとんどが1日で終わり、壊したりする必要がないので

更にエコポイントももらえ、様々な商品や住宅の他のリフォーム代金に充てることも可能です。

エコポイントも来年の12月まで1年間延長が決まり、寒さや暑さでお困りの方は是非ご相談ください

2010.11.10

かないわ香箱

 11月7日にカニ漁が解禁されて我が家にも初めて

 ズワイガニの雌である「香箱」が食卓に並びました。

 今年は大量で例年の半分値ほどだそうですが、それでも

 1杯1500円ほどだそうです。

 香箱でも金石の香箱で値段が高いものは絶品です。

 それは死ぬと急激に劣化するカニを夜から煮るため

 においしいそうです。

 また、そのおいしさを発信しようということで

 「かないわ香箱」して売り出すようです。

 カニの季節はうれしいですが、この鉛のような暗い空も

 続きます… 

2010.10.29

YK邸の床は杉の無垢材です

無垢の床板は本当に悩まれました。

杉の温かみや調湿性は捨てがたいが、床板にしては柔らか過ぎることです。

最終的に杉を選びましたが、今度は今まで秋田や新潟の杉を取り寄せていましたが、今までの材料がなくなったとのことです。

お客様との契約した後でしたのでさあ大変です 

日本の他の地域もいろんなルートで探してついに松坂に同じサイズのものを発見しました。

納期も間に合い、品質も上々です 

2010.10.13

K.S邸の改修工事の解体です

Kさまの解体が始まりました

お客様から、寒い、風通りが悪いのでキッチンを直すのと同時に快適にしてほしいとのことです。

ダイニンングやキッチン、玄関などを大改修すると同時に、しっかりとした断熱を含めて外部を改修します。

解体していると、床を支える大引きや垂木はほとんど古材を使用していました。

場所によってははずした鴨居などを使用しています。

かなり古いものですが、今まで腐ることなくしっかりを支えてくれたようです。

もちろん、昔は木材が人件費に比べて大変高かったこともあるお思いいますが、使えるものは「もったいない」のでどんどん利用していたのだと思います。

この先は、「もったいない」の精神で再利用を考えていくとよいのかもしれませんね 

ただ、残念ながらベニアや建材物はほとんど再利用できません。

そのような観点からも、本物の木材をもっと見直していった方がよいかもしれません 

※下の写真は、鴨居と敷居2本で大引きに利用しています。