2010.09.20

犀川の川縁に建つ住まいの完成パーティ

 週末はH様のお宅の完成パーティに御呼ばれしてきました 
 5月に完成したこのお住まいもようやく家財も片付き、

 生活が落着いてきたそうです。

 お客様ご夫婦と弊社から設計、現場、大工と5名でお世話に

 なりました。

 とてもフランクな楽しい会で途中でご主人のご両親もみえられ

 とっても楽しい一時でした。

 最高のリフレッシュになりました。

 Hさま本当にありがとうございます。

さて、K様お宅の足場も取れて、外観が見えてきました。

吉野杉の赤身と壁がとても品よく落ち着いた感じになりました。

現在は外構工事中です。

敷地を囲う塀と門にかかりました。

門や塀が出来ると全く違う感じになるので、楽しみです   

2010.09.18

外壁の打合

H邸の外壁の打ち合わせです。

H様の住まいは外壁はツートンカラーの似合う形です。

様々なパターンを色付けしてお客様に選んでいただいています。

金沢の中心部は茶系の外観が合う街です。

土の色、空気の色などその土地それぞれに合う色があるような気がします。

私が以前勤めていたレーモンド設計の創始者のアントニン・レーモンド氏は南山大学建設時の外壁の色を選ぶにあたり、南山の土の色と同じ色を選んだそうです。

金沢のお客様は茶系の深い色を選ばれるのは、自然と環境に合った色を知っているからだと思います。

2010.09.15

K,C邸のダイニングキッチンは大正ロマン?

 仕上げ工事に入っています。

 K様のお住まいは外観や玄関から縁側を通っての和室は
 純和ですが、生活スペースは洋風です。

 しかも、ただの洋風ではなく大正時代の西洋館のような
 雰囲気がご要望でした。

 和とも調和のとれる洋を目指しデザインを考えてみました。

 少し、F.L.ライトっぽさを意識しています。

 とにかく、完成を楽しみにしていまーす 

 和室はジュラク壁の下塗りが終わりました。

 和室はすべて無垢材なのでなんと、下塗りをしたときに

 書院のはば45センチの板が膨れてしまいました。

 やっぱり、無垢材は何が起こるかわかりません。でも、しっかりと出来れば、張ったものと違い無垢はものすごく長持ちします

2010.09.13

伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験のシンポジウム

 昨日は伝統的構法の設計法作成及び性能検証実験検討委員会のシンポジウムに行ってきました。

 難しい名前ですが、要は明治の西洋化によって検証もされずに否定された従来の伝統的構法をもう一度しっかり検証して、よいところを見直し、悪いところは直しましょうというシンポジウムです。

 なぜ、そんなことがおこなわれているかというと

1.国宝は別として、現法では歴史資産の維持修復が困難なこと
  
何百年とたった資産をコンクリや鉄骨で補強して今後も大切な資産を残していけないのではということ

2.多湿な日本の住環境にあった伝統的構法しっかり検証しようということ

最近の在来工法は明治25年に佐藤為吉氏がスジカイと金物の必要性や柱を土台に乗せる必要性を発表して、それが現在の建築基準法の根幹となっているそうです。

そのため現在の法律では伝統的構法が非常に建てにくく、しいては多湿な住環境に適応した住まいを建築しにくい状況になっています。

それらをしっかり検証していこうという委員会です。

本当に良い方向になってくれたとうれしい限りですが  同時に100年以上もみんなの生活や財産に密接に関係している大切な事柄を検証されなかったことに憤りを感じるのは私だけでしょうか   

何はともあれ、結果が楽しみです 

2010.09.09

ついにルビーロマンを試食しました!!

とある会合で席に着いたら、円卓の中央にルビーのようなブドウが盛りつけてあります。

まさか、ルビーロマンでは 

そのまさかでした   今年の初値も1房=5万円ほどだそうです。 

ついつい6粒も食べてしまいました。

味はうまく表現できませんが巨峰を種なしにして上品にした感じですかね 

生産者の方がかなりご苦労されているというお話を聞くとよりおいしく感じます 

本当に日本の食べ物はすごいですね。 

さて、下の写真はLDKの片付けにストレスを感じられているお客様からご相談でした。

当初はリビングダイニングにカウンター式の収納を考えられていたようですが、価格的にも将来の生活の変化にも対応できるように既成品の家具をお勧めしました。

その中で、対面キッチンの全面だけオーダー家具を作らせていただきました。

奥様のストレスが少しでも軽くなればよいですね