2011.01.18
箪笥にも色々ありますが、写真のタンスは総桐箪笥です。
お客様のおばあちゃんの箪笥だそうです。
引越ししたときに古い箪笥を修理したそうですが、
何十年とたっても新品同様です。
ヨーロッパの家具もアンティークがありますが、よいものを
長く使うことって、とても大切なことだと思います。
桐の箪笥は衣類も長く保存してくれます。
私もおばあちゃんの桐の箪笥を使っていますが、何年たっても
よいものが、きっと本当に良いものなんでしょうね。
そんな、住まいをたくさん作りたいですね
さて、H5さまの住まいも上棟まじかです。
昨日は土台を敷きました。
土台はやっぱり米ヒバです。
ヒノキチオールという防蟻防虫成分が多く含まれているため、
とても、耐久性が高い木です。
その他土台で使用するには、能登ヒバもよいですが、青森ヒバ
は、少し柔らかいので柱がめり込んで家が下がっていることが
あります。
2011.01.14
若いご夫婦が、築30年の中古住宅を現物渡しで購入して、
リフォームさせていただきました。
この地域は中心市街地にも近く、金沢でも文化的な香りが強い
とてもよいところです
当然、土地と建物を両方を求めるとかなりの金額になってしま
いますが、今だと土地の金額+アルファで買うことができます。
もちろんリフォームの仕方によりますが、手入れ次第で50年
は住むことが可能です。
以前にもブログで何回か紹介しましたが、新居を考える時には
是非、この方法も検討する価値があるのではないでしょうか。
私も7年ほど前に新築住宅を建てましたが、実は最初は古い
町家がないか、探しました。
残念ながらその当時に良い物件に出会うことが出来ずに、新築
を選んだ経緯があります。
ただ、中古物件を買う時には必ず専門家の意見を聞くべきだと
思います。
また、鉄骨やコンクリートの物件はよほどのことがないとお勧め
出来ないかもしれません
下のリビングの床は無垢の桧です。
塗装はリボスカラーワックスなので、お客様にセルフビルドして
いただくことになっています
2011.01.11
昨年から工事を進めてきた中古の住まいのリフォームも
今週で完成予定です。
久しぶりの快晴です。
外部の工事も無事終わり、何とか予定通りお引き渡し出来
そうです。
この住まいは構造は非常にしっかりとした造りになっているこ
とが事前調査でわかり、その大きな梁を表わしにすることに
よって、この住まいの良いところを引き出し、天井も高く開放
的にできました。
やはり、しっかりした造りの中古住宅を思い通りに改造すること
も是非、選択枠に入れて考慮されてはどうかと思います。
しっかりした構造の住まいは手入れをきっちりして、耐震を
見直せば、100年ぐらい楽にもつと思います。