2011.03.23
2011.03.22
無垢の厚板
キハダという木で木目も色合いもがタモに似ている材料です。
今回のH5邸の家具に使用します
厚みがなんと5.5センチあり巾も55センチほどあります。
カウンターなどに使います。
まだ、削る前なので真ん中に割れとめの蝋が塗ってあります。
実際の色合いや木目も日本の桧に近く、木目も細かくてきれいです
厚みは8センチ 巾も1M弱あり長さは3.9Mです。
さすがに重いですが大きいテーブルに最適です
やっぱり、無垢の木って写真では伝わりませんがぜんぜん違いますね
2011.03.16
みんなで元気を出して頑張ろう
しかも、原発、電力の不足や買い占めや流通や生産抑制など経済においてもものすごい損失を免れず、しかもこの先どの様な間接的な被害が拡大するか今回の津波のように予想できません。
遠く離れた金沢もその被害が今から確実に迫ってきているように思います。
我々に出来ることは小さいかもしれませんが、小さな事を一人一人が一生懸命に取り組みその力が集まることにより少しでも早い復興につながっていくのではないでしょうか。
YK様の住まいも内部がほぼ完成しました。
たくさんの方が家をなくしていますが、今建てられているお客さまにとっても人生の中でとても大切な節目です。
一緒に作り上げてきた喜びをささやかですが、ともにお祝いしたいと思います。
このお住まいは、お父さんを一緒に同居したいと若いご夫婦が建てられました。
小さなお子様も2人いて、とても賑やかになると思います。
家族が仲良く、幸せに生活できることを祈っています
2011.03.14
我々には何が出来るのだろうか
東関東大震災の被害に遭われた皆様の復興と復旧を心よりお祈りいたします
津波は衝撃でした…
自然の驚異の前にはどんなに科学や技術が進んでも無力かもしれません。
今は我々は生かされているということを痛切に感じています。
この仕事に従事していると必然的に自然と向き合わなければなりません。
自然には様々な恩恵をいただいており、その恵みで我々は生かされています。
本当の快適や安らぎは自然と向き合わなければ得られません。
同時に自然の脅威に対しては少しだけ先人たちの英知や先進技術で和らげることができても、完全に防ぐことは不可能です。
やっぱり、一番大切なことは我々には何ができるのかと考え出来ることと出来ることを全力で取り組むことではないかと思います。
被害者に対して何ができるのか、
日本の社会に対して何ができるのか
生活の中でできることはないだろうか
仕事を通じて、これからお客様に何が出来るのか
これからの未来に何が出来るかを真剣に考えていかなければなりません
2011.03.11
強さの秘密
事務所で打合せをしているとはっきりと横揺れを感じました
揺れ幅からかなり遠くが震源地だとわかりましたが、まさか太平洋側の地震がこんなにはっきりと揺れるとは驚きです。
刻一刻と被害報告が届いていますが、とても心配です。
改めて、万が一でもないようしっかりとした建物をお客様に提供しなければなりません
もちろん、ただ頑丈な建物を簡単ですが、暮らしやすく快適な空間を考えると日本のような多湿な地域は開口部を大きくとる必要があります。
その上でしっかりした構造を確保するためには、昔から伝わる伝統構法と新しい技術の融合がとても重要だと思います。
日本では様々な利用から、木造の専門家が非常に少なく力学としての木造はよちよち歩きといって、過言ではありません
その為にはどうしても、過去の伝統技術を学ぶことがとても重要なことになってきます。
今回の1000年に一度の地震でも安全な建物を常に提供出来るよう、日々勉強です