2010.03.16

昨日は既設の材料を取外しです。

KC邸の既設材料の取外しです。

玄関の腰は無垢の腰板でしたので、そうっとはずして新しい玄関の腰板に使います。

また、和室の建具はほどんど使うため、会社で保管させていただきます。

また、幸いなことに床の間の框が無垢の黒檀を使用していたので、取外しました。

無垢の黒檀は今では非常に珍しく、お客さまも大変喜んでいただきました。

ただ、残念だったのが炉が石製で炭しか使用できないため、そのまま置いてきました。

また、床柱も大変良い絞り丸太でしたがお客様とご相談の上、新しいものに変えることになりました。

2010.03.14

いよいよK.C邸の工事が始まりました

 いよいよ来週から数寄屋風の住まいの工事に入ります。

 まずはお客様のお抱えの植木屋さんが庭木や石の撤去です。

 お客様は河川の拡張でやむなく今の住まいを建て替えざるを

 えなくなったため、思い出の住まいを出来るだけ残してほし

 いようです。

 庭木や石もほとんど利用して新しい庭を創り直すため、植木

 屋さんも非常に難しい仕事かもしれません

 工事もほぼ終わり、いよいよ来週からは建具や欄間、

 玄関の無垢板や和室の框などの撤去作業に入ります。

2010.03.12

1年検査

昨年の冬に完成した住まいの1年検査です。

木造の住まいは1年〜2年は木材を乾燥材を使用していも、まだ動くのでアフターが重要になってきます。

昔は1年間は暖房をせずに過ごしたりしていたそうですが、最近はさすがにお客様にお願いするわけにもいかず、また工期も以前に比べると短いのでどうしても建具の調整や壁の角が空いたりします。

その為に今日も業者を連れて、修繕に行ってきました。

クロスや建具を調整と押入の桐の板が割れていました。

桐の板は湿気を吸ったり吐いたりして押入の中を調湿してくれるのでよいのですが、その幅が大きかったりすると割れたりします。

難しさを感じながら、その上にシナ合板を張って補修してきました。

合板は割れたりせずにきれいですが、調湿作用があまりないので残念です。

割れないときは全く割れないんですが…

2010.03.11

今日から内外装リフォーム工事です

 今日から入母屋の民家の内外装を全面的にリフォームする

 工事に入りました。

 外装と玄関をきれいにデザインし直して2階の屋根裏収納を

 主寝室や子供部屋、納戸をとるという大工事です。

 2階といっても現状は屋根裏で、そこを素敵で快適に

 住んでいただくように設計することに頭を悩ませました

 特に大きな丸太の高さは完全に頭がぶつかり、また、泥壁は

 しみるように寒いです。

 また、1階をぶち抜いて階段をゆっくりとるのに苦労しました。

 来週から工事に入りますが、お客様と一緒に気にいっていただ

 けるようにお話をしながら工事を進めていきたいです

 実は完成をちょっと楽しみにしています。

2010.03.10

今日は定例打合です

昨日からは雪模様です。

一度20度くらいに暖かくなったので余計寒さが身にしみます。

今年は雪も少なかったので、この時期に調整するように雪が積もりました。

幸いにも現場に影響なく、ホッとしています。

外部の壁の下塗りも先週で終わり、現在養生中です。

さて、今日は犀川沿いに建つ住まいの定例現場打合です。

お客さまにも確認取りながら、打合せを進めています。

お客様、大工、電気職人、設計の佐藤と細部の確認です。

お客さまもだいぶ形になってきた現場をみて、「1日でも早くすみたいね」といっていただきました。

よく、現場にも顔を出していただいており、その気持ちがよく伝わるだけに順調に工事が進むように頑張らねばなりません。

ホントに山あり谷ありでしたが、最後に皆が笑顔で完成を迎えられるとよいですね