2007.03.27

床暖房工事

 キッチンとダイニングのタイル部分の温水式床暖房工事です。

 床暖房の温水用配管工事とその下の熱が逃げないようにスタイロフォーム
 (断熱材)50mmを敷き詰めました。
 メッシュ状の鉄筋は床暖房の配管の固定と土間の割れ止めです。

 その後、コンクリートを打設し最後にタイル仕上です。

2007.03.22

地松の丸太

構造的に要の梁である地松の丸太です。
地松は割れやカビが生えやすいという欠点がありますが、米松より耐久性が非常につよく強度は1割増しです。

大黒柱と地松の丸太を家の中心に配置、構造を支えるだけで家の芯ができます。
観田創建では構造の中心として、またデザインの中心としてよく表現しています。

デザインの中心を流行の仕上材などで表現すると、2〜3年で必ず飽きます。

しかし、家の中心である構造材をデザインの中心にすえても飽きが来ないどころか、だんだん味わいが増し渋くなっていきます。
これこそが本物だと思います。

2007.03.19

建物基礎完成

 建物の基礎は無事完成です。
 
 施工途中の指摘だけで、問題点なしです。

 ただ、家の中に段差がある関係と全面の庭が高くなるので、

 床下に排水が流れないように考慮する必要があります。

 今回は外周部に砕石を入れて、基礎下の水の流れをつくって

 そのまま外部に流れ出る様に計画しています。

 上棟まで1ヶ月ほどあるので、外構を少し進めます。

 また、今日はお客様と外壁・瓦・サッシ・シャッター・石などの
 色を決めました。外壁は中間職で石は大谷石です。
90坪と大きい住宅なので上品になるようにご提案させていただきました。
 

2007.03.13

温水式床暖房施工に第一段階

キッチンとダイニングの床はなんと土間です。

タイルで仕上ますがそのままでは冷たいので温水式床暖房です。

コンクリート打設の上、スタイロフォーム(断熱材50mm)に更に
土間コンクリートをもう一度打設して、その中に床暖房のパイプを
配管します。

温水式床暖房の良いところは電気と違って、部分的に発熱したり低温やけどの可能性が少ないです。
ただ、温水式は3年をめどにメンテナンスの必要があります。

床暖房の種類を選ぶときの参考まで。

2007.03.09

木造伝統構法

 伝統構法の継手の一種の台持継です。

 だいぶ、構造材の手刻みも進んできました。

 先月に防災科学技術研究所が木造伝統構法は、スジカイなどで支える
 現代の木造軸組構法より、しなやかに強いことが実証されました。

 木造伝統構法を促進している観田創建としては追い風です。