2007.04.13

棟上!上棟!

 おめでとうございます。
 上棟です。加賀地方は最近ではあまり上棟式はしませんが
 御陰様で無事棟上させていただくことが出来ました。

 お客様・ご近所の皆様・業者の皆様ありがとうございます。

 明日から屋根の造作に入ります。
 写真は上棟後、杉の30mm化粧野地板を施工しています

レッカーが午前中は稼動しもう少し騒がしいと思いますが、ご近所の皆様何卒ご容赦のほどお願いします。

2007.04.13

屋根始末

昨日の上棟から今日は大工4人で屋根始末です。

瓦を含めると6層の屋根です。

写真は30mmの杉の化粧野地板の上に断熱ボードを設置し、その上に空気層として垂木を打ち更に杉の野地板を打付けます。

空気層は屋根面で熱せられた空気が上昇する性質を利用し、常に軒裏から屋根のテッペンである棟から抜けるようにしています。夏の照付けを室内に影響を及ぼさない工夫です。

明日屋根がすべて出来そうです。

来週の月曜日から瓦屋さんの施工です。

2007.04.11

瓦工事

瓦工事が今日で完成です。

すっきり見せるために、少し高いですが前面道路部分だけ、一文字瓦を使用しています。

瓦は40年から50年ほどの耐久性があります。耐久性から考えると普通の材料の2倍の耐久性です。

さらに、焼き物である為断熱効果があり、和型は通風性や雨漏りが非常にしにくいことなど、今でもどんな天才が現れても和型以上の瓦を作ることは出来ない完璧な商品である。と言われる所以です。

写真下は大屋根の一番天辺である棟を積む為に泥と黒漆喰を施工しています。
この泥の下に棟用換気が入っています。

2007.04.11

上棟前建ち

上棟を明日に控え、今日からレッカーを入れて2階の梁まで出来るだけ組めればと思っています。
シャチ栓継ぎが所々にあり、互いの材料がクロスして組みあがりますので、FT邸と同じで上棟に3.4日かかります。

写真上は中桁が通っており、その上に大張りが追っ掛け台持つで組んでありそれに更に2階腰を組んであります。

非常に強度が増す組み方ですが、ここがこの家の構造の中心であり、長期耐久性を必要とします。

写真下はシャチ栓継ぎです。下に2枚のケヤキのくさびがあります。

これは金物と違って木が動けば動くほど締まっていく最近はあまり見られない継手です。

2007.04.07

上棟がすべて完了です

 丸々4日目でようやく、屋根がすべて出来ました。

 屋根は4層構造で杉の30mmの板に今回は断熱性のを有する耐火ボード
 (準防火地区の関係で)屋根垂木と空気層、更に杉の12mmの野地板です。
 杉の30mmの板は柿渋を塗り、仕上ます。

 骨組みを組む為に2日間(大工13人)4層構造の屋根だけで丸々2日間
(大工5人)かかりました。
 防火構造の関係で多少手間取りましたが、工事自体は順調です。

 来週からはスジカイの設置とバルコニー防水の準備と。瓦の防水シートを
 張りその上に日本瓦です。


 足場もほぼ組みあがり、その周りにシート養生完了です。
 全体の姿は見えなくなり残念ですが、外部がすべて仕上がったときに足場を
 取外すことが楽しみです。