2007.08.27

S.A邸解体

 S.A邸の解体工事です。

 まずは瓦やガラスなど分別できるものを出来るだけ分別します。

 その後は少しずつ壊します。

 しかし、70年前なのに実に構造がしっかりしています。

 この様な木造住宅をみると、最初にいかにしっかりと造る必要性があるか、

 ひしひし感じます。

 なにより、壊して解る事がたくさんあり、

 どのような材料が長持ちするか、
 またどのような工法が家にとってよいかが一目瞭然です。

最近は特に20〜30年の木造住宅でも、腐り傾いてぼろぼろなのが多いです 

2007.08.22

S邸の建て替え

S邸は建て替え工事の為、明日から解体工事にかかります。

築70年ですが、非常にしっかりとした構造で建っているため、まだまだしっかりしています。

ちょっと壊すのがもったいないかも 

ただ、若夫婦と子ども達とそのお母さんが住むには少し不便かもしれません。

夏は涼しくて良いけど、冬は寒い…

それで、少しでも古い材料を使用して下さいというご依頼がありました。

まずは今日、座敷の床板と床框をそっと外しました。

床板は大収穫で厚みがなんと24mmほどある無垢の地松一枚板です。

900×1800とこれだけの大きさのものは今や、ほとんどないのでは 

框は黒柿です。

これも今や希少な材料ですね。

新しい住まいにどのように生かすか楽しみです。 

2007.07.04

建物の外観

 住宅の外観を決めるときって本当に難しいですね。

 東京の田園調布は一軒一軒で素晴らしい街並みを形成し、それにより
 その場所の価値が高まり、今や高級住宅地になっています。

 また、金沢において、ピッカピカに釉を塗った瓦に格子の街並みに
 モダンな家が建つとそれだけで、金沢の文化レベルまで下がってしまう
 かもしれません。

外観はお客様のご要望にお答えしたいと同時に、その街を形成する大事な要素です。

そういう意味では(公共性)でもあります。

お客様のご要望に答え納得していただきながら、その街にあった住宅をたくさん建てたいですね 

2007.06.29

手摺

オリジナルの手摺です。

階段や玄関の靴を履き替える部分に手摺を取り付けます。

手摺は老人や身体障害者の方のためだけでなくて、様々な生活の場面であると非常に便利です。

また、便利なだけではなく一番壁によく手をつく場所でもあるので、壁の汚れにくくします。

オリジナル手摺は、一番触る場所に木の肌触りや温かみある感触を感じていただきたく、無垢材で作っています。

デザインは何種類も試行錯誤して、現在のデザインになりました。意外とつかまりやすいですよ 

2007.06.25

我が家の光熱費です

サーバーに不具合が生じ、先週ほとんどアップできませんでした。ようやく復帰です。


我が家の光熱費を一覧表で出してみました。

ちなみにオール電化ではなく、給湯器は灯油でレンジはガス、暖房は灯油ストーブです。

使い方としてはフロは毎日入りますが、昼間は共稼ぎの為留守にすることが多いです。

また、年間平均は電気料・水道料(金沢市企業局)ガス(PG)暖房とボイラー(灯油)で

平成17年度平均は 21,723円/1ヶ月

平成18年度平均は 23,764円/1ヶ月

でした。現在の不具合として、灯油を入れにいくのが面倒なのと湿度管理を重視した快適性を向上させる熱源を考えていきたいと思っておりますので、またオール電化との実際の比較もブログで公表できればと思っています。