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　F.T邸新築工事に障子が入りました。

　障子といっても特殊な障子です。

　まず、障子紙は月桃紙です。これは沖縄の和紙で

　環境にも住む人の健康にも、安全性が高い商品です。

　しかも、この和紙の厚口をを太鼓張りといって、両面から

　貼ります。

　障子は断熱性がカーテンやブラインドなどより優れていま

　すが、それを太鼓張りにして空気層を作ることにより、

　更に高い断熱性能を確保します。

　この住宅も窓はすべて断熱サッシを使用していますが、

それでもやはり、窓からの熱損失が一番高いからです。 

リビング入口の引戸です。

少し、和モダンの家なので和のテイストのデザインです。

写真向かって左側の造作家具と合わせてオーダーしまし

たが、メーカーの既製品と違って自由にデザインでき、

また、他のものとあわせることが出来るのが強みです。

また、耐久性も高いことがメリットです。

デメリットは価格が少し高いかも・・・

ちなみに写真の床はクリの無垢材でリボスカラーの

クリア仕上です。

少し低い玄関を入ると、一気に高い吹抜けのホールが現れます。

国産の地松や柿渋、ヨーロッパで主流となりつつある紙に

木のチップが入った下地に塗装仕上げというナチュラル

な空間と強化ガラスやLEDなど現代の技術を取り入れた

幾何学的な空間がこの住宅のコンセプトです。

奇抜さはありませんがこの家の好きな部分の1つです。しかし、お客様の本当の満足度が気になって仕方ありません。 

　ＦＴ邸新築工事の外部の格子です。

　材料は水に強く、腐りにくい米ヒバです。

　それに、リボスカラーのエクスタイヤﾄﾞを２回塗します。

　リボスは環境と健康に優しい塗料で価格は国産塗料の倍ほどしますが、

　それで安全を提供できるのでお奨めしています。

　外部の格子は昔の住まいによく利用させていたように、高温多湿の日本の

　夏を涼しく、プライバシーも確保できるのでよく、利用しています。

IS邸の足場がはずれ、ついに外観が出現してきました。

まだ、格子の塗装など細かい部分が残っていますが、基本的な形状は分かるようになったかと思います。

今日から外構の塀やフェンス、花壇工事にかかりましたが、フェンスがつくと全く違う建物になります。

楽しみにしていてください。 

設計・施工日記：https://k-souken.jp/old/modules/weblog1/index.php?user_id=0&cat_id=4