2008.04.28

恵那石の石積

 恵那石の石積みです。
 
 アプローチの花壇ですが、絶妙です。

 石積みは職人の腕がはっきり出ます。

 目地の間隔、石の形のバランスといい最高です。

 ちょっと感動してしまいました。やっぱ職人技はいいっすね 

床は那智の洗出しですがこれから表面のノロを取り、完成です。

2008.04.23

住まいを彩るカーテン選び

カーテンは良い感じのものを何種類か持ってきて、実際に出来上がった場所にかけてみて選んでいただきます。

実際にかけてみると色も柄の感じも全然違って見えます。

リビングは木製のブラインドかプレーンシェード(生地を上下に巻き上げるカーテン)のどちらか最後まで悩んでいましたが、プレーンシェードに決定です。

理由は断熱性です。

建物の断熱性能を高めても、窓からの熱損失を防ぐのに効果的なものは

1番、和紙の障子

2番、厚手のカーテン

3番、ロールスクリーン

4番、ブラインドです。

木製のブラインドや縦型ブラインドは確かにかっこいいですが、実用性を考えると難しいです。

2008.04.21

住まいの内と外をつないでくれる縁側

 MS邸の縁側です

 お客様の強い要望で縁側の硝子戸はすべて戸袋の中に収納
 します。

 すると、約4.3Mすべてオープンになります。

 昔の実家がそのようになっていたそうで、どうしてもその
 心地よさが忘れられないそうです。

 非常に難題で、設計も施工も大変でした。

 まずは雨が漏らないことは当然として、現在の暖かさ
 (気密性能)を確保すること、そして耐久性を高める
 ことに苦労しました。

 過去の文献などを参考に改良を加えて完成です 

 確かに縁側が解放され、庭と室内の空間が縁側を介して一つ
 になるとよいものですし、夏場は深い軒で冷やされた空気が
 部屋の中に入ってくるのも心地よいものです。

 昔の住まいでは当たり前だったことが今では贅沢なものにな
 ってしまいました。
 
 我が家でももっと小さいですが、少し無理して縁側を作りま
 したが、実際に生活するとその良さが分かります。

 日本の高温多湿の気候風土に合っていて、夏は空気を
 冷やし、
冬は外の寒さを緩和する空間だったそうです。

 昔は山と街の間に里山があったものが無くなり、様々な問題が
 おきてきたように、健康で快適に生活するためや建物の耐久性
 を高めるためには考える以上に縁側は、非常に大切な役割が
 あるのではないでしょうか。

2008.04.17

地鎮祭です。

地鎮祭でした。

あいにく天気に恵まれて無事お祓いを済ませることができました。

地鎮祭とは土地の神を鎮め、その土地を利用させていただくことの許しを得ることにより、工事の無事を祈る儀式です。

大工の中には、清めた土地でないと仕事をしないという大工もいるほどです。

確かに、宗教的に地鎮祭をされない方もいらっしゃいますが、すると気持ちが引き締まるような気はします。

とにかく、安全第一でけががないようお引渡し出来るようにお祈りしてきました。

2008.04.14

セルフビルド

 週末はお客さまに床の塗装をセルフビルドしていただきました。

 塗装はリボスカラーアルドボスですので、初めてでも簡単に
 きれいに塗ることができます。

 お客様自身にセルフビルドしていただくことにより、値段がお安く
 なることはもちろん、メンテナンスの仕方がわかることです。

 同時にセルフビルドしていただいたお客様はご自宅に愛着を
 もって生活していただけるようです。

 やはり、自分で造ったものは大切にしますよね