2008.10.10
2008.06.27
坪単価とは
今日は計画中のお客様がキッチンはトーヨーキッチンの
ベイ以外あり得ない
とのことで、プラン及び見積、プレゼンボードを作りに久しぶりに
ショールームに訪問です。
相変わらず個性的なキッチンが目白押しです。
10年以上前からも個性的でしたが、最近は日本人の新たな
生活スタイルを提案しているのでしょう。
今では個性的というより独創的です。
スタイル、デザイン、道具、快適性などとは と考えさせ
られます。
多分、その考えることが大切なのでしょう。
ちなみに、写真のキッチンはベイの旧モデルでショールーム入替につき、現品を割安で譲ってくれるそうです。
その他、いくつかありましたよ。
また違うお客様より問い合わせがあり
「新築住宅における坪単価とは何と何が入っているのですが?、基準があるのですか?」
とのことです。
これは全くありませんので各社バラバラです。
弊社では坪単価より、建築・設備・外構・カーテン・などから、その他税金などの諸費用だけでなく家具や備品までを概算でお出しして、我々がいくらいただくかではなく、お客様が新築住宅で生活するための負担がいくらかをお出ししています。
その中から、我々が工事させていただくものをお客様に選んでいただいています。
ちなみに↓
日本住宅新聞 https://www.jyutaku-news.co.jp/
に坪単価のカラクリを説明という記事を見つけました。
この記事のように坪単価の計算方法を聞くか、建築会社以外の諸経費までアドバイスをしていただくほうが良いのではないかと思います。
2008.06.17
ヒートポンプ式床暖房
Mさんはすでにお子様が自立しており、ご夫婦が老後に快適に住みたいとのことで、床暖房を選択しました。
床暖房もヒートポンプ式で尚且つ、お湯の管が毛細血管のように細かく配置されている日本ユートの「湯〜とシステム」を採用しました。
試算によると電気料はオール電化住宅にした場合、24時間点けっぱなしで1か月7,000円ほどだそうです。
金額は使い方により多少前後しても、将来のことをお客様と考えて判断していただきました。
しかし、問題は床材が制限されて無垢の板などができず、お客様にとって納得できる材料がないことです。
また、特に小さなお子様がいる家庭などはどうかな??とも思いますが、
M様の場合は将来の安全性、燃料や器機の出し入れの負担などのメリットのほうが大きいと思います。
しかし、部屋の過乾燥の問題も解決しなければ
2008.05.24
家は利益を生まず、資産価値もない?
ある飲食店を経営している友人から、どんなに良い住まいを建てても家からは利益が生まれないと思うので、安ければいいんじゃないですか?という意見を聞きました。
その通り資産価値はありません。
飲食店であればその分お金をかけた素敵な店舗にしたほうがお客が来るかもしれないし、有効だと思います。
また、土地と違って20年で資産価値がなくなるといわれているように、日本の現状では消費物といっても過言ではありません。
…アメリカや欧州は違いますが…
でも本当に安ければよいのでしょうか?
ローコスト住宅で一番の問題になるのはメンテナンスコストです。
26年ほどである日本の住宅の平均建て替え年数を縮める一番大きなきっかけはメンテナンス金額です。
ローコストで住まいを建築する場合は必然的に、消耗の激しい材料やメンテナンスコストが高くつく建材を選ばなければいけません。
26年でメンテナンスをした場合、30〜40坪の住宅で約1000万円近い金額はかかってしまいます。
参考までに、
◆水廻り全体で約500万円
◆外壁 約200万円 サイディングの場合
◆内装 約200万円以上 合板のフローリング、クロス貼変え、化粧シート張りの建具、収納
などなど…で少し良い仕様にしたり、増築するとさらに金額が膨らみます。
なら、一層デザインも古くなったし家族の生活変化にも対応できないので建て替える となるわけです。
結局40年ほどでとらえると、トータル金額が非常に高くつきます。
それであれば、維持費も固定資産税も金利もかからない賃貸のほうが安くつく可能性が大きいかもしれません。
しかし少し高くてもメンテナンス費用の安くつく素材選びや飽きない素材、そして家族の変化に対応できる間取りなど時間をかけて十分に考えれば、長く愛着を持って住むことができ、結果的に生涯のトータルコストをかなり少なくすることが出来ます。
また、住まいの役割は雨風をしのぐだけではないのではないでしょうか。
◆快適性や安心観
◆平和な生活
◆家族の健康
◆子供の成長
◆長い目での経済性
ではないでしょうか。
つまり、仕事、勉強、家事など家族が生活していく上での拠点です。
住まいで英気を養うことでより仕事や経営、勉強にがんばっていけるのだと思います。
…すこし、熱く語ってしまいました …
写真上:HS邸 メンテナンス金額を安くするために外壁を左官壁で仕上げています。 イニシャルコストもサイディングと変わりません。
写真下:家族が集うリビングやダイニングは自然素材などで落ち着き、癒される空間にすると同時に、通風や採光などの自然の恩恵を享受できるよう工夫しています。
2008.05.21
3世代住宅TY邸も完成まじか
3世代住宅で難しいのは、上下の世代差が大きく短時間の中で家族構成の変化が早く、さまざまな可能性を考慮した設計はもちろん、今回は新婚の若夫婦の増築がメインであったこともあり、いかに予算をかけずに仕上げるかが一番重要です。
そのため、使用できるものは出来るだけ利用し、既設の建物とのデザインの融合をはかりつつ、出来た喜びを感じられる住まいを目指しました。
また、限られた空間をいかに構造耐力を犠牲にせず、通風と採光を大切にしながら広く感じる空間になったのではないかと思います。
工事前写真:https://k-souken.jp/old/modules/weblog/details.php?blog_id=179