2007.03.22
今日は休み明けということもあり多忙な一日でした。
朝から、3つの保育園の改修打合せと図面提出です。また、事務所改修の
打合せとFT邸の打合せ、更には業者2社と工事施工打合せ…
そんな中、自宅に帰ると自宅玄関の紅梅が満開です。(撮影は昨日の夕方)
住宅の中で季節を感じることが出来るということは最高な贅沢です。
「癒し」とは自然環境との関係や人間関係(人間も自然かー)の中でしか、
生まれないのかもしれません。
それ故に先人達は住居の中に自然との調和を重視したんでしょうね。
我が家は自然素材だけで家を建てましたが、注意すべき点があります。
それは、飾るものが非常に限定されてしまうことです。飾るものも本物を飾らないと浮いてしまうか、飾り物の質感が負けてしまいます。そうでないと、私のようにつまらないものをいっぱい買ってしまって嫁に怒られることになります。
2007.03.05
テレ朝の素敵な宇宙船地球号を毎週楽しみにしています。
今週は音
外国人にはただの不快なノイズにしか聞こえなくても、日本人には心地よく感じる秋の夜長の虫の声。この捉え方の違いは脳の働きだそうです。
日本人の自然を感じる感性が鋭いのか、はたまた、進化がおそいのか?
私の大好きなアントニオ・ガウディはすべての「師は自然である。」と言っているように、究極の美しいデザインは自然の模倣から始まるではないでしょうか。
やっぱり、その様な面では日本人の感性は独特のものを持っていると
思います。
若かりし時は、非自然的な造形に憧れるけど、だんだん自然の色、
自然の形、自然の音、自然の臭い、自然の味、自然の感触、手触りを
求める様になるのかもしれません。
写真:カサ・ミラ 設計者:アントニオ・ガウディ バルセロナ
…ガウディの建築を実際に見ると他の建物が不自然に感じてしまします …
素敵な宇宙船地球号:https://www.tv-asahi.co.jp/earth/
2007.03.02
今日は1日かけて現場重点管理日です。
天気にも恵まれて、工事が順調すぎるくらいです。自然素材をたくさん
使うので、工事現場は天気との戦いです。
天気が良いと感謝が自然と湧いてきます。
FT邸新築工事で配筋のチェックしていたらなんと18セントの巨大ミミズが。
暦で土用を過ぎれば、土の中が春に向けて活発になると言うのは本当ですね。
泉野の住宅密集地で小さな自然発見です。風・光・影・雨 どこにでも自然はあふれています
2007.02.14
先日、友人から今北国新聞の時鐘が全国的に熱いということを聞きあらためて読んでみると本当にいい記事がある
数日前は、金沢市観光会館の名称が変ることについて記載されていた。
昔は歌舞伎などの作家や演出家には「さんため」という精神が代々継承されていたそうです。
それは、興行主・観客・役者のために舞台があってひとりよがりで才能や我を表現するところではない、と言うことだそうです。
我々の仕事である建築や設計も同じです。
お客様のため・社会のため・職人の遣り甲斐のためであるということを再認識させられました。
北国新聞の時鐘:https://www.hokkoku.co.jp/jisyoh/hjisyoh.htm
結構面白い記事がありますよ
2007.01.26
昨日、アパホテルの耐震偽造が表面化しました。
早速、お客様からの問合せがあり、社会全体に不安感を与える大問題です。
アパホテルは耐震偽造が問題となった早い時期から、業界内でも噂になっていましたが、まさかという思いです。
シックハウス症候群やアスベストの問題も一緒であり、10年前はその危険性を業者やメーカーに訴えても、その危険性を知りながら、分からなければ良いといった風潮でした。
今も正直、変っていないと思います。
ホルムアルデヒドやトルエン、キシレンといった明らかに人体に影響があるものは規制されていますが、その他の化学物質は影響がはっきり証明されていない為に使い放題です。
挙句には、その規制されているものの使用がわずかであるから、健康住宅と販売しているところさえ見受けられます。
我々は誰の為に仕事をしているのか、ということをもう一度、胸に刻みたいと思います。