2008.11.27

FT邸1年検査

FT様のお宅の1年検査です。

内装屋さんや建具屋さんたち職人と行ってきまいた。

FT邸は梁がむき出しで木材を中心に自然素材がほとんどなので、1年たつとどうしても、角に1〜3mm程度の隙間ができたり、建具の建てつけが悪くなります。

FT邸は思ってた以上にすきが少なく職人さんもびっくりしていました。

材料と構造にこだわれば補修個所の多さが全然違ってきます。

一番多かったのは、リビングダイニングで冷暖房を多用し、しかも吹き抜けという非常に大きな壁面となる部分です。

でも、1年検査で一通り修繕すればほぼ大丈夫です。

天井は杉の30mm板に柿渋を塗ってありますが、1年たって非常に良い色に焼けてくれてGOODでした 

また、今回問題になったのが日中はほとんど留守のため家じゅうの換気扇を24時間点け放しにしても、壁にカビが出たことです。

高気密にしなくても、どうしても気密がよくなりすぎてしまいます。

やはり、防犯上支障のない窓は開けていただいたり、部屋の空気を動かす工夫は必要かもしれませんね。

新鮮な空気は健康の素ですしね 

2008.11.26

YK邸新築工事の上棟です

 今日は金沢のこの季節では非常に珍しく快晴でした。
 
 昨日までの大荒れがうそのような日和になりました。

 日ごろの行いかな  (多分お客様か職人かも…)

 さすがに夕方は4時半を過ぎると暗くなり、

 作業も終了しましたが、お陰様で順調に工事が進みました。

 YK様はお孫さんもいるご夫婦で、木をたくさん使い、昔ながら

 の家に住みたいとのことです。

 そのご要望に応えるために、大黒柱を中心に地松のあえて

 曲がった梁で主要な構造を組み、それをデザインとして

 表わしにしています。 

地松で組んだ構造は普通の3倍ほど時間がかかりますが、不思議と組みあがった姿をみると心が躍ります 

ちなみに木材の表わしになる部分は養生紙をはって保護しています。

2008.11.22

MT邸の木材製品検査と基礎配筋検査

MT邸新築工事の木材の製品検査をしました。

柱は真壁と言って和室のむき出しになる柱があるのでまず柱を選び、立てる方向を指定します。

柱は杉材で梁は米松材の乾燥材です。

チェックのポイントはあまりにも年輪が荒い木は強度が弱いことと、材料の大きさに対して大きな節がないことです。

意外と節の多さを気にされる方がいますが、子節であればあまり数は関係ありません。

それよりも、我々は「あて」といって後から曲がりやすい年輪がないか、シラタの部分が多すぎないかのほうが気になります。

基礎鉄筋の配筋検査です。

チャックのポイントは縦横のピッチはもちろんですが、角の補強筋や鉄筋と鉄筋の重ねる長さが一番重要になります。

配筋は問題ありませんでしたが、もうひとつ重要な部分は鉄筋と型枠のかぶり寸法です。

コンクリート表面から鉄筋まで何センチ離れているかも重要です。

実際に3センチしか取れていない部分があり、修正してもらいました。 

2008.11.18

MT邸の基礎工事です

 今日は土砂降りです。

 冬の金沢が近づいてきました。

 場所によってはあられが降ったそうです。
 
 どんよりと鉛のような雲が立ち込め、気分も重くなりがちです。

 そんな中、MT邸は今日から基礎の型枠と鉄筋を組みます。

 今から外仕事はつらいです。   職人さん、本当にお疲れ様です。

2008.11.15

MT邸新築工事 測量及びやり方

 MT邸の遣り方です。

 家の建てる場所を測量して廻りに張りはぐらせた板に記していきます。

 また、高さと水平を出して、これを基準に家を建てていきます。

 周りの状況を確認しながら高さを決めることは結構むづかしいですよ。