2009.03.14

お客様と構造材の木造り見学

 お客様と構造材の大工加工を見学してきました。

 材種の説明や良い材料の見方、どのように加工するかなど
 
 いろいろお話する機会ができ大変良い機会でした。

 木材が好きなお客さまで、使う材料や木の話を真剣に聞いて

 いただき、私自身もうれしくなりついついうれしく、熱く

 なり、ちょっとしゃべりすぎてしまいました 
 

2009.03.12

国産材料と外材

YK邸の建具の枠は無垢材です。

観田創建では雲杉 くもすぎ 中国名(ウンサン)を使用します。

中国産の木材ですが、木目が柾目できれいで狂いが少ないことが理由です。

下の写真はお風呂の入口の枠は水が当たっても腐りに強いイエローシダー(米ヒバ)カナダ産の造作材です。

もちろん国産材にこだわり、杉やひば、ヒノキ、国産のタモは良いのですが価格が非常に高いこと、よい材料がそろわないなど難しいのが現状です。

今日の新聞で政策研究団体「日本プロジェクト産業協議会」林道整備、木材流通の効率化に投資すれば雇用の創出と木材自給率を20%を50%ほどに上げることが可能であるという提言がされたそうです。

国産材を使いたくても使えない現状で、素晴らしい提言だと思います。

特に地域柄、金沢では外材の割合は9割を超すと思います。

?観田創建でも7割は外材です。

現状では外材を含めてお客様にとって良い材料を提供するように心がけていますが、環境的な観点からも少しでも杉、ヒノキ、地松など国産材を使用できるように工夫していきたいと思います。

2009.03.06

UK邸新築工事現場にて

 UK邸の基礎工事と埋め戻しも終わり1階のコンクリート
 躯体工事まで来ました。

 現在、柱型から鉄筋を組んでいます。

 打放しの壁は補修がしにくいので、工事に入る前に図面で
 細かい部分まで検討が必要です。

 窓や軒、2階の取合い部はもちろんのこと、コンクリート
 型枠をどのように組んでいくか割り付け、セパレーターの穴の
 位置さえも図面にて指定します。

 現在は工事も天気に恵まれて、かなり順調に進んでいます。

2009.03.04

外観の検討

このお客様は1階が事務所で2階と3階がご自宅なので、道路から玄関が見えない方が良いというご要望です。

20年も設計の仕事に携わっていると、平面だけでどのような形に見えるかほぼわかるようになりますが、その様な繊細なご要望のときなどは実際にどのように見えるか模型をつくってみます。

場合によってはいくつもパターンをつくってみます。

お客様がイメージしている完成模型ではなく、白いパネルでボリューム模型と言われているものです。

つくりだすと結構楽しいものです。

2009.02.27

またまた 天然のフローリング

天然木のフローリングです。

従来の巾90センチのものに樹種や巾広が加わりました。

上から 

■ナラフローリング  厚15mm 巾120mm

■カエデフローリング 厚15mm 巾120mm

■チークフローリング 厚15mm 巾120mm

■サクラフローリング 厚15mm 巾90mm

■クリフローリング  厚15mm 巾120mm

仕上げはすべて無塗装です。

自然素材の塗装をお勧めします。

カエデは色が一定のA級品と色ムラがあるリーズナブルなB級品があります。

今回の目玉はチークです。

高級家具の材料であるチークですが、かなり程度や色がきれいです。

最近、木の話が多いですね  好きだからしょうがないっすけど