2009.05.02
2009.04.30
UK邸のスジカイ
1階が鉄筋コンクリート造(RC造)で2階、3階が木造の場合はバランスの関係でスジカイだらけになってしまいました。
混構造は1階の揺れ方と2階、3階の揺れ方が違うので1階のRC造に合わせて剛性を高めなければいけません。
そのため、90mm×90mmのスジカイが結構入りました。
また、ときどきお客様からスジカイはたくさん入れた方がよいと思っている方もいますが、多すぎてもだめでしかもバランスよく入れないと逆効果になることもあります。
しかも、後から家族構成の変化によってリフォームされるときも入れ過ぎると融通がききません。
ですから、きっちりした強度を確保しながらバランスよく配置し、何よりも後々の自由度を考えるとできるだけ少ない方がベストです。
2009.04.23
YK邸も内装工事です。
工事も順調で現在和紙クロスを施工中です。
福井の越前和紙で壁紙を製作している和思工房さんと共同で
開発した和紙をお客様に選んで頂きました。
越前和紙で代表されるモミ柄で色は無垢材を引き立たせる
色合いを出していただきました。
もともと襖紙が多かったそうで、深く落ち着いた色合いを出すのに苦労したそうです。
2009.04.21
UK邸上棟完了
上棟が無事終わるまで、心配で心配で…
事故がないか、怪我しないか、ご近所に迷惑をかけないか、材料の手配に落ちはないか・・・・などなど
とりあえず、ほっと一安心です。
屋根始末が終わり、屋根に防水シート(ルーフィング)を張ったとたんあれだけよかった天気から一転して土砂降りです。
なんとも絶妙なタイミングです。
多分、日頃の行いがよいのだろうと自己満足です。
実はお客様の行いが良いからだと思うけど、今日だけは自己満足させてください
今回の組みあがった姿を見ると、木ってやっぱり美しいですね。
なんで、何度見ても心を動かされるのかな
私は結構飽き性なのに、こればかりは飽きません。
多分、木が不思議な力を持っているような気がしてなりません。
2009.04.17
UK邸の上棟 前建ち
3階建てでしかも少し大きな住まいのため、前建ち、上棟日、屋根始末と3日間にわたり屋根まで組み上げます。
また、屋根も7層構造のため屋根を張るだけで1日ほどかかる予定です。
通常の観田創建の仕様は6層ですが、3階建てのため防火構造の必要性があるために1層多く施工しなければなりません。
写真の中、下は日本建築の伝統的な継ぎ手である、台持ち継ぎ手とシャチ栓継です。
特に大黒柱に梁を4方向から貫通させるシャチ栓継は家の構造の要となり、非常に大切な継ぎ手です。
大工さんが1本1本手で加工したものが組みあがっていくのを見るのは楽しみです。
うちの新人君と新人さんも初めて上棟に参加しましたが、掃除と交通整理ばかりでしたが、大工さんの手加工を見せれて良かったです。
明日も今日のようにスムーズにいくとよいですね。