2009.07.23

UT邸の和室の造作

 最近の大雨とうだるような暑さが交互にやってくる
 天気に振り回されています。

 梅雨時期ってこんなに暑かったでしょうか

 でも私の自宅は緑のカーテンのおかげでいつになく
 涼しく感じますし、ようやく花も咲きだし朝、仕事にでる
 時に心和やかにしてくれます。

 さて、UT様のお宅は和室の造作に取りかかりました。

 絞り丸太はお客様自ら京都の北山までいって選んできた
 天然の絞り丸太だけあって、かなり良いものですね

 和室の柱は杉の面皮と言って、柱の4つ角に丸太部分が
 残っている柱で造作するのに大変手間と時間がかかります。

 手間をかけた分、和室の空間がなんとも言えない優しい
 空間が出来上がります。

 最近ではそのような柱を使うことが本当に少なくなってきましたが、このままではその仕事ができる大工もいなくなるかもしれません。

2009.07.17

不況の中の建築業

今日は豪雨 のなか、朝5時からついに63匹になったカブトムシを里親に出すために100円均一でかった虫籠に分けました。

さすがに少しさびしさが募ります

しかし、60匹にもなるとえさ代だけでもばかにならずやもえず、もらっていただくことにしました。

大事に育ててもらうことを祈るばかりです。

さて、最近はこのご時世ですので、大きな設備投資よりもコスト削減のための改修や修繕などの工事が多いようです。

また、個人宅でもご予算がシビヤになっている傾向があります

このような時こそ、お客様に対して親身にそして知恵を出し合い計画を進めていくことが大事です。

不況は確かに歓迎できるものではありませんが、改めて我々の仕事の重要性と大切な価値を再認識できる良いきっかけかもしれません。

ちょっと、写真と内容がずれてきてしまいました

今日は外構工事や工場の増設など様々な物件廻りと打合せに追われた一日でした、と当初書くつもりでした

2009.07.15

UK邸の和室銘木

 UK様の和室の銘木を選びに行きました。

 床柱と床框はお客様の材料支給ですので、天井板や地板
 など良いものがないか探してきました。

 銘木屋さんも最近の住宅に和室がないので、銘木を使う
 ことも少なくなったとのことです。

 シンプルなモダン建築もよいですが、やっぱり銘木は良い
 ですね。
 銘木のような様々な個性ある材料を上手に使うことも、
 いまから、特に求められてくるような気がします。

 UK様も30歳半ばですし、今の若い方に本当に良いものを
 少しでも提案できればと思います。
 

2009.07.10

28匹の子供たち

 昨日ついにうちのかぶと虫牧場にて、28匹が成虫になりました。

雄―21匹 メス―7匹です。

75匹いた幼虫は何匹かえるか楽しみです。

しかし、さすがに3世代目になりますので、例年より小さめです。

多分、血が濃くなりすぎてきたのでしょう。

今年は新しい血統を入れて、フレッシュにしないと心配です。

誰か、交換してください 

夜は消防署で救急講習を受けてきました。

父親が心室細動で倒れ、もう少し処置が早ければと悔やまれる経験があるので、早く講習を受けたいという思いがようやく実現しました。

やはり、見るとやるのでは大違いで大変良い経験になりました。

AEDの講習も見れて大変うれしかったです。 

2009.07.08

UK邸の工事も着々と進んでいます。

 UK邸は外壁、1階のコンクリート造の内部、2階3階の木工事
 の内部と3方面から工事が進んでいます。

 2階3階は大工さんの手で扉や手摺など無垢材の造作工事
 です。

 写真は階段の手摺が完成したところです。

 手摺の造作は信じられない力が加わることがあるために
 壁の内部に複雑な仕掛けが必要です。

 外部は壁の中塗りも終わり木部にリボスカラ―ワックスを
 塗っています。

 1階のコンクリート造の内部では事務所ですので軽量鉄骨で
 下地を組んでいます。

 混構造は多種多様な業者が一度に入るため、
 段取りに注意が必要です。

 また、特にUK邸では建物のすべてにおいて非常に細かく、
 図面だけではすべては職人さんに伝えることができないため
 何度も現場での打合を重ねていかねばなりません。

 その現場、現場で大変なことも違いますし問題もたくさん
 出てきます。

 しかし、だからこそもの造りって楽しいのかもしれません。

 その楽しさをもっとたくさんの人たちに伝えれればよいですね