2010.04.21

瓦の家紋

 わが町金石は銭谷五兵衛記念館にて7月から

 家紋展を開催する予定ですが、その委員として金石にある
 
 家紋の付いたものを、手分けして探しています。

 例えば、花嫁暖簾だとか風呂敷、御重などです。

 巷では、家の家紋を調べたり家系図がはやっていますが

 このお客さまも改修時に玄関上の瓦に家紋を取付ました。

 結構よいものです。

 ちなみに我が家の家紋は九枚笹です。

 さて、大工工事も大詰めです。

 工事内容も少し増えて、ゴールデンウィーク前の完成は

 難しそうですが、もう少しよろしくお願いします。

2010.04.16

犀川沿いの住まいは仕上げ工事です

 大工工事もほぼ終わり、ようやく仕上げ工事に入りました。

 このお住まいは収納はほとんど造り付けの家具です。

 壁の中にすっきり収まるように、食器棚やレンジカウンター

 そしてダイニングのテーブルまでオーダーです。

 造り付け家具も賛否があり、ご意見が分かれるところですが

 限られた空間を有効に使うことに優れているかもしれません。

 お客さまも実際に何を収納するかを細かく書いていただき

 引き出し1つ1つの大きさや高さまで打合せして決めました。

 もう1つ大切なことは、飽きの来ない素材やデザインにする

 ことも重要ではないかと思います。

2010.04.12

入母屋のお宅の大改修

玄関は天井板の張り替えと下駄箱のリファインや入洛壁の塗り替えです。

そして、円形のニッチを付けて、玄関の雰囲気を変えています。

当然中に照明を埋め込んで、生け花や絵、書でもよいと思います。

円はお客様と現場で何回もやり替えて決まりました。

最後はお客様に決めていただきましたが、ばっちりです。

下の写真は2階の屋根裏を寝室と子供部屋に改造中です。

屋根裏を無理やり部屋にしているので、チョー難題でしたが何とか良い感じに生まれ変わりそうです。

でも、一番改修していて充実感があるのは、全く風通しの悪かった家が全ての部屋の風通しが良くなったことです。

新鮮空気は家族にとっても家にとっても元気の源です。

所々に壁をぶち抜くのって意外と難しいですが、何とかなりそうです。

まだまだ、お客様に宿題をいただいていますので、何とか満足いただけるようにない知恵を絞って考えます

2010.04.09

松坂から奈良そして京都 吉野杉を探して

 私の師匠である大工の喜多さんにお願いして、吉野杉を探す旅に行ってまいりました。

 喜多さんは金沢芸術村の先生をしており、お茶室造り
 では金沢の第一人者です。

 私も商売を始めた時から、ホントにたくさんのことを
 教えていただき、師匠の1人です。

 まず、松坂のウッドピア松坂の市に行ってきました。

 ウッドピアは桧や原木などその量に圧倒されながらも
 よい杉や真桜探しです。

 価格はよいものはなかなか値がつかないようで、ここでも
 景気の影響を感じました。

 ただ、今はよいものが安く手に入りやすいのでラッキーです。

 その後は、念願の伊勢神宮に御参りして、松坂牛を食べて
 一日が終わりました。

 2日目は早朝から、奈良の桜井市にある菅生銘木市場に
 やってまいりました。

 ここはきれいな吉野杉の宝庫でした。
 あまりにも目移りして衝動買いを抑えるのがやっとです。
 しかし、市の1日前でありここでは下見程度で三和そうめんだけ
 買って退散です。

 その後、喜多さんプロデュースの京都お勧めツアーです。

 高台寺は寧々の茶室である傘亭と時雨亭に感嘆です。

 この2つは当然国宝で「利休」好みの茶室です。

 2軒目の角屋は江戸時代の高級料亭?で、当時の流行や

 文化を色濃く残っており、当時の名もない職人技に驚嘆

 しまくりです。

 大徳寺では高桐院を堪能してきました。

 今回は分刻みの旅行でゆっくりと見ることができませんしたが、

 次回はゆっくりと感性を磨きにあらためて来たいと思います。

 多分、何回来ても飽きないところに連れてきてもらいました。

 さすがに喜多さんチョイスです。

 喜多さん本当にお世話になりました  

2010.04.06

桜満開

 金沢の中心市街地に近い犀川沿いの住まいも

 大工工事がほぼ終わりつつあります。

 次は仕上げ工事にいよいよ突入です。

 住まいの前の河川敷では、桜が満開です。

 この住まいの周辺環境はすばらしいです。

 でも、それぞれの土地には必ず素晴らしい環境が

 あります。それを上手に感じられるように設計すると

 よい家が出来るかもしれませんね

 来年には満開の桜を見ながら食べる朝食はさぞ気持ちよい

 でしょうね

 もう少しなので、少々お待ちを