2010.02.24

吉野杉の四方柾

最近は春からの工事に向けてよい材料がないか探していますが、なんと吉野杉の四方柾の柱ではありませんか 

四方柾とは柱の4面全てが柾目という代物で、最近ではほとんど見かけません。

それは、ひじょ―――に高い  ということと、お客さまもそんなに高い金額をだしてほしがる人がいなくなったからではないでしょうか。

変な例えですが、マグロの大トロの中でもほんの一握りのチョーおいしい部分と言ったらよいでしょうか。

我々無垢の木を四六時中扱っていると、木目は柾目が奥ゆかしいというか品があるというか、何とも言えず好きになってきます。

また、吉野杉の赤身はさすがに日本の3大美林と言われているようにホントに落ち着いて優しい色合いです。

春から新築を予定している住まいは和室が2間続きで青森ヒバの柱に吉野杉の造作材を予定しています。

吉野杉はもともと非常に高くて銘木の1つですが、最近では使う方が少なくなり、少しお求め安くなってきていて狙い目です 

下の写真は玄関の腰に張る板に出来ないか検討中です 

2010.02.02

能登ヒバの25mmフローリング

 能登ヒバのフローリングです。

 厚みは25mmの無垢材です。

 硬過ぎず、柔らか過ぎず床にはとてもよい材料だと思います。

 また、ヒバにはヒノキチオールという成分が多く含まれており

 虫やカビがつきにくいものヒバの良さです。

また、厚みが普通のフローリングより2倍ほど厚いせいか踏みごたえが最高です。

今はリボスカラーが塗布していますが、以前私の実家の床は何とも言えない艶がでて、10年たって最高の状態になった感じです。

無垢材の良さはまさに時間が経つとさらに良くなっていくことなのかもしれませんね 

2010.01.22

杉の床板

 杉のフローリングはやっぱりいいですね 

 厚みが3センチもあるのであったかいし、踏みごたえも最高

 です。

 幅も19センチあるといいですね。

 余りの良さに在庫をたっぷりと確保しました。

 私の自宅も杉のフローリングですが、お勧めです。

 ただ、傷を気にされる方は少し二の足を踏むかもしれません。

 上は玄関ホールです。

 無垢の耳付きの玄関框に杉の床もマッチングしています。

上の写真は寝室ですが、天井板は幅が狭い杉板です。

 塗装は木のぬくもりが損なわれないように

 やっぱりリボスカラーワックスのクリア塗装です。

 2人のお子さんにも安全です 

2009.10.23

無垢の玄関框と杉のフローリング

 現在新築中の住まいの無垢の玄関框です。

 最近は薄い板をはったものがほとんどですが、玄関框は

 無垢がお勧めです。

 ぺらっとはがれることもありませんし、日焼けの仕方も

 貼りものと違い自然に焼けますので、年月を重ねた風合いが

 違います。

 下の写真はこのお宅は1階はすべて杉の30mmのフローリン

 グです。

 足触りが本当に暖かくて、冬でも温かみがあります。

 やらかくて傷がつきやすいのが欠点ですが、寝室や玄関など

 にはお勧めです

2009.10.03

UK様の住まいは桧むく材のフローリングです

 UK様の住まいのクリーニングは終了しました。

 ようやく養生をめくると桧の床が見えてきました。

 さすがに木の王様、  桧です。

 臭いもさることながら、その風合いはまさに王者の貫録があ
 ります。

 桧はヒノキチオールという殺菌作用がある成分をふんだんに
 備え、硬さも柔らか過ぎず、硬過ぎず床に座って生活するには
 最高です。

 欠点は  どうしても脂分が多いせいかキュっキュといった

 床鳴りがあります。

 それでも最も好きな床材の一つです。

 後は汚れやシミにならないようにリボスワックスを塗って完成です。

ただ、リボスワックスを塗ると残念ながら桧の香りが余りしなくなりますが、メンテンナンスのしやすさから、お客様にお勧めしています。