2011.10.31

職人のKさまの家 解体

職人のKさんのお住まいは、60歳を目前にして趣味室を中心にして、リビングや玄関、そしてポーチを修繕します。

趣味室や玄関など趣向性が強く、とてもうらやましい修繕です。

我々が還暦を向けえた時にはどうなっているかとても心配です。

さて、現地調査で判明はしていましたが、長年のシロアリの被害が深刻です。

この辺は柱や土台はすべて交換です。

白アリは柱を食べつくして皮だけにしていました 

床下に風通しが足りなかったことが原因のようです 

2011.06.23

吉野杉の塀

 吉野杉の赤身だけで造った塀です。

 吉野杉の赤身は腐りや虫による食害が非常に少なく、

 外部に適した材料です。

 焼け方も外材と違って、シルバーグレーのように

 なってきて、一段と和の庭園に似合ってきます

2011.04.18

無垢の天井板

T様邸のLDKの天井板です。

お客様の好みがモダンな感じが好きそうなので、

天井は出来るだけ高く、天井板は巾が広くしかも

本実加工のものを選びました。

天井につかえる本実加工のものがなくて苦労しま

したが、イメージ通りに出来ました  

本来は床フローリング用の無垢材ですがそれを天井に張ることにより、よりすっきりとしたデザインにしてみました。

これに、薄く着色して仕上げます。

2011.03.22

無垢の厚板

弊社で在庫している無垢の厚板です。

キハダという木で木目も色合いもがタモに似ている材料です。

今回のH5邸の家具に使用します

厚みがなんと5.5センチあり巾も55センチほどあります。

カウンターなどに使います。

下の写真は今日入手した中国の桧です

まだ、削る前なので真ん中に割れとめの蝋が塗ってあります。

実際の色合いや木目も日本の桧に近く、木目も細かくてきれいです

厚みは8センチ 巾も1M弱あり長さは3.9Mです。

さすがに重いですが大きいテーブルに最適です

やっぱり、無垢の木って写真では伝わりませんがぜんぜん違いますね 

2011.02.26

杉皮の塀

以前新築したお客様の実家の塀が劣化しているとのご相談です。

22年ほど経っているそうですが、さすがに柱や土台は青森ヒバなのでまだ大丈夫ですが、表面に張った杉皮が痛んできています 

杉皮は樹齢100年ほどの皮をはぎ、2〜3カ月積んでおくと発酵した熱で虫が逃げていくので、長持ちするそうです。

柱や土台の青森ヒバも後5年から10年ほどは持つと思いますが、今一緒に変えてしまうか悩みところです 

お客様には両方の見積を提出してみることになりました 

最近は杉皮もあまり使わなくなり、価格も高くなってしまいましたので、青森ヒバと最近よく使っている、香杉で見積を取ります。

両方とも大変耐久性が高い木ですが、香杉はお値段はお手頃です。