2009.07.02

YS邸改修工事での雨戸

10年来のお客様であるYS様のサッシやガラス、雨戸など外部廻りの修繕工事をさせていただいています。

雨戸

私が以前勤めていた関東では、雨戸を一般的にとりついていますが、ここ金沢ではほとんどの新築住宅に雨戸は取り付けません。

なぜかといわれても理由がわかりません。

ただ、金沢でも特に海側は季節風の関係で塩害が強い地域です。

上の古い雨戸の庇下が特に錆による劣化が進んでいますが、雨戸は10数年でこのような状態になります。

それは雨が当たる部分は塩が流されてさびにくいですが、庇や軒下の雨が当たりにくい部分は劣化がかなり激しくなります。

その劣化が理由かもしれませんし、また金沢のお客様は大変デザインをこだわる方が多いため、文化的につけないことが一般的になったのかもしれません。

ただ、使い方によっては非常に便利な一面もあり、雨が降っていても部屋の中に風を通すことができたり、西日などを遮るなど大変重宝します。

今回はお客様の指示で断熱雨戸に入れ替えました。

少しでも西日を防ぎ、2階の温度を下げれればという思いからです。

どのくらい下がるのか梅雨明けが楽しみです