昨日は国土交通省の方と劇的に変化している金沢港の現状を視察してきました。
大きなきっかけは以前は10mの水深しかなく、大型船が寄港できませんでしたが、今年秋には12m、更には数年後には13mの水深になり、4万t級の船舶が航行可能になりました。
それにより、大型機械などが直接海外に輸入することが可能になります。
大きなメリットとして、陸上長距離運送の必要がなくなり、CO2削減など環境面での効果や地元企業の競争力アップが期待できます。
海底から土砂を吸い上げて、巨大な鉄管で金石・大野地区の海岸に土砂を送っている浚渫船です。
埋立工事も第2期工事に入り、数年後には90ha 東京ドーム13個分の広大な土地が出現します。しかし、その土地利用は全く白紙状態だそうです。
これらに港湾周辺のハード面の変化や今年全線開通する東海北陸自動車道、更には平成14年開通の北陸新幹線と否が応でも周辺環境や状況が劇的に変化してきます。
その中で我々市民として、街をよくしていくためにはどうすればよいか、真剣に考えなければと再認識しました。