2008.07.16
外壁の下見板はいいですね。
小生の実家を5年ほど前に杉の下見板を張り変えましたが、その前は50年程前のものだそうです。
確かに杉の赤身だけ使用しているという、今では大変贅沢なものです。
赤身とは丸太の芯材の赤い部分で腐敗などに耐久性が高く、それに対して白太は腐りやすい部分です。
今は赤見だけは非常に高価でしかもなかなかそろわないので、赤白混じりの板をリボス等の防腐剤を塗布して耐久性を高めています。
それでもかなりの耐久性が期待でき、しかも乾燥すると隙間が開いて壁の中に新鮮空気を通風し、雨が降ると隙間を防ぎ雨水の侵入を防いでいます。
まさに、先人の知恵ですね。
2008.04.25
オリジナルの洗面台です。
カウンターはヤマハのボール一体型人大カウンターですが、下の
キャビネットと鏡収納はオリジナルです。
キャビネット下をオープンにするのは、限られたスペース
の中でお子さんが乗るステップや体重計、洗濯かごなどを
置くのに便利です。
また鏡自体がスライドすることにより、裏面を小物収納す
ることができ、尚且つドライヤーやひげそりをコンセント
をつけたまま収納することができます。
2008.02.19
和紙の産地である越前で開発された和紙の壁紙です。
3〜4年前からよくお客様にご提案させていただいています。
まず、何といっても安全です。
ビニルクロスとは違って化学物質の使用が非常に少なく、また気候風土が似ている非常に近い地域で作られることで環境にもやさしい素材です。
第2に越前といえば手もみです。独特のもみがらと素材感が優しくて奥行きのある空間を演出してくれます。また、木との相性が非常によく、お互いに引き立てあってくれます。
さらに自然素材なのに、価格が非常に安く施工性も確立しています。
生産工場の少量ロット生産の強みを生かし、独自の流通で産地から直接材料を送っていただくことにより、コストダウンをしています。
今も和思工房さんとコラボレートして新しい和紙の色や風合いを開発中です。
春には新色がでるので楽しみにしてください
和思工房:https://k-souken.jp/old/modules/mylinks/singlelink.php?cid=1&lid=30
2008.02.17
最近、大好きな作業着からスーツやジャケットを着る機会が増えてきたので、久しぶりに先輩のお店である金港堂でシャツを買いに…
普通のものと思っていたら、11,000円からオーダーシャツを作れるというので、ついついオーダーしてしまいました。
しかし、最寸時に首や胴回りはもちろん、腕や手首など、ありとあらゆるところを採寸するんです。
先輩の「お前腕、みじけーなーとか寸胴体系やなー」は余計でしたが、見本をみるとボタンの糸がクロスに掛けてあります。
縫製による耐久性や着易さを考えると、少し高めだけど納得です。
自分たちの家造りと共通するところがあるような気がして、ちょっと満足。
出来上がりが楽しみです。
金港堂 https://www.kinkodo.co.jp/